このコーナーは、ジュビロ磐田を追いながら私が思ったあれこれをつづっていく「LOVE JUBILO」の過去ログです。2007年分のジュビロ磐田の試合を見ての記録をここに残しておきます。

2007 ヤマザキナビスコカップ
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.21 FC東京 ヤマハスタジアム(磐田) 2-2 stadium リーグ戦から中2日で同じ相手というこの組み合わせはどうかと思うが、何はともあれ、FC東京福西の初磐田見参。こちらは西を失い、ファブリシオを欠く苦しい布陣だが、そうそう簡単にいい思いをさせるわけにはいかない。さぞかし選手は気合いが入っているかと思ったのだが・・・!?スタメン3トップは全く機能しないは、足下だけを狙うパスは次から次へとカットされ、ついにはカットされるどころか、敵さんに「待ってました」と言われんばかりの「パス」も。サイドからの攻めもどこねらって上げてんだ?ぐらいのへなちょこクロス。途中交代を喰らった船谷、カレン、犬塚についてはしばらく見なくてもいいかな、と思うぐらいに腹が立った。加賀、ぜひ頑張ってスタメンを奪えるぐらいになってくれ、そして山本、その落ち着きとチャレンジ精神は評価する。そして能活・・・(ため息)。
03.25 横浜FC 三ツ沢球技場 0-2 - 見てないのでわかりません。でも相当情けない試合だったみたいですね・・・。
04.04 横浜FC ヤマハスタジアム(磐田) 0-1 stadium 非常に情けない試合だった。けが人のせいもあるのだろうが、布陣を変えてきて、これは何かいい形で変化があるのかな?とも思ったのだが・・・。足元を狙うパスだけで走ろうともせず、じゃ足元に来たボールをきちんとコントロールできるかといわれれば、トラップすらまともにできず、相手にかっさらわれる始末。相変わらずのバックパスばかりでわくわくするシーンなど、右サイドを大田が駆け上がったときぐらいか。はっきり言って、何のために平日仕事が終わってから車を飛ばしていったのか、情けない。パラナは消極的な部分だけが目立ち、何もそのよさを見つけられない。こりゃ、週末の「浦和」では虐殺か?
04.11 FC東京 国立競技場 1-2 - 見てないから何とも言えません。でも、何なんでしょう、この負け方は?
05.09 大分トリニータ ヤマハスタジアム(磐田) 1-0 stadium これがナビスコ初勝利・・・そしてホーム最終戦か・・・。
「次につながらないゲーム」らしく、思い切りメンバーを入れ替えてチームとしても「本気度↓」が見え見え。そしてそのとおり、前半は何をやっていたのか全く印象に残らない45分。何となく覚えているのは、やはり隊長が入る2トップはいいな、というのと、太田はやはりFWではなくあの位置だな、ということと、船谷はやはりもう一皮むけないとトップチームではやれないな、ということと、ポジションを変えた上田が目立たなかったが、これはいいことなのか? と感じたことだろうか。大分も攻めあぐねる中で、後半に入るとこの急造チームの前線が少しずつつながり始める。そんな中で船谷からのスルーパスが通り、ゴールへ向かう中山がペナルティエリアで倒され、PKに。これをまたきわどいところに決め、これが結果的に決勝点に。若手が自信をもついい機会となったが、ではスタメンの座を脅かす者がいるかと言われればそれはなし。2トップ2ボランチで太田はトップ下起用、上田がボランチで左に村井という理解できるスタメンだったが、どうせこれも今回だけで、鹿島戦ではいつものメンバーが戻ってくるんだろうな、と思うと希望も持てないまま。勝利も虚しく感じた帰り道だった。
05.23 大分トリニータ 九州石油ドーム 3-1 - 祝・田中誠、復帰。しかし、相変わらずパラナにこだわるなぁ。
ところでこだわりの1トップはどうしたの?
2007 J-League Division 1
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.04 柏レイソル 日立柏サッカー場 0-4 stadium 洒落にならない。一体どうやってボールを前に運び、どういう形から点を取るつもりだったのか。ゴール前を空けないために、どのように組織立った守りをしようとしていたのか。まず何より、走れていない。スタミナ云々で体がついていかないのではなく、走ることの必要性を選手たちが感じていない。走ってスペースを作らなきゃ、サイドやゴール前で何かやるなんてできるわけがないのに。そしてみんな考えてることがバラバラ。結果、一人でボールを持っても潰されるし、攻められれば簡単にゴール前をポッカリ空けてしまう。これでは・・・ダメだ!
