このコーナーは、ジュビロ磐田を追いながら私が思ったあれこれをつづっていく「LOVE JUBILO」の過去ログです。2010年分のジュビロ磐田の試合を見ての記録をここに残しておきます。

2010 ヤマザキナビスコカップ
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.31 浦和レッドダイヤモンズ 埼玉スタジアム2002 1-1 - テレビ中継もなく、見てないけれど・・・ロスタイムに追いつかれたんだって。こないだはロスタイムに逆転負け、そして今日はドロー・・・試合内容は今までで最高とか、そんなことはどうでもいい。ほしいのは結果だ。今日はいい。「ナビスコだから。」でも、日曜日はそうはいかないよ。降格につながるゲームで、もはや負けは許されない。
04.14 横浜F・マリノス ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium 勝つには勝った。荒田のゴールもよかった。しかし、あの俊輔もおらず、中澤が一人であたふたするショボショボ横浜から2点しか取れず、しかも完封できないという始末。決して手放しで喜べない結果である。
05.26 湘南ベルマーレ 平塚競技場 2-1 - テレビの報道でゴールシーンを見たのみなのでわからないが、前田が変わらず元気そうで何より。上田も今日は調子がよかったようで次に期待。
05.29 ヴィッセル神戸 ヤマハスタジアム(磐田) 2-0 stadium 決勝トーナメント進出のためにも勝って何より。ただし課題は盛りだくさん。試合開始直後からセカンドボールを全て神戸に拾われ、しつこいチェックにボールをキープすることすらできず、主導権を奪われてしまう。そんな流れを一度は断ち切ってくれたのが復帰2戦のジウシーニョ。右サイドの康裕が攻めあぐねて全く上がれない一方で、積極的に攻め上がり(そういう指示が出ていた? )、前線に顔を出していた。その結果から生まれた素晴らしいミドルシュートから先制点。そしてゴール前の攻防からこぼれ球を押し込む2点め。そこに顔を出していたことに価値がある。しかし・・・その後の3点めが取れない。後半からメンバーを代えたことが理由か、また開始直後のようなグダグダに。八田の腕一本で防ぐ相手シュートも何本かあり、肝を冷やしたが、何とか守りきって試合終了。グノと駒野の存在の大きさを思い知らされた。
06.06 清水エスパルス アウトソーシングスタジアム
日本平
0-2 - 何やってんだよ、清水相手に負けやがって。2トップを代表に取られていないのにこのていたらく。さぞかし、中盤からいいボールが出なかったのだろうと想像してしまう。それともグループリーグ1位という経過にあぐらをかいていたか? 次節はぜひとも勝利で1位突破を狙いたい。
06.09 モンテディオ山形 ヤマハスタジアム(磐田) 5-0 - 結局行かなかった。それにしても、ずいぶんと点を取ったものだ。これで肝心のリーグ戦で敵方にマークされなければいいのだが。
09.01 (準々決勝第1戦)
ベガルタ仙台
ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 - 勝ったんならいいよ。負け癖がつくより。でも、ナビスコでいくら勝ったって、リーグ戦で下位3チームにはいると降格しちゃうんだから。何はともあれ、リーグ戦だよ。
09.08 (準々決勝第2戦)
ベガルタ仙台
ユアテックスタジアム仙台 0-0 - ベスト4、準決勝進出おめでとう。これでいくら賞金と入場料収入が入るかな?
