このコーナーは、ジュビロ磐田を追いながら私が思ったあれこれをつづっていく「LOVE JUBILO」の過去ログです。2009年分のジュビロ磐田の試合を見ての記録をここに残しておきます。

2009 ヤマザキナビスコカップ
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.25 横浜F・マリノス ヤマハスタジアム(磐田) 0-0 stadium 負けなかった、でよしとしなければならない時代なのか。確かにゴールは割られなかった。代表落ちした能活の気合いと言うところか。しかしボールをもってからの判断の遅さ(特に山本修斗)、そして全く次に何をするかのイメージがチームとして共有されていないことが気になった。また、バックラインの裏を取ることを規制しているのか、とも思えるぐらいに走らない。結果的に足元ねらいのパスばかりとなり、簡単に読まれ、カットされるという場面の連発。チームとしてどういう攻めをしたいのかがまったくわからない。後ろのお兄さんたち曰く、「つまんねー!!」そりゃそうだよな。これではとても初めてサッカーを見に来ました、という人を連れてこられない。またスタジアムに足を運ぼうなどとだれも思わないだろう。結果6,000人を切る無様な来場者数。そりゃそうだろう。
03.29 アルビレックス新潟 東北電力
ビッグスワンスタジアム
0-0 - 見てないので何とも。でも、相変わらず攻めが組み立てられない様子で。
05.20 大宮アルディージャ NAC5スタジアム大宮 0-1 - 見てません。連敗です。
06.03 浦和レッドダイヤモンズ 駒場スタジアム 0-1 - もしかして予選敗退?
06.07 大分トリニータ ヤマハスタジアム(磐田) 2-2 stadium 何とか追いついたという試合。それだけ。何も印象に残らない。
06.13 サンフレッチェ広島 鹿児島県立
鴨池陸上競技場
2-1 - BSのJリーグタイムのハイライト映像のみ見た。前田の2ゴールはいい兆しだ。イ・グノがああいう方向性で、フロントが動く気配がないのであれば、生え抜きががんばらざるを得ない。カレン、帰って来られそうか?
2009 J-League Division 1
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.07 モンテディオ山形 ヤマハスタジアム(磐田) 2-6 stadium 呆然。中盤が全くできてない。特に犬塚、山本のボランチは最悪。左サイドの駒野もひどい。出足で完全に負け、パスコースは読まれ、カウンターから簡単に数的不利を作られる。これでは大量失点は致し方ない。厳しいシーズンになりそうだ。
03.14 ガンバ大阪 万博記念競技場 1-4 TV レフリーがどうのとかそういう問題ではない。力の差は歴然。向こうのボールは全く取りに行けない一方でこちらはキープすらままならないのだから。結局苦し紛れのロングパスを前に放り込むのだが、全く味方に渡らず。たまに前線に攻め上がれても、これまたゴール前で精度を欠き、全く相手にとって脅威にならず、挙げ句の果てには川口が正面のシュートをキャッチミスという大ポカも。現状ではチーム体制浮上の気配は全くなし。特に失点癖を防ぐきっかけは何も見いだせないまま。4バックシステムが本当にこのチームに合っているのか、サイド攻撃、特に左サイドが機能しないのはなぜなのか、配置されている選手は本当に適材適所なのか、そして本当に補強は那須だけでよかったのか(っていうか、その那須は役に立っていると言えるのか?)、そして指揮官はもっと力量と経験がある人を選ぶべきではなかったのか、早くも指揮官やフロントの責任も含めて考えるべき時が来てしまったようだ。