03.10 大分トリニータ ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium 「J1残留への第1の正念場」を何とかクリアしたという感じ。ただし、先が開けたという感じはしなかった。前節よりもボールは回るようになり、前の方で仕掛けられるようになったが、それは大分がマークこそ厳しかったものの前回の柏ほど走り回らなかったためではないだろうか。今日は太田や菊地、上田らがサイドに張り出し、西たちも積極的に動く中で何度もゴール前までボールを運ぶことができた。しかし・・・相変わらず点は取れず。サイドから中へ折り返しても全然合わず。これは前回と変わりなし。途中太田を前に上げてからは、「このシーンは先週も観た」というような場面が何度も。失点シーンも先週のようにポッカリゴール前でフリーにしたところから。先週よりは多く作れるようになったチャンスの中からここぞというところで西とファブリシオのゴールで何とか勝ち越せたが、結局先週からの課題はそのまま残されたまま・・・ということだろうか。
03.18 FC東京 味の素スタジアム 1-0 TV 耐えた。 ルーカスの決定力のなさに助けられたところもあったが、能活、秀人、そして終盤の猛攻に耐えたディフェンスライン、本当によく我慢した。ただし・・・ゲーム全体としては決してほめられた出来ではない。特に前節は主役だったが今節は「苦戦」という状態にチームを陥れてしまった戦犯のファブリシオについては冷静さがほしい。カードを1枚もらったら、もらったなりのプレーをせねば。1枚目もカードをもらってまでやらねばならないものだったのだろうか?その他にも課題は山積。ファブリのあおりを食った形のカレンは短い時間で十分アピールできなかったところもあるが、一皮むけないとこのままではダメ。前線でボールがおさまらないようで。本人も決められないし、次にもつなぐこともできていない。新加入のパラナも雑さ加減からピンチを作ることもしばしば。とても即戦力にはなっていない。勝ったからよし、とはならない。
03.31 ジェフユナイテッド千葉 ヤマハスタジアム(磐田) 1-0 stadium どうして勝てたのか、未だに謎である。確かに得点シーンは素晴らしかったし、カレンもよく決めた。しかし・・・弱気なバックパスしか出さない(出せない?)磐田には失望。ゴールに背中を向けてパスを受け、前を向けずに返すことしかできない磐田に失望。どういう練習をしているのか知らないが、全然パスが合わず、相手にかっさらわれてばかりの磐田に失望。ゴール前に平気でノーマークを許す磐田に失望。ゴールキーパーとバックラインの呼吸が合わず、大ピンチを作る磐田に失望・・・何も変わってないではないか!?危うすぎる。来週は浦和美園で虐殺か!?
04.07 浦和レッドダイヤモンズ 埼玉スタジアム2002 1-2 TV 水曜日の横浜FC戦の時とは打って変わった、レッズの守りをかわし、サイドを中心に縦へ縦へとボールをつなぎ、ゴール前にいい形で運ぶという時間帯が前半の間続き、そのよい流れの中でパラナのクロス→カレンの先制点を得ることができた。守りも積極的にボールを奪いにいき、自分たちの時間帯を作っていた。ここまでは素晴らしかった。しかしその後、残念ながらそれまできっちりと秀人が抑えていたワシントンに小野からの絶妙なクロスが入ってしまい同点に。後半開始後もいい形でペースをつかんでいたが犬塚のヘッドや大田とキーパーの1対1がポストにはじかれるなど運がなく、結果的にこれらが勝負の分かれ目となったか。あのあたりで決めていれば違う結果になったかもしれない。残念だ。
04.14 横浜F・マリノス ヤマハスタジアム(磐田) 1-0 stadium 「決めるべきところで決めきれない」というどっちもどっちという感じのゲームだったが、それでもコマが足りない中で加賀や村井が輝きを見せたし、久しぶりのスタメンだった隊長も、動きの質の高さに変わりはなく、これまでのスタメンとは違う何かを感じた。この影響か、あれだけ頼りなかった成岡も今日は「一皮向けた」印象を受けた。チームが変わりつつあるのであればよいのだが。