09.29 (準決勝第1戦)
川崎フロンターレ
ヤマハスタジアム(磐田) 0-1 stadium 結局、弱小チーム相手なら攻めも組み立てられたけれど、上位陣の強固なDF陣のキツイプレスの前には、ここ数試合やってきた小気味よいパスの組み立てでゴールに迫るなんてことはできやしない、ってことが見えてしまったかな。ホント、敵陣に入った途端に何もできなくなる。ましてやペナルティエリアの中ではほとんど何もさせてもらえなかった。一方で川崎の方の攻めは鋭かった。こっちのバックラインの裏を突いてくる。その処理を誤ったガンジンの対応のまずさから、あっという間に能活と黒津が一対一。惨めな点の取られ方だった。その後もシュートは打っても何も怖くないようなシュート。相手の手のひらの上で踊らされて終わったという感じだった。負けたことよりも何よりも、パクチュホが今季ほぼ絶望となってしまったことにガッカリさせられた。「森勇介」って名前、しばらく覚えておこう。
10.10 (準決勝第2戦)
川崎フロンターレ
等々力陸上競技場 3-1 - お祭りの真っ最中ということで見られなかったが、よくひっくり返した。前田、駒野、古賀、川口抜きで、苦しい時間を耐え抜き、よく頑張ったと思う。基本的には賞金稼ぎのゲームで、「タイトル」と呼ぶ価値があるかどうかは怪しいのだが、「ファイナル」という場に出るのは喜ばしいことだ。いい勝負をしてほしい。
11.03 サンフレッチェ広島
(決勝)
国立競技場 5-3 stadium 忙しい中、国立まで行った甲斐があった。船谷のゴールで先制したが、その後何のことはない場面でポッカリとマークを外し、あれよあれよという間に追いつかれてしまう。更に後半開始直後に突き放されるというまあやっぱりという展開だったが、ここでそのままズルズル行かないところが、磐田が持ち直してきているな、と思えるところ。残り時間が減ってくる中、気をもんでいたが、最後の最後に前田遼一がやってくれた。那須のシュートをGK西川が弾いたところに詰めていたのは前田!! やはり頼りになる。90分でまず追いつき、延長で一気に試合を決めにかかる。菅沼実、そして山崎のナイスゴール。2点差で決まったかに見えたところで槙野のゴールで1点差に戻すが、そこはもう一度前田遼一。素晴らしいの一言に過ぎる。
いやはや、負けないチームに、勝てるチームに戻ってきた。世界につながらなくても、それでもタイトルといえるものはうれしい。表彰式に台に上った選手たち、本当に「天晴」だ!!
2010 J-League Division 1
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.06 ベガルタ仙台 ヤマハスタジアム(磐田) 0-1 stadium 一体、首脳陣も選手も、キャンプインから今日まで何をやっていたのか。バックラインはズタズタ。特にパク・チュホは全くかみ合っておらず、イ・ガンジンもとても韓国代表とは思えないユルさ。そんなユルユルのDFラインを破るのには1分もかからなかったというところか。攻めもブチブチに切断しまくり。全くかみ合わない。サイドを攻め上がるものの、そこから中に持ち込めず、たまに持ち込めばガチガチに来る仙台にはじき返され、放り込めばだれに出したのかってぐらいの精度のなさ。攻めについては西のダメっぷりが全てだろうか。終盤松浦に切り替え、確実に流れは変わったような感じ。なぜ最初から使わなかったのか。名前だけで西を選んでいないだろうか。
こんなゲームやってれば、客足は遠のくって。混乱しているのか何なのか、オフィシャルにはなかなか監督のコメントがアップされないのだが。
03.13 アルビレックス新潟 東北電力
ビッグスワンスタジアム
1-1 TV 「どうしてこんなに一段一段なんだろう」って上村愛子のセリフを使いたくなるぐらい、負けの次は引き分け。だったら、次は勝てるのか? 怪しい。前節の反省を生かして初めからガツガツ来た新潟に対して防戦一方。試合の主導権を握られてしまった。八田が腕一本ではじき出していなければ、1-3ぐらいでも不思議ではない。那須ががんばってるのはわかるが、それ以外の中盤が本当にダメ。全くつながらない、組み立てられない。成岡は本当に敵の「攻めの起点」になってるし、船谷は全く動けず。そして左サイドバックは何とかならないのだろうか。あれなら金沢の方がいいって。なじむまでは我慢して使わねばならないのだろうか。今日は本当に「那須様、八田様」だ。