03.21 浦和レッドダイヤモンズ エコパスタジアム 1-1 stadium まずは初めての勝ち点1にホッと、というところか。もちろんホームでのドローは負けに等しいのだが、「浦和に」「エコパで」「負けなかった」ということは確かに監督の言うとおり次につながると前向きに考えたい。相手はチームとしては下り坂だが個々の能力は高いので、何度も危険な場面は作られた。よく凌いできたのだが、能活のとび出しは見逃してはくれなかったというところか。残念。ただし、あっという間に裏を取られるとか、サイドを突破されるというシーンは減少。犬塚も前ほどのダメダメさはなく、康裕もよく頑張っていた。選手交代も納得できるものだった。ただし・・・前田の存在感がまるでない。ほとんど消えていたといったら言い過ぎだろうか。
04.04 FC東京 ヤマハスタジアム(磐田) 0-1 stadium どうなんでしょう。あの監督を信じて着いていっていいものなのか。6試合終わって勝ちなし。これは本当に次につながる敗戦なのか、それともこれから延々と続く連敗街道の始まりなのか。確かに2度あったビッグチャンスをものにできなかったのは不運だった。でも、取るべき人が取らなきゃ勝つことはできないだろう。前田。点が取れないのはおろか、ボールコントロール、ポストプレーすら満足にできない。いつまで彼を使い続けるのか。采配も? 交代させるのならジウシーニョの前に前田ではないのか。よく守れているとも言うが、あの失点シーンはゴール真正面をぽっかり空けてしまったことによるもの。 一瞬でも集中が切れ、1点を争うゲームを落としたのであれば、守りはダメだったと言うことではないのか? どうして雨の中あんな思いをして見に行き、ホームゲームでこんな思いをして帰らねばならないのか。そりゃ、客も入らないわけだ。
04.11 JEFユナイテッド千葉 フクダ電子アリーナ 1-1 TV 前田の初ゴールに、磐田浮上とする見方もあるが、あれだけどフリーなら当然。それより何よりあのシーン以外、特に前半のほとんど存在感のなさの方が気になった。彼自体は何も上向いていない。チームとしても、前半は特に中盤に失望。全く攻めが組み立てられず。全てが後手後手。これじゃ、ダービーもおもしろくなさそうだ。
04.19 清水エスパルス エコパスタジアム 3-0 stadium まずは何より今季初勝利、よかった。そして今日デビューの李が2ゴール。今日だけで判断できるものではないが、きちんと決めるべきものを決められ、足元の技術もしっかりしてそうだし、まだ十分なじんでいるとは言えないけれど、しっかりと自分のほしい場所をアピールして動き出せているところから見て、期待していいように思う。彼が動くことにより、前田などの周囲もさらに動きやすくなるだろうし、次節以降ジウも入るとどのような前線になるのか興味深い。あと、能活も復調の兆しが感じられた。こちらも期待したい。何はともあれ、よかった。
04.25 京都サンガFC 京都市西京極総合運動公園
陸上競技場兼球技場
3-2 TV 勝ちはしたが手放しでは喜べない情けないゲームだった。2失点はいずれも情けない形からの失点だった。1失点目は敵のスピードに命からがらCKに逃げたが、そのCKですっかりマークを外され失点。2失点目はこれまた中盤の底で捕まえきれずにつながれ、最後は能活も引っ張り出されてフリーの奴に決められる始末。撃てば絶対に枠を外さないイ・グノ、そして途中投入からしっかり結果を出したジウシーニョのおかげで再逆転できたが、「これまでの磐田だったら」絶望するしかないような点の失い方だった。ちょっと守りを見直す必要ありだろう。
04.29 横浜F・マリノス 日産スタジアム 0-1 TV ジウシーニョはベンチスタートするべき選手なのだろうか。では、前田や西、太田をベンチに座らせるのかと言われれば、確かにそれも考えてしまうが、ジウの体調さえ完璧ならば90分使うべきではないかと思う。そうすれば膠着状態だった前半のうちに何らかの攻撃の形をつくれたのではないかとさえ思う。今日の前田は存在感なかった。以前の前田に戻ったかのようだ。失点シーンは情けない。始まりは駒野のパスミスでボールを失うところから。その後、ボランチ段階で全くつぶすことができず、あっさりと渡邉千真と決められてしまった。こうしてみると両サイドバックも本当に十分な仕事をしているとは思えず、情けないばかり。その後も失点には至らなかったが川口からのキックが直接敵に返ってしまうなど、危険なシーン続々。外しまくってくれた山瀬に感謝するしかない。一桁順位のために、また次節からこつこつと積み上げていくしかない。