04.22 ガンバ大阪 万博記念競技場 2-5 TV お話にならない。前節ちょっと10番をほめればこんなもの。3ボランチと前線をつなぐ役がまったくできていない。右サイドもあれだけやりたい放題やられてしまうと手の施しようがない。マークゆるゆる、ミス連発のバックラインも含めてタレント不足は深刻と見た。それから6番・・・やはりなぜ彼がスタメンで90分フル出場なのか私にはわからない。チェックには行けない、攻めにも絡めない(ちょこっと当ててすぐそばの選手に振るぐらいしかできてないと見た。唯一の活躍場面は得点につながったシーンで1回だけ。)、出足も遅い、何なのだ?歳も29だってことを今日初めて知ったが、本来ベテランの味を出さなきゃいけないのにやってることは若手のようなパンチのないプレーばかり。失望だ。そして途中交代の村井が2得点だが、これを采配的中と見るかどうか、私は「否」だ。あれだけ絶好調なら、なぜ最初から使わない?私は彼をスタメンに入れなかったのは「采配ミス」と見た。
下手に勝って2位なんかになって勘違いされるより、よかったかも。ここから連休いっぱいまでの3連戦を3連勝で行ければ、監督さんよ、あんたの首をつないでやってもいいかな。
04.28 サンフレッチェ広島 ヤマハスタジアム(磐田) 4-2 stadium 前半は確かによい展開だった。早い時間にカレンのダイレクトシュートが決まり、その後もゲームを支配する展開。隊長がねばって勝ち取ったCKから健太郎の見事なヘッドで2-0に。しかし前半からウェズレイをフリーにするなど守備には気がかりな点が多く心配はしていた。後半開始にあたって「開始直後の失点」がなければいけるかも、と思っていたが・・・。駒野を自由にさせ、それを受けた佐藤寿人に1点を献上すると完全に広島ペース。突き放し、返され、また突き放しの繰り返しでこれだけ見ると磐田が主導のように見えるが、内容的には支配されっぱなしだったように感じる。それにしても・・・相変わらず私には6番のよさがわからない。監督の試合後のコメントを見ても、彼を高く評価しているようだが・・・私の見る目がないのだろうか?
05.03 清水エスパルス 日本平スタジアム 1-2 stadium 前節好調のカレンをスタメンから外すという不可解な采配。機能しない1トップ3ボランチ体制というスタメンがわかった時点で厳しさを感じたが・・・。前線の孤立、成岡、パラナという中央でプレーする選手の信じられないミス、市川にやられたい放題の左サイドなどなど、やはり機能せず。守りにしてもゴール前に簡単にクロスを上げさせる、そのゴール前のチョ・ジェジンにつききれない・・・これではいくらGKが日本代表歴戦の勇士でも・・・。交代も不可解。遅すぎるカレン、林、村井の投入。一緒に見ていたエスパサポの後輩には「村井のところからしか攻められていない」と言われたぐらい。さらにミス連発で大した貢献もできず、存在意義が不明確なマルキーニョス・パラナが今節もフル出場という???も相変わらず。途中からパラナはサイドに転向したが、守りも満足にできない奴にそんな役目を与えるほど恐ろしいものはない。監督、お願いだから「パラナとセットで辞めてください。」
05.06 名古屋グランパスエイト エコパスタジアム
(旧静岡スタジアム エコパ)
1-0 stadium 結果こそ出したが・・・。相変わらず機能しない1トップ3ボランチ体制。前半はお互い何をしたいのかわからないようなグダグダした45分。後半も流れが変わりそうな気配はなく、あきらめムード。しかし吉彰からの絶妙のパスに合わせて走ったカレンが見事にゴール! これが最終的に決勝点となった。しかし90分の中でチャンスらしいチャンスはたった2回。一方押し込まれる場面は何度も。危うく能活が腕一本で防ぐ場面や、ヨンセンの足があと10cm長かったらボールはゴールへ入っていただろうと思えるクロス等々・・・。相変わらず6番は弱気な横パスやバックパスを繰り返し、あわやというシーンの始まりとなるミスをすることも。
監督さんよ、結果を出したからと言ってあなたへの不信は現時点では変わらない!!
05.12 鹿島アントラーズ カシマサッカースタジアム 1-2 TV キックオフ直後から今季ホームで勝てていない鹿島の猛攻にさらされる。強いプレス、素早い展開、全く歯が立たないまま何度もピンチに。あれだけサイドを突破され、ゴール前でユルユルだと失点は時間の問題かと思っていたが、やはり。軽々とゴール前にクロスを入れられ、能活が弾いたボールのクリアが遅れ、失点。情けない。攻めについても10番と6番がグダグダに流れをぶった切ってくれ、いいところまで運んでも芽をつぶしてしまう始末。前半終了前には流れを取り戻し、後半には大岩が退場になって数的有利を得たのにもかかわらず、結局決めきれず。挙げ句の果てには気のゆるみとしか思えないユルユルマークから2点目の失点。最後の最後には村井を下げて林を投入し、一矢報いたが、下げる奴は別にいたのではないか?