03.21 名古屋グランパスエイト 名古屋市瑞穂陸上競技場 0-2 stadium 情けない。確かに先週は「八田様」だったが、あれはいただけない。風が強いこと、ボールが流れることはその前のピッチ練習でわかっていたはずだ。第1節以上のスピード失点に、見ている方も冷める冷める。最初から追う立場となり、その後は前に前にという姿勢での試合となったが、中盤から前線へのつなぎが下手すぎる。西は変わらずブレーキ。そして成岡は存在感なし。クロスも相手に読まれっぱなしでゴール前でつぶされてばかり。決まった、と思ったシュートもしっかりと楢崎がはじき出し・・・。一方のグランパスも決してよい状態ではなく、補強した割には冴えないな、と見ていて思ったが、そこはさすが。最後のケネディの2点めは、マークのいないところにしっかりクロスを上げられ、そこに入ってくるという、点を取るためのお手本のような形。クロスを読まれてつぶされてばかりの我がチームとは大違いだった。救いはパク・チュホが何とかかんとかかみ合い始めたことぐらいだろうか。さてさて、3節終わって未だ勝ち星なし。今度のホームでも負けだと、いよいよ大変なことになりそうな気がする。サンガ相手に勝てないとね・・・。
03.27 京都サンガF.C. ヤマハスタジアム(磐田) 2-3 stadium 2トップが1点ずつ取ったのに、引き分けにもできない。ひどい話だ。まず八田については前節あれだけの目にあったにもかかわらず、ループへの警戒があまりにも薄すぎ。狙われてるよ。中盤もひどい。西や成岡は本当にブレーキ。特に成岡については存在感全くなし・・・。
04.04 ガンバ大阪 ヤマハスタジアム(磐田) 4-3 stadium 勝つっていいねぇ。ただし課題は山積。点の取られ方は全て情けない形だった。とても前節までの反省が生きているとは思えない。点を取ってもすぐ追いつかれる様にはガッカリさせられた。終盤のグノに代えて大井を投入した5バックは何か策があったとはとても思えない。むしろそれまでグノが抑えていた相手の後方からのフィードを許してしまい、前線にボールが放り込まれて危険な状況が次々と生み出された。とはいえ、今日の前半のように選手たちが気持ちをむき出しにしてボールに向かい、速い判断で動き出すようなゲームが続けてできれば、いい方向に向かうのでは。期待したい。
04.10 湘南ベルマーレ 平塚競技場 0-0 stadium やはり続かなかった。前半は強気に出てくる湘南に対して防戦一方。いつの間に守ってカウンターというチームになったんだ? というぐらいに押されていた。後半は少し盛り返したが、カウンターの応酬というぐらいに行ったり来たり。何本か惜しいシュートもあったが、こちらもあわや八田の腕一本で弾いたというものもあり、お互い様といったところか。調子を上げてきたといわれていた上田が今ひとつ。成岡も存在感なし。そして西も暑さのためか精彩を欠き、グノも今ひとつキレが感じられず・・・疲れているのだろうか。今週は水曜にナビスコ、そしてまた土曜日に試合とタイトなスケジュールが続くが、だいじょうぶなのだろうか。
04.17 大宮アルディージャ ヤマハスタジアム(磐田) 1-1 stadium 何はともあれ、勝ち点0は免れた、というだけの試合。最終ラインで横パスを繰り返し、前線にロングボールを放り込むだけというショボイ大宮から結局1点しか奪えなかった。最もその1点である前田のゴールは素晴らしかったけれど、そのほかがダメすぎ。パク・チュホだけは左サイドでがんばっていたが、あとの中盤は何? 西も調子を落としているのか、信じられないようなミスを繰り返すし、成岡については変わらず存在感なし。にもかかわらず松浦が投入されたのは後半30分過ぎ、荒田に至ってはほとんど終了間際。だらけた試合展開を活性化させるのはメンバー交代しかないと思うのだが・・・。途中からはすっかり大宮に会わせてバックラインでの横パス+ロングボール放り込みになっちゃうし、見ていて情けなかった。