05.02 ヴィッセル神戸 ヤマハスタジアム(磐田) 1-0 stadium まずは連敗阻止、勝ち点3、そして中位と下位の間まで順位を上げたことは素直に喜びたい。終盤を除けば守備もまずまず安定していた。しかし攻めについてはいろいろ課題を残した。確かに徐々にいい形を作れるようになってきているが最後の最後に決めきれない。前田はループこそ素晴らしかったがそれ以外は「撃たない」場面が多すぎ。イ・グノについても小休止状態。ジウシーニョも後ろに下がったとはいえ、もっと勝負してほしい。次節は上位の新潟相手。ここで新潟とどれだけやれるかで今後「中の上」に食い込めるかどうかを占えるように思う。
05.05 アルビレックス新潟 東北電力
ビッグスワンスタジアム
3-3 TV ホッとした。この流れでこのまま負けるのかよ、と思っていたが、最後の最後に流れどおり、何とか追いつくことができた。とはいえ、もろい。守りのもろさは横浜戦のころから変わっていない。そして前半2点を一気に取った時間帯、そして後半の上田康太投入直後の押せ押せの時間帯に点が取れなかったのが本当に痛かった。最初の失点はロドリゴのミスから。その後は速攻に全く対処できず2失点。こうなるとやはり4バックが機能していないと言うしかない。4バックが「駒野と太田を同時に使うためのシステム」だったのであれば、ジウシーニョをああいう形で起用して太田を使わない現状ならば4バックにしておく必要などないのではないか。加賀を投入し、3バックを再構築し、今こそジウシーニョをトップ下に置くべきではないか? 前線の動きが出だしを除けば悪くなかっただけに、そして前節もしかして成長してる? と感じた山本脩斗がやはりそれほどでもなく、矢野にやられたい放題やられていた現状から考えればやむを得ないかなと。すぐには間に合わないかもしれないが、月末の中断期間あたりをつかって考え直した方がいいのではないか。
05.09 大宮アルディージャ ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 stadium 本当にイ・グノ様々である。相手のミスから奪ったボールを確実に決める様や後半ロスタイムの深く角度のないところから2人を交わしてのシュートは素晴らしいものがあった。彼の加入により確実にチームは活性化し、別のチームに生まれ変わっている。敵ボール前での動きもつなぎも見ていて痛快だ。西のゴールもこの活性化の中から生まれたものだろう。しかし・・・グノに移籍の噂が。彼が抜けた時、彼の得点力はともかく、今の動きが引き続き機能していくのか、それが問題だ。
05.16 川崎フロンターレ 等々力陸上競技場 0-2 TV これが現在の実力なのだろう。上位陣相手には現在の磐田の力は「いい勝負」をするのがいいところだ。キックオフから10分ぐらいしたところから徐々に押し返し、シュート数などでは相手を圧倒したものの、最後の一手が正確さを欠き、決めきれず。しかしその正確さを欠くのは相手の練られた守備によるものではないだろうか。最後には一瞬のほころびを見逃さなかった。そしてロスタイムの惨めな追加点。やはり磐田はまだ降格争いをするチームなのだ。
05.24 名古屋グランパスエイト ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium まずは勝てて何より。前半は押し込みつつも点が取れないというまるで前節のような展開。セットプレーも全く脅威にならず。しかし一転、山本康裕が負傷交代すると試合はグランパスペースに。前線が孤立しがちになり、その後ろを起点にどんどんと攻め込まれる始末。それでも最後の最後で何とか耐えているという感じ。相手の小川が退場してくれて何とか持ちこたえられたが、そうでなければ厳しかったのではないか。このまま点が取れずに終わるのかと思い始めた終盤、ヘディングシュートのこぼれ球を那須が見事にネットに突き刺し、磐田初ゴール。さらに成岡の見事なミドルも決まって盛り上がった。終盤の1失点は余分だったが、チャンピオンズリーグ出場チームのグランパスに勝って中断期間に入れたことは大きな自信になるだろう。