05.20 ヴィッセル神戸 ヤマハスタジアム(磐田) 2-3 stadium 何をやりたいのかわからないシステムの中で選手自身も何をしていいのかわからなかったような感じ。前線に全くボールが渡らない中でバックライン周辺で押し問答しているうちにコーナーキック崩れやパスミスからのカウンターからの無様な2失点。これで今日の試合は決まってしまった。その後前半のうちに2点は返すものの、結局は3点めは奪えず、そのうちに不可解な選手交代の中で連携がグダグダに。3失点めは完全に守備の連携のミスから見事にレアンドロにやられてしまった。
確かに選手もだらしなかった。しかし、戦術と采配についてはもっとだらしなく、理解できない。
05.27 アルビレックス新潟 ヤマハスタジアム(磐田) 2-4 stadium よくもまぁ、あんな無様なゲームを金を取って見せて平気でいられるなぁと監督・選手はもちろん、球団にも思う。相変わらずの1トップで太田のFW登録。そして左サイドへの上田康太起用。それでも前半は何とか逆転して折り返したものの、何だい、あの後半は・・・DF、ザルなんてもんじゃない。全くつき切れてない。矢野貴章のシュートの時なんかだれもついていないじゃないか!?
06.10 ヴァンフォーレ甲府 山梨県小瀬スポーツ公園
陸上競技場
6-1 stadium 大勝。しかし相手のスタメンは主力を欠いていたようだし、開始直後にGK交代という予想外のアクシデントが相手にあったし、ユルユルの中盤で好きにさせてもらったし・・・という感じだろうか。相変わらずの1トップも本当によかったのかどうか。金髪船谷は確かに点にも絡んだが、ミスからあわやという場面もあり、満足とは言い難い。守備も危険な場面を能活様々の力でしのいだシーンが何回あったことか。試合後、指揮官が自画自賛していたようだが、そんなゲームだったとはとても思えなかった。カレンはそんなに五輪予選で疲れていたのだろうか?? いやいや、単なる指揮官の好き嫌いに違いない。
06.16 横浜FC 日産スタジアム 2-1 TV ピッチ外からの雑音がものすごい1週間だったに違いない。しかし、地に落ちた「PRIDE OF IWATA」を一から積み直さなければならず、結果・内容共に求められる試合だった。実際、結果を出せたし、選手たちはゲームに集中して戦う姿勢を見せていた。村井の先発、ボランチに上田康太など、フォーメーションにも若干の変更が見られた。(当然か、駒が一つ減ったのだから。)しかし・・・相も変わらずの前田1トップ・・・カレンの価値を一体どう見ているのか・・・。ゲームの方はクリアミス+前気味に守った能活の上を越えるループシュートから失点という不運なスタート。その後も相手の密着マークになかなか主導権を奪えずじりじりと時間が過ぎていく。そんな中、前田からのボールを受けた成岡が相手を交わしてボールを持ち込み、豪快にシュート!! ネットに突き刺さる様からは、今は法に基づいて鉄格子の中に拘束されている前節の同級生のゴールを思い出した・・・複雑・・・。その後は右サイドが結構自由になり、太田吉彰攻め上がり放題。その流れの中で見事に前田の足下にボールが合い、勝ち越し点!! ただしその後は膠着状態に入ってしまい、3点めを取って最下位のチームを突き放すことができなかった。今の磐田らしく、以前からの課題は何も解決していないことも明らかになった、そんな試合だった。
06.20 大宮アルディージャ ヤマハスタジアム(磐田) 0-0 stadium 試合前にああいう形で謝罪の時間が設けられ、「今こそみんなで一つに」という雰囲気に。その結果、シーズン開幕以来積もり積もってきた「おかしいんじゃないの?」を腹の底に押し込めなければならないような空気に。確かに前半は選手のやる気が前面に押し出され、連携もよく、前へ前へと仕掛けて勝負する姿勢が見られた。これがプロのサッカーだな、とも思った。しかし・・・後半、指揮官の選手交代が裏目に出る形で全く攻めの形が作れないようになってしまった。カレンを投入するのはいいと思うが、前線でボールを支配できなくなり、前半あれほど存在感を放っていた前田、吉彰、成岡が全く目立たなくなってしまう。完全に流れを持って行かれてしまい、どうにも取り戻せず、そのままタイムアップ。それなのにみなさんの温かいこと。それって、違うんじゃないかなぁ・・・?