04.24 浦和レッドダイヤモンズ 埼玉スタジアム2002 1-0 TV 「金星」である。敵地で首位に勝つって、並大抵のことではないが、よくやった。確かに浦和の攻撃の稚拙さに助けられたところはあるし、八田も腕一本で守ったり、ポストに助けられたりという場面もあったが、大事なところで浦和の攻撃を摘み、攻めもきちんと中盤が機能して体を張ってボールを守り、正確にパスを出して組み立てていた。ああいう試合をこれからも繰り返せば、客は戻ってくるのではないかな。ただしそれには、そのようなサッカーができることが定着することが必要だが。調子を落としていた西も健在であること、ジレや能活の復帰も近いことなど、明るい材料も多い。ただ、楽観するのは次節勝って、その勢いでホームで勝つこと。それができれば、今後集客増も見込まれるだろう。
05.01 横浜F・マリノス 日産スタジアム 0-1 stadium ダメ。決定機を決められないFW、走れないし、消えちゃうMF、途中交代で投入されても流れを変えるどころか、自分も消えちゃうMF、いらない。失点も不運? 不運じゃないよ。あんなにポッカリ空けてるんだもの。これで方向性はまちがってない、まだ第何節、なんて言ってる首脳陣はホント、お気楽だ。どうして荒田をもう少し長い時間使わないかな。
05.05 サンフレッチェ広島 ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium 最初の失点の仕方は情けないものだったが、その後、急に広島の勢いがダウン、磐田の勢いが増し始める。前節までは存在感のなかった成岡や、こちらも今ひとつぱっとしなかった上田康太も今日はよく動き、中盤を構成、攻めを組み立てた。また、攻守において那須が本当によく体を張った。多くのピンチの芽を摘み、攻めの起点にもなった。そして前線で本当にボールがきちんとコントロールされ、つなぐことができるようになっていた。後半、金沢を投入し、パク・チュホを前に上げてからは更に動きが活性化、広島のゴールを脅かすことができるようになった。前田のゴールもこんな中から生まれた。ゴール前に詰めていてこぼれ球をヘッドでループ気味にゴールしたり、ゴール前で敵DFをかわしてシュートとか、素晴らしい出来だった。しかし・・・言うほど守りは堅いわけではなく、終盤は広島の猛攻を受けることに。これに耐えに耐えて手にした勝ち点3。笛と同時に体の力が抜けるぐらい、ドキドキしたゲーム、久しぶりなような気がする。
05.08 ヴィッセル神戸 ホームズスタジアム神戸 0-3 TV お話にならない。お休み。
05.16 川崎フロンターレ ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 stadium 前半は生き生きと選手たちが動いていて、やりたいサッカーができている、という感じだった。それにしても川崎はどうしたのだろう、というぐらいの動きの悪さだった。ラフプレーで止めるしかできない。ジウシーニョの動きがそこまで予想外だったのだろうか。何はともあれ、復帰弾を自らたたき込み、相手を翻弄する彼らしい動きがよくできていた。後半早々に退いたが、早く完全復帰してチームを救ってほしい。後半は川崎も息を吹き返し、失点シーンも含め、危うい場面を何度も作られた。そんな中で今まで存在感のなかった成岡が教はよく動けていた。ゴールも見事だった。ジウシーニョの復帰に危機感を感じてがんばっているのであれば、それはそれで○だ。
07.17 清水エスパルス アウトソーシングスタジアム
日本平
0-0 stadium 駒野、ジウシーニョの両サイドを起点に前田にいい形でボールが入って、何度もチャンスを作り続けてきたのだが・・・結局点を取ることはできず。押し続けながら勝ちきれなかった。残念だ。ただ、相手にも何度もあわやというシーンは作られていて、どちらに点が入っていても不思議ではない状態だった。まずはイ・ガンジン、そして加賀が離脱する中で負けなかったこと、よく耐えたことを称えるべきだろう。しかし、やはりボランチ陣に物足りなさ、危うさを感じてしまう。特に上田康太などはピンチを招く場面などもあり、これからもこの形で行くとなると不安も大きい。ガンジン、戻ってきてくれ。