06.20 鹿島アントラーズ カシマサッカースタジアム 0-1 TV 可能性を感じたのはカレンと松浦が投入されてからだろうか。それまでは完全に一方的に押し込まれた試合。その原因は背番号10と20の「一の位0コンビ」だろうか。本当に役に立たない。特に20についてはそろそろ見切りをつけてもいいと思うし、最低限あんなプレーをした奴を90分使うべきではない。グノはもう帰ってこないわけで、当然点が取れて前線でキープできる強力なFWはほしいわけではあるが、それ以上に左サイドの補強は急務ではないかと思う。
06.27 柏レイソル ヤマハスタジアム(磐田) 2-3 stadium ありえない逆転負け。成岡のFW起用、そして那須のボランチ、大井のセンターバックはよいとして、いつまで山本脩斗を使い続けるつもりなのだろうか。1失点目のきっかけとなった副審、そして主審もひどかったが今日は両サイドバックがひどかった。駒野のあり得ないバックパスからのミス、そして全くと言っていいほど役に立っていない山本脩斗。なぜ村井を使おうとしない? ベンチにも入れない? (その割にはこれまた使えない萬代などをベンチ入りさせたりして。)今すぐに「柳下×」とは言わないが、これ以上戦力にならない者を90分使い続けるという偏った考えしかできないのなら、考えざるを得ない。そしてフロント。補強を考えているのだろうな? 今動かないと、シーズン終盤までに間に合わないぞ。
07.05 サンフレッチェ広島 広島ビッグアーチ 1-0 TV 勝つことは勝った。しかし「辛勝」だ。山本脩斗を外し、左に駒野、右に加賀という両サイドを起点に、何度も相手ゴール前に攻め上がった。しかし決め切れず、追加点は取れなかった。一方でゴール前で危険な場面を許し、何度も危機的な場面を作られた。相手のしょぼさと能活の集中したセーブのおかげで完封できたが、5点ぐらい取られていても仕方ない状況だった。次節、連敗記録更新中の大分に確実に勝ち、開幕戦で屈辱を与えてくれた山形戦につながねばならない。
07.12 大分トリニータ ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 stadium スコアだけ見れば快勝。でも・・・本当に? 確かに選手交代するたびに、得点が。でも・・・本当に? 決して采配が当たったとは言えないと思う。だったらなぜあんなにダメダメな成岡や康太をスタメン起用したのか、そして西をあそこまで引っ張ったのか・・・。能活の神懸かりセーブの連発なくしてこの勝利はなかったと思う。次はあの屈辱の開幕戦が記憶に新しい山形戦だが、かなり厳しい戦いになることが見込まれる。
07.19 モンテディオ山形 NDソフトスタジアム山形 1-3 stadium だめだよな。あんな守りしかできない(簡単にかわされて決められる、つかずに見送り、あわやという場面を作られる)奴がキャプテンマークを巻き、もう一人は2失点に絡む大ボケをやらかしながらそんな2人がCBなんだもの。もっともその前のボランチも不安定で、特に康裕は危険な場面を何度も作っていたし。これでは3失点も仕方あるまい。攻めについては全く形を作れなかった。クロスやパスが不安定な両サイド、一人で勝手なジウシーニョ、全くと言っていいほど存在感のない成岡、1点こそ決めたがまだまだ動きには不満のある前田・・・これであの「ガッツ軍団」にリベンジなんて100年早い。こういう負け方はめげる。