06.23 川崎フロンターレ 等々力陸上競技場 3-2 stadium 久しぶりにゲームを見ていてときめいた。前田の2ゴールはどちらも素晴らしかったが、2点めの方は「みんなで崩しました」って感じで、見ていてじーんと来ました!!! そのちょっと前の成岡の飛び込みも「VAMOS contigo!!! 」。ただ相変わらず失点の「され方」は、どうよ、って感じの情けなさで、特に1失点めは何とか止められなかったのか? とも思えたが・・・。それでも今日の試合はとにかく申し訳ないが「久しぶりに見た」磐田の「総力戦」っていう感じで、タイムアップの時に自然と立ち上がり、叫び、その後ため息をついてへたり込む、というそんなゲームだった。
06.30 浦和レッドダイヤモンズ エコパスタジアム
(旧静岡スタジアム エコパ)
0-2 stadium たった1分で今日のチケット代はゴミ箱行きが決定してしまった。ボールコントロールのミスからあっさりと田中達也にボールを奪われ、それを取り返すべく無理に相手を倒したことによるFKからあっさりと失点。前節に続き能活一歩も動けず、見送ってネットがゆれるという光景は観ているサポとしてもがっかりだ。その後も浦和の攻撃になすすべなく何度もゴール前へ。田中達也の飛び出しを前に出て止めきれなかった能活、そのこぼれ球をあっさり無人のゴールへループで放り込まれれば、見ているこちらも呆然。ワシントンの不調で大量失点とはならなかったが、何もさせてもらえないぐらいの磐田の動きの鈍さには、手をたたく気もなくなり、シートで腕を組むばかりになってしまった。そして本当に「ゲームが終わってしまった」のは不可解な副審のアピールから始まった田中誠への一発レッド。本当に一発レッドになるような暴言があったのか、副審は事実に基づききちんとことのいきさつを主審に伝えていたのか、言語や習慣の違いを含めた外国人レフリーとの意思疎通はきちんとできていたのか、などなど釈然としない。後半、3バックにして何とか対応しようとしたもののほとんど何もできないまま。大切な週末の時間を無駄に過ごしたな、という感じだ。
08.11 ヴィッセル神戸 ホームズスタジアム神戸
(旧神戸ウィングスタジアム)
0-4 stadium 何も言うことはない。中断期間中の1ヶ月がまるで無駄だったことが明らかに。全く連携ができておらず、つまらないミスをかっさらわれる中で4失点。中盤が全く機能せず、ボランチよりも前にボールが運べない一方で、最終ラインはグダグダ。もっとも、スタメンを見た瞬間に、今日は厳しい、と思ったけれど。
08.15 FC東京 ヤマハスタジアム(磐田) 5-2 TV @
FooTNiK
確かにサイドからの攻めは前節に比べると格段の向上を見せた。中盤で面白いぐらいにパスがつながり、撃ったシュートも次々と枠の中に吸い込まれた。しかし、私を取り囲んでいた東京サポもボヤいていたが、これは東京の寄せの弱さとDFの連携の悪さによるもので、自分たちが進歩、成熟したものと勘違いしてはならない。(決して前節はファブリシオの退場のせいなんかではない!!全くなっていなかったということがわかってないのか、監督さんよ! )それに・・・あの時間からの失点(それも2点も)は万死に値する。(そういう意味では試合後の監督の発言は甘すぎる!!)勝ったからいいということにはならない。
08.18 ジェフユナイテッド千葉 フクダ電子アリーナ 2-3 TV だから「万死に値する」と言っただろうが。確かに攻めの形は作れるようになった。しかしあのユルユルの甘いマークを突いてホイホイとクロスを放り込まれ、ズタズタにDFラインを突破され、追いつき追いつき突き放され・・・、何やってんだか。点を取ったとはいえ、あえて言うならば茶野。点なんか取らなくていいから、本来の仕事をちゃんとしてほしい。そしてスカスカの相手を捕まえられない3ボランチなんかやめていただきたい。ああ、恥ずかしい。