07.24 鹿島アントラーズ ヤマハスタジアム(磐田) 2-3 TV 情けなさ過ぎ。前半と後半で別チームになってしまった。見事に走り負けているし、後半は全然ボールを保持して自分たちのペースを作ることができなかった。失点はいずれもヘディングから。そしてセットプレーにめっぽう弱いと来た。対策はとれないものだろうか。けが人は多い、相変わらずスタミナが90分持たない、一体フィジカルコーチはじめトレーナー関係は何をやっているのだろう。へばってきた選手を替えても投入されるのが船谷では・・・菅沼はもう少し様子を見ないとわからないが、荒田はそろそろ結果を出さないと。すぐ水曜日に次のゲーム。建て直す時間はあるのだろうか。
07.28 FC東京 国立競技場 1-1 TV この辺が弱さなんだろうな。決めきれない。あれだけのシュートを放ちながら、すべてGKのセーブの網に。そして奪われるときはあっさり奪われる。情けなさ過ぎ。勝てば東京より上に行けるチャンスで、下位陣を突き放すチャンスだったのに・・・。
07.31 セレッソ大阪 ヤマハスタジアム(磐田) 0-3 stadium 今季最悪のゲーム。何もできなかった。前節までは勝てない原因を大井に押しつける形になってきたが、今節は確実にボランチの2人だ。守れない、攻めを組み立てられない。まともにボールを持つことすらできない。トラップミスからあっさりボールを奪われて、為す術なくシュートを決められる様子を見せられては、観客としては沈黙せざるを得ない。「ぼくがゲームを壊した」? そのとおりだよ、康裕君。ガンジンが戻り次第、君はベンチ要員ということでいいから。いや、ゲームの流れを変えられないような選手はベンチにもいらないかな。実際ベンチに入っているメンバーを見ても、まったく期待が持てる選手がいない。こいつらなら何とかしてくれる、って選手がいない。本当に情けない。
08.07 モンテディオ山形 NDソフトスタジアム山形 0-1 TV 前半こそポゼッションも高く、敵陣内にボールを持ち込むことができた。しかしそれだけ。ゴール前では全く味方同士がかみ合わず、変なところにボールがいったり、もらい損なったり。結果、ゴールを奪えないまま、ゴールのにおいすら感じられないまま。そして後半立ち上がり、磐田の右サイドを崩され、一瞬の気の緩みからか相手にマークにつかず、そのまま失点。チュホのミスではあるが、前節の彼のボランチに入ってからのがんばりを見た者としては彼だけを責める気にはなれない。その前に上田だって詰められただろうし・・・何より、どうしてこれを取り返すようなゴールが奪えないのだろう。実質前田の1トップになっているため、前田が徹底マークされると攻撃は機能しないし、2列目からのとび出しも今ひとつ。船谷なんぞは途中出場では「流れを変えられない」という意味なのか、何と先発起用。そして結局役目を果たせず。だったらジウシーニョ先発でよかったんじゃないの? 菅原だってせっかく獲ったのだから、使うべきだと思うのだが、どうも頭の固いあの指揮官はこの程度の策しか考えられないようだ。これでいよいよ危険水域だ。お隣の「首位」と戦うまでは2連勝で行かねばなるまい。
08.15 大宮アルディージャ NACK5スタジアム大宮 0-0 stadium ひどいゲームだった。前半は、「前半こそポゼッションも高く、敵陣内にボールを持ち込むことができた。しかしそれだけ。ゴール前では全く味方同士がかみ合わず、変なところにボールがいったり、もらい損なったり。結果、ゴールを奪えないまま、ゴールのにおいすら感じられないまま。」という前節のコメントをそのまま使おう。つまり何も変わっていない。そりゃそうだ。メンバーもそのまま、練習で特に新しいことをやったという報道もない、これでは同じようなゲームが繰り返されるのはごく自然なこと。変わったことといえば、後半の立ち上がりに点を取られなかったことぐらいか。その後は結構あぶない場面も多く、能活に救われた場面もいくつか。サイドから攻め上がってクロスを放り込むしか手はないのだろうか。ボランチ(特に上田)がゲームを組み立てるシーン、西や船谷が突っかける、飛び出す、そんな場面が全くない。もう船谷はやめたら? あんな存在感のない2列目はいらない。ジウシーニョでいいよ。