07.26 横浜F・マリノス ヤマハスタジアム(磐田) 1-1 stadium 情けない。後ろの席の小学生が言ってたよ。「イ・グノがいなきゃ負けてたよ。」って。本当にもろいんだな、ディフェンスライン。あっという間にボールを運ばれ、ラインをずるずると下げ、ゴール前をぽっかりと空け・・・。一方で攻めはといえば、単調に精度の悪いクロスやロングボールを放り込むだけ。セカンドボールも全く拾えず。パスもミスだらけであっという間に相手にかっさらわれる。そして交代で入った連中が何にも仕事をしない。成岡、お前が一番ボールに近いんだから、走れや!! 何のための背番号10? 何のための途中交代? 走れない奴は途中交代で入る意味はない。吉彰の方が役に立つように私は思うのだが・・・どうなの? 柳下さんよ。
08.01 JEFユナイテッド千葉 ヤマハスタジアム(磐田) 3-2 stadium 何とか逃げ切った、というところか。開始直後、やはり走り回る相手に苦しめられた。しかしそんな重苦しい気分を破った岡田隆の見事なミドルシュート、今でもあの弾道が頭の中に焼き付いている。あれで流れが変わった。村井の粘りに粘った角度のないところからのシュート、そして前田の渾身のヘッド・・・ここまでは完璧だった。しかし・・・後半、メンバーを入れ替えた千葉に対応できず、ずるずるといつもの磐田が戻ってくる。セカンドボールが拾えない、中盤でプレスをかけられない、あっという間にペナルティエリアまで運ばれ、ラインをずるずる下げる、マークの甘い中で簡単にシュートを打たれる・・・毎度の光景だ。そして今回も・・・見苦しいぐらいのあっという間の2失点。その後も攻められ続け、何とかタイムアップまで逃げ切ったという感じだ。3点のリードでも危うい、というのは何はともあれ守りに大きな問題があるのは否めまい。適性である選手が適切に配置されているのか、「育成」の名の下に不適性な選手がひいきで起用されていないか、交代選手は本当に適切に選ばれているのか、守りの戦術は適切なのか、そして状況に応じた対策をとるような指示は出されているのか(少なくとも後半の危機的な状況の中で柳下監督が立ち上がって指示を送っている姿は私は確認できなかった。)・・・このままでは厳しい、と感じた。
08.16 大宮アルディージャ 熊谷スポーツ文化公園
陸上競技場
1-1 TV 1点を守りきれるとは思わなかったが。はっきり言って、攻めの形はほとんど作れていなかったし、前半だってシュートらしいシュートをほとんど撃てない中でよくぞ西がワンチャンスをものにしたというゴールだった。それにしても本当にもろい。後半になって藤本主税を自由にする場面が多くなっていてまずいと思っていた矢先の同点ゴールだった。投入されたラファエルへの対応も後手後手の感は否めず、後半については全く点が取れる気がしなかった。それにしても本当に駒野のクロスはひどい。精度ってものが全くない。全く可能性を感じない。
08.19 川崎フロンターレ ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium 前田の1点目はしびれた。胸トラップからのボレーなんて、まさにワールドクラス。その後の2点目もグノが精度の高いクロスを入れて、それをしっかりものにしたもので、素晴らしかった。ジュニーニョをいらいらさせるぐらいよく走り、つないでゴール前に迫る攻めができていた前半だったが、後半はまるで別のチームというお得意のパターン。ハーフタイムにレナチーニョを投入されると後半開始から1分持たないなんてさすが。ホントに対応能力がなくもろい。その後はとにかく相手の攻めをはね返し、はね返しの40分あまり。加賀、康裕、秀人と投入したが守備はなかなか固まらず。ロスタイム5分の長かったこと。上位陣に勝ったことは喜ばしいし、自信になるが、それにしても・・・疲れた。次の日が休暇で本当によかった。
08.22 清水エスパルス アウトソーシングスタジアム
日本平
(旧・日本平スタジアム)