08.25 ヴァンフォーレ甲府 ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium 勝つには勝った。しかし、新布陣が機能したとか、熟成したとかとても思えず、試行錯誤の中でたまたま2点取れ、追いつかれなかった、ってだけだろうか。3ボランチにした割にはボランチのゾーンでボールを失い、あわやDFラインを突破される、というシーンを何度見たことか。攻めについても3人いるボランチのだれかが前線に上がることで攻撃を仕掛けていたようだが、だったら2ボランチのままで運動量のある吉彰を前線で走らせてもよいのではないか? 実際前半の攻撃はロングボールの放り込みが目立ち、中盤が機能しているようには見えなかった。(実際成岡は得点シーンまで存在感がなかったように見えた。)今回吉彰をスタメンから外し、勝ってしまったことによって、これが「既定路線」になるのではないか、ということを危惧している。それからもう一つ・・・また完封できなかった。幸い追いつかれずにすんだが、ラドンチッチがもっとチームに定着していたら、追いつかれるぐらいではすまなかったのではないだろうか。気になるのは、能活が最後のインタビューで失点が続いていることや完封できなかったことをかなり悔いていたこと。簡単にピンチを作るチームでプレーするのが嫌になり始めているのではないか、と心配してしまう。
08.29 横浜F・マリノス 横浜市三ツ沢公園球技場 1-4 TV お話にならない。前節に引き続き3ボランチの1トップ。太田をベンチに置いてのへっぽこ布陣。前半こそFマリの後手後手に回る守備のおかげで主導権を握れる時間帯もあったが、敵が修正にかかるにつれ何度も危険なシーンを作られるように。実際、こちらよりの時間帯の時も完全に崩しきることはできておらず、先制点もセットプレー時のラッキーな相手のミスのおかげ。後半相手が持ち直してくるとまったく攻撃は機能することなく、こちらのミスもあって次々と失点を重ねる始末。無意味な3ボランチのおかげでチームは攻め手を失い、守備につてもバランスを崩し、チーム崩壊という感じ。無様な大量失点による逆転負け。いっそのこと、ダービーでコテンパンにやられて・・・。
09.01 清水エスパルス エコパスタジアム
(旧静岡スタジアム エコパ)
0-1 stadium ロスタイムのセットプレーからの失点・・・情けなさ過ぎる。前半は確かにこちらでボールを持てる時間が続いたが、それはあまりに清水が悪すぎたからのような気が。そんな中でも点を取っておけばよかったのだが、得点のにおいがするシュートが撃てないこと撃てないこと。取れるときに取れないとダメだ。後半、清水は修正してきたが、相変わらず双方ともピリッとせず、拮抗した状態に。そんな中で磐田は選手交代の手を打っていくが、劇的に流れを変えることはできず。このまま勝ち点1でも仕方ないかな、と思い始めてロスタイムに突入したが・・・悲劇はその後に待っていた。以前だったらあんな負け方を、しかもダービーでしたら、しばらくは立ち直れないぐらいのダメージを負ったものだが・・・なぜこんなにサバサバしていられるのだろうか。
最後に・・・帰宅してテレビで失点シーンを見直したが、チョジェジンにマークについていたのはマコなんだ・・・。このごろどうした? それから村井。今日の村井を見ていたら、スタメンに選ばれないのも何となく理解できるような気がする。以前に見られたキレがすっかりなくなってしまった。若手への切り替えが進まないうちに、ベテランが力尽き始めてしまっているのだろうか・・・?