08.18 ヴィッセル神戸 ヤマハスタジアム(磐田) 3-2 stadium 何はともあれ、勝つってのはいい。ホームで勝てないっていうのは順位を落とすだけでなく、観客の足を遠のかせてしまうことにもなりかねないから。少なくともハラハラしながらも勝つその喜び、安堵感というものを感じることができた。とはいえ、課題は山積。本当に船谷の存在感がない。全くと言っていいほど消えてしまっている。そして上田。攻守いずれも要になれていない。この2人のミスから厳しい場面を作られることもあり、ここには早急に手を入れなければなるまい。
08.22 清水エスパルス エコパスタジアム 2-1 stadium 祝・連勝。続けて、しかも宿敵に勝てるということは自信にもなる。西とチュホが出場停止という厳しい布陣の中で西の代わりに入った康裕が意地を見せた。ボランチとして起用された時はミス連発、W杯後の停滞の「戦犯」でもあっただけに、「復活」と呼ぶにはまだ早いかもしれないが、勝利に貢献する力になっていた。一方で船谷は・・・ダメだな。あれなら最初から成岡でいい。本当に失望させられた。前田のゴールが出ないのはこの辺も一因であるとも言えよう。最後に・・・勝つには勝ったが、終盤は本当に見ていてしんどかった。精神的によくない。
08.29 ガンバ大阪 万博記念競技場 0-2 TV 何か2週間前に戻ったみたいな弱さ。28番なんかどこで何やってるかわからないし。前半終わりごろのヒールパスからつくったチャンスぐらいじゃない? 27番も守れないは、攻めの起点になれず、変なところにボールを出すは。情けない。ホント、若手を大事に育てられないチームだ、救いは後半入った康裕と菅沼が意地を見せたぐらいだろうか。
09.11 湘南ベルマーレ ヤマハスタジアム(磐田) 3-2 stadium 前半は素晴らしかった。珍しい上田のヘッドからの先制点、西からのクロスも精度が高く、ボールがネットを揺らしたときには自然と声を上げていた。その後もかつての磐田を思い出すかのような美しいパス交換でゴールに迫ったり、果敢に相手に体を寄せ、ボールを奪ったり。そんな中で再びきれいなクロスに反応したのは前田。本当に久しぶり。やはり取るべき人が取らないと。しかしよかったのはここまで。その数分後、見苦しいぐらいにユルユルマークの坂本にゴールを献上し、失点。この後の後半は前半の見事な攻めの組み立てはなりを潜め、押し込まれっぱなしの状態に。でも1点リードしている、ということが何となく抱いていた「余裕」を「緩慢」に変えてしまう。そんなところを見事に突かれて2失点目。ここまでの磐田のだらしなさ加減を見ていると、突き放すのは無理だとさえ思えた。しかし・・・選手たちはよくがんばった。康裕からのクロスをしっかりとしっかり首を振り、キーパーを避けてヘッドを流し込んで見事に突き放した。まず勝ったことは収穫。ただし、しっかりと反省する必要はあるだろう。
09.18 FC東京 ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 TV 仕事でスタジアムに行けず、ビデオ観戦。しかし・・・3点めが取れない、そして2点差でいいムードを後半もできない、というのが前節から進歩がないというか。2得点は確かによかった。1点めの上田→船谷→ジウシーニョと流れるように続いたパスは素晴らしい。2点めの前田のトリッキーなプレーから生まれたシュートもよかった。一時は本当に「ザ・伸び悩み」としてチームのブレーキだった上田、船谷、山本康裕も前半に限って言えば素晴らしかった。ただ、後半は・・・? 菅沼もがんばったが、まだ西の存在感には及ばないか。何はともあれ、連勝は素晴らしい。残留にめどをつけるためにも、勝ち続けてほしい。
09.25 京都サンガFC 京都市西京極総合運動公園
陸上競技場兼球技場
1-0 stadium 3連勝は快挙だが、徐々にパワーダウンしているような感じ。パスコースを読まれ(または信じられないようなパスミスをし)、カットされ、逆襲され、はね返すのに必死で、の繰り返し。船谷はいつものことだが、ジウシーニョが目立たなかったのが苦戦の要因のような気がする。それでも、最後の最後で体を張ってゴールを防いだのが勝ちにつながった。買ったことが何よりの収穫。
10.03 横浜F・マリノス ヤマハスタジアム(磐田) 0-0 stadium ずいぶんひどい試合を見せられたものだ。と言っても、磐田に対してではなく、吉田寿光主審に対して。横浜のファウルは取らずに磐田のファウルにはカードをつけて取りまくる、ゴールを2つ取り消す等々。そして挙げ句の果てにはレッド2枚で古賀退場。こんなことをされた日にはもはや戦術がどうのとか言う問題ではなくなってくる。よくぞしのいで0-0に終わらせた。勝ち点1は収穫かもしれない。久々に見る最悪の審判のゲームだった。