1-5 stadium 川崎に勝って「もしかしてACL」なんてコメントを某サイトで目にしたが、そんなわけないだろ。これがこのチームの、そして指揮官の指揮官としての限界なのだろう。セカンドボールを拾えない、サイド以外からの攻めの組み立てができない、全くマーキングができない、走るチームには全然対応できない、といった不安がボロボロと目の前にさらけ出された。そしてそれらに全くと言っていいほど対応できない指揮官。選手交代も素人目から見ても「?」のつくものばかり。最後の最後に成岡が投入された時には「終わった」。できることならスタジアムを後にしたいぐらいだったが「史上最悪のダービー惨敗」という歴史の生き証人になっておくのもいいかと思い、最後の最後まで見届けさせてもらった。
これで次どんな手を打ってくるか、これで指揮官の力量が見えるというもの。相変わらずの温情采配で「5の倍数」にこだわろうものなら「補強の最有力候補はだれでもない、新監督だ」と言わざるを得まい。
08.29 ガンバ大阪 エコパスタジアム 1-3 stadium 一週間何をしていたのだ? 走れない、セカンドボールが拾えない、つなげない、攻めの形が作れない(作らない? )、気がついたらぽっかりと穴があき、ホントに一瞬の間に失点する、守りの約束事など何もない・・・一体どんな練習をしていたのかと思う。まずスタメンを聞いて失望。あれだけダメダメな背番号5の倍数シリーズ(加賀を除く)がこれでもかというぐらいに出場している。特に10の倍数は本当にほかに適任者がいるでしょう。今年は上位10位以内を目指すとして、本当に現状でいいと思ってしまっているのではないだろうか。この先苦手な東京、柏、鹿島と続いているし、名古屋も好調、東京戦から下手すれば6連敗もあり得るなかで次の2つは何があっても取っておきたいところなのだが・・・。公式HP見ても、何だか危機感のないコメントを監督も背番号10も言っているし。何も変わる兆しがなく、閉塞感いっぱいだ。
09.13 大分トリニータ 九州石油ドーム 1-2 TV ひどい試合だ。まったくゲームが組み立てられない。中盤から最終ラインについては全くボールを奪えず、セカンドボールすら取れず。飛び出てくる相手に対して全てが後手後手のような印象だ。失点シーンは両方とも無様としか言いようのないDFラインの(もしくはDFとGKの)連携不足から。攻めについても不正確なロングボールを後方から放り込むだけ。これではいかに2トップが日韓代表FWでもどうにもならない。お話にならない。あと、山本脩斗。ホントいらない。はっきり言おう、「戦犯」だ。
09.19 京都サンガFC ヤマハスタジアム(磐田) 3-0 TV 左サイドが一人替わるだけでチームとしてこんなに変わるものだろうか。例の病気がよくないようでそれはそれで心配だが、彼に替わって村井の投入で左サイドから中央にかけてのボールの動きは落ち着いてなめらかになった。いい形で中に入ってくることもできていて、グノの先制点もそこから生まれた。この形でいいんじゃないのかな。あと岡田のボランチがよく効いていた。よく走って体を張って守り、そして攻めに加わる・・・これでいろいろな可能性が高まったように思う。前線のコンビネーションもよくなってきた。それだけに今後への期待が高まっていたところだが・・・能活、全治半年!? よくもやってくれたな、金・・・この代償は大きい。
09.26 FC東京 味の素スタジアム 2-3 stadium 最後はやっぱりあの男か・・・。ガク〜ン。能活離脱の中、八田は前半よく頑張っていた。声も出し、落ち着いていたのではと思う。前半機能しなかった前線も、後半は少しずつサイドとかみ合うようになり、チャンスを作り始める。石川に決められた後も落ち込むことなく積極的に攻め上がり、見事な同点弾。その後もCKにフリーのグノがしっかり合わせ、逆転と、ここまでは素晴らしかった。しかし・・・。前線に出すボールがことごとくカットされ、速攻の逆襲を食らうように。これが何度も繰り返されるうちに、マークも緩くなり始め、嫌な雰囲気が漂い始め・・・残り10分、苦しいのでは、と思い始めた矢先のことだった。ここまでがんばってきた八田の弾ききれなかったこぼれ球を長友に押し込まれ、そしてロスタイムの悪夢・・・。目標とする勝ち点40まであと5点・・・少なくとも次節、降格圏内にいる柏にだけは絶対に負けられない。