09.15 大宮アルディージャ 駒場スタジアム 2-0 TV なぜパラナ? あんな「攻められない、守れない」奴に・・・と思った私を許してください。2得点の起点となったことは事実で、それは見事でした。ただし・・・。実際に「置いて行かれる」シーンがあったのは事実なわけで、ボランチとしてあれはどうかと。また、せっかくこのメンバー、システムにしたのに、前半はボランチが組み立てに関わるシーンが少なく、中盤を省略した放り込みが目立ち、得点のにおいを全くと言っていいほど感じなかったわけで。守りについてもサイド、特に藤本を自由にさせすぎで、ゴール前でもマークが緩すぎ。やはり若手2人と、茶野では苦しかったか。(ちょっと辛口過ぎ? じゃ、ほめよう・・・。)2得点は素晴らしかった。見事に前線でパスをつないで崩したもので、観ていて「清々しかった」。そして、9試合ぶりの無失点、これも称えたい。(ただ、前回の完封も相手は大宮だったという事実。降格争いチーム相手でないと完封できない・・・?)これが本物であることを証明するためにも、次節が大切になってくるかと。
09.23 ガンバ大阪 ヤマハスタジアム(磐田) 1-1 stadium 無念。一つにはJ1を裁くにはあまりにも資質・力量の低すぎる審判団にゲームをぶちこわされたというところもあるが、1点差でリードしておきながらロスタイムで失点し、勝ちきれないというのはやはりまだこのチームのもろさだといわざるを得まい。実際ゴール前でフリーにしてシュートを打たれるという場面がそれまでに何回あったことか。それだけこちらのマークが試合を通して緩かったということだろう。ただし、サイドからの攻めの形は徐々にできつつあるように見えたし、あのカレンにも前に向かおうという姿勢が見えるようになった。もう少し見守ってみたい。
09.29 横浜FC ヤマハスタジアム(磐田) 3-0 stadium 結果こそ大勝。しかし相手はJ1最下位の横浜FC。見ていて気の毒になるぐらいの格下さ。なのに磐田はそんな横浜に合わせるような試合運び。どこにボール出してるの、と言いたくなるようなあり得ない連携ミスを連発。決してマークがきついわけではない、ユルユルなのに、プレゼントしてあげるようなボールの奪われ方に失望の連続。太田の調子の悪さ、そしてエンリケの「?」さが目についた。そんな中で前田ががんばった。ここ数試合、「??」というようなポジショニングやゴール前でのプレーが続いていたが、今日は見事。特に2点めは見事な切り返しからゴールに突き刺すようなシュートで痛快だった。後半は来シーズンに向けての「ラボ」ならぬ「試験室」のような雰囲気。途中出場した選手たちの動きは首脳陣、そしてフロントにはどう伝わったのか? 私の目には、中山の存在は本当に大きく見えたのだが・・・。
10.06 サンフレッチェ広島 広島ビッグアーチ 1-0 TV 厳しい試合だったが何とかものにした。ここまで苦しくしてしまったのはボールも人も動く状態でこちらのペースだった前半の前半に何度もあったチャンスをものにできなかったことと、その後敵の縦へのロングパスを封じられず佐藤などの飛び出しを許してしまうなど、流れを取り戻せなかったところが大きいのではないだろうか。この流れは後半開始後もなかなか取り戻せなかったが、パラナが駒野の動きを封じるようになり、また、広島の動きが鈍くなる中で再び前線でのパス回しが機能するようになり、成岡が見事にサイドから入ったボールをけり込んだ。今日の殊勲者はもちろんその成岡でもあるが、何度かあったピンチを防いだ能活も評価してあげたい。最後に・・・柏木。その頭、似合わねぇぞ!
10.20 鹿島アントラーズ エコパスタジアム
(旧静岡スタジアム エコパ)
1-3 stadium 何なんだか。全くゲームが作れないまま70分近い時間が経過し、その後はゴール前の混戦からけり込まれて2失点。1点を返すものの前掛かりになったところを突かれて3失点目。惨め。成岡、西が機能せず、パラナとエンリケのボランチも不安定。ダメダメだった。
10.27 アルビレックス新潟 東北電力
ビッグスワンスタジアム
(旧新潟スタジアム
ビッグスワン)
1-1 TV つなぐことすらできない磐田に失望。マイボールからのスローインが3秒後には敵に渡り、シュートにつながる大ピンチというのが何度あったことか。敵のマークが云々と言うよりは、「なぜそこにいないのに、そこにボールを出すのだ?」という意味不明なものであったり、お前があと少し走っていればという意志のなさであったり。情けない。特に西、球際に弱いなぁ。チャンスでの決定力もないし、とてもかつてFWを任せられていた時期もあったとは思えない。ほかにも失望させられた選手は数多く。カレン、パラナ、エンリケ、茶野、田中、林・・・ほとんどみんなじゃん。そして成岡。私はなぜ彼がスタメンなのかわからない。あれなら吉彰先発でいいと思うのだが。希望の光としては加賀の機を逃さない攻め上がりと前田の意表を突いたキーパーの手の上を越えるループ、久し振りの吉彰ぐらいだろうか。
11.10 名古屋グランパスエイト 豊田スタジアム 0-0 stadium 家本政明によってつぶされたゲームと言えるだろう。カードを出す自分に酔っていたとしか思えない。一方でこちらのPK?と思えたペナルティエリア内での倒されたシーンでは何のおとがめもなし。どう見ても公平性を欠いていた。ただ、彼ばかりを責めるわけにもいかない。攻めについては10人になる前から相変わらずミスが多く、ちぐはぐで、シュートに持っていく形すら作れなかった。これではつらい。ただ、10人になってから耐えたこと、その中でも攻めの姿勢を見せたことは評価したい。
11.18 川崎フロンターレ ヤマハスタジアム(磐田) 1-3 stadium 完敗。あれだけメンバーを落として一時期は優勝争いをしたチームに対するのは確かに少し無理があったか。ボランチの犬塚、そしてエンリケがため息の連続となるような甘い守備とミスを連発。それにパラナの足の遅さがさらにピンチを増大させる。3失点のいずれも「参りました。」というぐらい惨めなもの。前線も船谷が全く機能せず、FWにボールすら通らない。情けない。
11.24 大分トリニータ 九州石油ドーム 0-1 stadium ちぐはぐで中盤が機能せず、今回も攻めの形が作れなかった。サイド攻撃も左については全く機能せず、マルキには失望した。FW2人も後ろを向いてボールを受け、それを後ろに戻すばかり。これでは点が取れない。また守備ではボランチレベルで敵の攻撃を食い止められず、危険なシーンを何度も作られた。失点はFKが味方に当たってコースが変わるという不運なものだったが、それ以外にも課題は山積で内容的にも完敗だった。このような負け方を続けていると、自信をどんどん喪失していきそうだ。未来が見える時は来るのだろうか・・・?