10.16 サンフレッチェ広島 広島ビッグアーチ 1-1 TV 勝てなかった。でも負けなかっただけいいのか。前半は押しながらも一瞬の緩みを突かれて惨めなループからの失点。その後もなかなか追いつけなかったが、菅沼投入でクロスをしっかり合わせた前田のゴールで同点。でもそこまで。横浜、広島と、上位に食い込んでいくためには勝ち点3を積み上げていかなければいけない相手に2引き分け・・・広島に負けなかったことで、ナビスコ決勝の前に「苦手意識」を持たずにすんだだけでもよかったか。
10.23 浦和レッドダイヤモンズ エコパスタジアム 2-1 stadium いやぁ、よく勝った。押し込まれることが多かった前半は、前田以外の前線の4人が全く目立たなかった。これでは今日は点は入らないかと思っていたが、ゴールラインを割ったかに見えたボールを前田が中山ばりのファイトでボールに追いつき、敵DFを左右に振りながらかわしてゴール前にしっかりと詰めたジウシーニョに送るところなど素晴らしい得点だった。CKからの那須の逆転弾もよくもあそこまで詰めて、狙ってたな、というぐらい。よく頑張った。こういう我慢の戦いができるようになっていくと、だんだん自分たちへの自信がついていくのではないだろうか。
10.30 川崎フロンターレ 等々力陸上競技場 1-1 TV 残念だ。自らのシュートのクリアを押し込んだジウシーニョのゴールが素晴らしかっただけに、その後ポッカリ空いたところを憲剛に見抜かれ、矢島に決められてしまった同点ゴールは悔しいの一言だ。ただ、そこまで、特に前半はフロンターレペース。能活の右手だけで2点は防いでいた。前半耐え抜き、後半はガツガツとゴールに迫ったが、終盤隙を突かれた、そんな試合だった。ただ、台風の敵地で負けなかったことは評価してもいいだろう。
11.06 アルビレックス新潟 ヤマハスタジアム(磐田) 1-1 stadium 休日出勤の仕事を早く切り上げることができたため、急遽スタジアムで観戦できることになった。それなのに・・・あんなへっぽこ審判が取ったあんなへっぽこPKを決められてしまい、それが90分ずっと重くのしかかるとは。チュホを欠き、駒野を欠き、加賀を欠き、ガンジンを欠き、西もスタメンで起用できず・・・満身創痍の磐田はなかなか形を作ることができず、このままタイムアップか、と思われたロスタイムに前田の同点弾。助かった。それにしても柳下さんよ、新聞あたりに「磐田を復活させた指揮官」みたいに現在完了形で書かれて舞い上がっちゃったのか、それとも来季契約すべきかどうかの「ラボ」にしちゃったのか、わからないが、あれだけ使えない荒田を導入するのはどうかな。ほかにも「お試し」みたいな使い方があまりにも目についたような気が。
11.14 ベガルタ仙台 ユアテックスタジアム仙台 0-3 TV つまらないミスからボールを失い、サイドから押し込まれ、ゴール前に運ばれるという危険なシーンを何度も作られ、能活のセーブで何とかこらえてきたが、それも30分まで。仙台はその後の得点機を見事に決めてきた。一方うちは2度の得点機を決められず、シュートが枠に行くことはなかった。「チャンピオン」というのはあくまでもカップ戦での話で、リーグ戦ではやはり「強さ」は見られない。この敗戦を機に「負けない磐田」などという言葉に酔っていないで、足元を見直していくべきだ。
11.20 モンテディオ山形 ヤマハスタジアム(磐田) 0-0 stadium 何だかな。立ち上がりの10分間だけは山形も「受け身」で来てくれたが、その時間に点を取れなかったのがこういう結果につながってしまった。(仮に点を取っていたとしても、この日の磐田では開き直った山形の攻めを受けて立ってしまい、同点→逆転という最悪のシナリオにもなりかねなかったが。)ホームにかかわらず、80分間を山形に主導権を握られ、ペナルティエリアのそばまでは行くがそこから先は得点の香りがする攻めはまったくできずじまい。逆につまらないミスからボールを失い、あっという間にゴール前に運ばれるという、見ていてため息が出るシーンの繰り返し。途中で松浦、菅沼、成岡を投入したが、いずれも流れを変えるには至らず、特に松浦についてはまったくよさを発揮することができないまま、ただ走り回って終わったという感じ。残留を決めたとはいえ、今季の目標にはほど遠く、せめて「Aクラス入り」するためにも残り3節、勝ち点を挙げることができるのだろうか。