10.03 柏レイソル 日立柏サッカー場 2-1 stadium 何はともあれ勝ってよかった。この先強豪との対戦が続く中で、勝ち点を積める相手は確実に取っていかねばならない。右サイドを巧く破った中から生まれた前田のゴールは素晴らしかった(西などの動きも素晴らしかった。)が、試合自体はボールを支配されながら何とかそれをはね返し、攻め上がっては奪い返され、の繰り返し。柏も雑だったり詰めが甘かったりでチャンスを決められずにいたが、ゴール前でよりによってフランサをフリーに。ダメだこりゃ。その後も押される時間が続いたが、相変わらず柏のダメさに助けられる。そんな中、期待していなかった10番の投入だが・・・これが決勝点を生み出すことに。決していい内容ではなかったが、この勝ち点3は大きい。
10.17 鹿島アントラーズ ヤマハスタジアム(磐田) 0-0 TV 取れる時に点は取っておきたい、と改めて思ったゲームだった。前半のまだ鹿島が本調子でない時間帯は気持ちよいぐらいにパスがつながり、ゴール前に迫れていた。犬塚も今シーズンの中では最高のできといってよいぐらい前線といい関わりを見せ、起点になっていた。岡田と成岡のボランチコンビもバランスよく、落ち着いていた。しかし前線が決めきれず、時間が過ぎていくうちに鹿島が息を吹き返し始め、ペナルティエリア手前で磐田守備陣が捕まえられないように。そんな中、八田は厳しいシュートを何度も浴びるが落ち着いてセーブ。終了間際も厳しい攻めを受けるがしっかり守り、なおも攻めの姿勢を通してタイムアップ。勝ち点は1にとどまったし、前半の取れる時間帯に取っておくべきだったと思う。しかし鹿島を押し込み、バランスよくリズムよくゲームを運べたということは次節に向けて自信をもってもよいだろう。
10.25 名古屋グランパスエイト 豊田スタジアム 3-3 TV すべてはあのオウンゴールから・・・なのか。前半は危うい場面もあったが、いい形でボールをつなぎ、前田の見事なハットトリックで「磐田の立ち直りも本物、もう大丈夫だろう」と安心しかけていたのだが・・・。後半、名古屋の猛攻に全然対応できなくなってしまう。そんな中でまずは大井健太郎のオウンゴール。これをきっかけに、前半とは全く反対に名古屋の猛攻が始まる。攻めについては後半もそれなりの形も作ってはいたが、よく走る名古屋に徐々に中盤がついていけなくなり、ラインも下がり、隙を突かれて2失点目。そしてペナルティエリアへの侵入を許した相手をまたまた大井が倒してしまい、PK→3失点目。楽勝ムードからからあっというまの同点・・・「やっぱり磐田、こんなもの」というゲームになってしまった。今日はバランスを欠くことになってしまった大井の投入と茶野の左サイドへのチェンジが全てだろう。
11.08 アルビレックス新潟 ヤマハスタジアム(磐田) 0-2 stadium 情けない。為す術なく負けた。試合開始直後から新潟の激しいチェックにボールをつなぐことはおろか、キープすらできず。取られては攻められ、取られては攻められの繰り返し。そんなドタバタの中でゴール前にふわりと揚がったボールの落下点を八田が見誤り、飛び出したもののボールに触れないまま、そのボールをゴールされ失点。その後も覇気がなく、出足で負ける中盤、ゴール前でスルーを繰り返したり、パス先を探したりして結局奪われたりと消極的なFW、上背の高い相手とわかっていながら単純なクロス(それも精度がめっちゃ低い)を繰り返すサイドなど、どうにもならない。特に前目でプレーした松浦がまったく攻めの起点になれず、西とのレベルの差が浮き彫りになってしまった。残り3節、目標である10位以内は本当に達成できるのか。