12.01 柏レイソル ヤマハスタジアム(磐田) 4-0 stadium ホーム最終節。市町村駅伝の日と重なってしまったが、静鉄、新幹線と在来線、シャトルバスを乗り継ぎ、キックオフギリギリにスタジアムに入る。柏には開幕戦でコテンコテンにやられているし、先週のふがいなさからも考えて、どうせ今日も、と思っていた。しかし・・・。何がどうなってしまったのか、スタメンをいわゆる「追試組」を多く入れた効果が出たのか、先週のダメダメぶりはどこへ。人もボールも動くは、パスはつながるは、FWへボールが通るは、いったいどうしちゃったの?という感じ。っていうか、これだけのことができるんなら、シーズン最初からやれよって感じ。序盤こそゴール前まで迫るものの決めきれない、という「いつもどおり」の磐田だったが、どうしてどうして、前田のナイスゴールから始まって、林のオーバーヘッドは決まるは、ゴール前で西から受けたボールを上田康太がしっかり決めるは、犬塚が、あの犬塚が自ら持ち込み、振り抜いた足から繰り出されたシュートがネットに突き刺さるは、一体どうしたという怒濤のゴールラッシュ!!開幕戦の0-4のツケを返して試合は終了。おかげで試合後の挨拶は「社長の挨拶以外」ほのぼのとしたものになった。しかし・・・結局ここまで無冠。ここまでがプレシーズンマッチだったということ。天皇杯こそ、タイトルをねらいに行かねばならない。大切なのはこれから、である。そしてフロント。引き留めるべき選手は引き留め、取りに行くべき戦力はしっかり補強するという、大切な仕事をこの年末年始はお願いしたい。
第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
11.04 順天堂大学
(第4回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 6-1 stadium 結果的には大勝。しかし前半だけ見れば学生相手に「いい試合」をしてしまったという感じ。情けないと同時に、先に希望がもてない内容に失望だ。何に失望したかといえば変わっていない「ちぐはぐ」さ。サイドから攻め上がろうにも、走るべき時に走っていなかったり、パスが選手がいるところからかけ離れたところに出たり、相変わらず無意味なスルーをしてみたり。岡本達也の「凱旋ゴール」もキーパーそしてディフェンス陣の連携のまずさから生まれたもの。外国人選手たちの力量も果たして・・・?6番についてはとてもサイドから仕掛けられるタイプだとは思えない。8番ももう少し「できる男」だと思っていたが・・・。
12.08 サンフレッチェ広島
(第5回戦)
広島ビッグアーチ 0-2 TV 完敗ってのはこういうことを言うんだろうな。まさに手も足も出ない、今季の悪いところがすべて出た試合だった。走らない、足下でボールをもらいたがる、囲まれる、全然味方のいないところへパスを出す、奪われる、攻められる、なかなか取り返せない・・・前田や林にボールが収まるわけがない。しかも中盤の真ん中に陣取っているあんたがそんなていたらくでは・・・。リーグ戦の順位も、ベスト16という天皇杯の成績も、今の磐田の実力を正しく反映したもので、クラブW杯の浦和と比較すると虚しさすら感じる。フロントは、首脳陣は、何ができるか、そして選手はその考え方を一から改めていただきたい。
ということで、「よいお年を。」
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