11.23 鹿島アントラーズ 茨城県立
カシマサッカースタジアム
2-1 TV ホントは行きたかったんだ、連休なら。でも、仕事に追われてゲームの時間も職場で仕事、帰ってからVTR、というぐらいの今では仕方がないか。でも、改めて、行けばよかったと後悔。前田のゴール、そしてやればできる子、脩斗の見事なサイド突破から、ジウシーニョへのピンポイントクロスはなかなか見られるものではない。前半終盤の嫌な時間に岩政に1点差に詰められたが、そこから崩れなかったのはがんばった。何よりも能活の気持ちの入ったセーブには心を打たれた。こんなゲームはやっぱり生で見て何より。FOOTBALL好きでよかった、と思えたはずなのだが、仕方ないか。おそらく今日行ってたら、明日からの3日間、ドエライ目に遭ってただろうから。
11.27 名古屋グランパスエイト ヤマハスタジアム(磐田) 1-2 stadium 前半はいいところがなかった。特に前半の前半は足取りも重く、パスミスだらけ、セカンドボールも拾えず、ひたすら押し込まれるという時間帯で、そんな中で不運にも取られたFKから1失点、そして押し込まれた結果のゴール前でのごちゃごちゃした競り合いから能活の反応の逆を突く惨めなコロコロシュート。前半16分までに2失点というのはあまりに重い。その後は流れを押し戻すものの、決められないまま時は過ぎ、じわじわとのしかかってくる。そんな気分の中で前田の意地のヘッド。見事な100ゴール目だった。結局そのままタイムアップ。勝ち点を上積みできず、順位は変わらず。悔しい敗戦となった。せっかくカブで行ったのに・・・不敗神話は途絶えた。
12.04 セレッソ大阪 キンチョウスタジアム
(旧 長居球技場)
2-6 stadium これまたひどい試合を観てしまった。裏を取られる速攻を守りきれず2失点。後半点を取り返すものの、その都度突き放され、終わってみればアドリアーノに4点献上。その後もちがう相手に似たような形で次々と取られ、完全に崩壊。この無様な試合はこの最終節を単なる「実験室」と考えていたかのようなスタメン発表の時点から何となく想像はできたのだが、さすがに目の前でそれを見せられると・・・。その後の采配も不可解であったり、何も流れを変えられなかったり。「柳下実験室」は目も当てられないひどい状態で幕を閉じた。
第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
09.05 愛媛FCしまなみ
(第2回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 - 申し訳ない。前日代表戦に参戦し、週末にやり残した仕事が積んでいたのと、翌日が仕事という中でナイトゲームということで、何か気持ち的にスタジアムに向かうパワーが出なかった。勝って何より。
10.13 ヴァンフォーレ甲府
(第3回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 - 急な仕事で観戦が不可に。残念。次回も平日埼玉でこれまた見に行けず。こうなったら、浦和に勝ってクリスマスまで勝ち残っていただくしかない。それにしても先制されるとは・・・。逆転できたからよかったものの・・・。
11.17 浦和レッドダイヤモンズ
(第4回戦)
埼玉スタジアム2002 0-1 - 90回の記念大会なのにこんなテレビ中継のないところで負けやがって。天皇杯を一度も見ずに敗退するのなんて、何年ぶりだろう。とにかく、ナビスコ優勝以降の不調を引きずりながら、そのままこれという打開策も見つからないまま敗退した様子。これはこの後のリーグ戦にも尾を引きそうだ。と言うのもともかく、この先の年末年始の楽しみが全くなくなってしまったのがつらい。この寂しさを紛らわすにはスキーにでも行くしかないのだろうか。
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