11.21 浦和レッドダイヤモンズ 埼玉スタジアム2002 2-3 stadium タイムアップ10秒前のロスタイムの失点というショッキングな結果にもかかわらず、意外と冷静だった。上位争いをするわけでもなく、残留争いをするわけでもない中途半端な位置にいることと、自分の中で「なるべくしてなった」という結果であることから。ロスタイムにあんなところでFKなんか与えれば、そりゃ、何か起こるだろうって。その前にも逆転されて本気になった浦和をまったく抑えられず、あたふたする様を見ていたら、「底力の差」は歴然としていたかな、と。これで年間10位という目標は厳しくなったか。ま、「スシ・ボンバーさん」に点を取られなかっただけよしというところか。
11.28 サンフレッチェ広島 ヤマハスタジアム(磐田) 0-1 stadium 中山のホーム最終戦、勝利はもちろんのこと、なるべく点差を付けて中山の出場時間を長くしたいという思いでキックオフを迎えた。しかし・・・おそらく現有メンバーではおそらく来年度の主力をにらんで選んだと思われるスタメンが機能せず、前半にあったいい時間帯も攻め込めど外しまくるという始末。こうなると、現有戦力では向こうの方が上。破られるのは予想どおりだった。それもまさに今季らしい簡単にDFラインを破られてぶち込まれるという徹底ぶり。情けない。これで残り1節。10位以内にはいるのは不可能となった。早速公約を守れないという現政権のようになってしまった。
12.05 ヴィッセル神戸 ホームズスタジアム神戸 1-1 stadium 確かに最後に何とかして追いつきたいという「気持ち」を感じることができた。しかし、今回も来年度を意識したスタメンと思われるが、守りについては不安定だった。あんなところで外に弾くのでなく、中に返してしまう上田康太はどうだろう。そのほかにも真ん中をぽっかりと破られたり、左右につり出されたのに全くついて行けず、ということが何度も。このメンバーでこの戦い方を続ける限り、来季も上位進出なんて夢のまた夢、降格争いに冷や冷やする1年になるものと思われる。あれだけの2トップを置いていながらそれに向けて攻めを組み立てられない中盤も悲しい。船谷、成岡・・・このあたりがどうして成長できないのか、本人が悪いだけなのか、それとも育成のシステムに問題があるのか、検証する必要があると思われる。いずれにせよ、試合終盤は中山を投入できる状況ではなかった。こんな形で彼と別れねばならないというのも残念。救いは中山が引き上げる時、磐田側だけでなく、神戸からもコールが起きて、スタジアムで一体となって中山を送り出せたことだろう。
第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
10.11 高知大学
(第2回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 2-0 - 見ていないので何とも言えないが、浦和などが初戦敗退してしまう中で順当に勝てて何よりである。とはいえ、金沢のケガが気になる。×が出ての交代だったようだが、回復までに時間がかかるのだろうか。Jの方の次節は大事な鹿島戦なのだが・・・。
10.31 鹿屋体育大学
(第3回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 - 結果だけ見てると大勝のように見えるが、実は90分では勝ちきれない危うい試合だった様子。それもフルメンバーを使ってだ。
11.15 名古屋グランパスエイト
(第4回戦)
名古屋市瑞穂公園
陸上競技場
1-3 stadium 決して相手だってよかったわけではないのに・・・金沢の一発退場は大きかった。あのバックチャージは仮にゴールを決められたとしても、あのグランパス相手だったら90分の間にはまだチャンスはあったはずなのだ。なのに・・・。でも、よく見ていると相手を全く捕まえられていない。やはりこの結果は妥当なものなのか?
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