このコーナーは、ジュビロ磐田を追いながら私が思ったあれこれをつづっていく「LOVE JUBILO」の過去ログです。2006年分のジュビロ磐田の試合を見ての記録をここに残しておきます。

2006 ヤマザキナビスコカップ
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.29 セレッソ大阪 長居スタジアム 0-1 TV 全然ダメ。全く見どころ、というか見ていてわくわくするシーンがないゲームだった。攻めは全く機能せず。ボールを持つ、相手を探す、カットされる、の繰り返し。キープできても周囲が動かない、パスを出せない、囲まれてあっという間に奪われる、もしくはすっかりパスコースを読まれてカットされまくり、などまったく攻めの形が作れない。いくら何でもひどすぎ。
04.05 大宮アルディージャ ヤマハスタジアム(磐田) 1-2 stadium やっとやっとのホーム初勝利。ただし、得点シーン以外は決してよかったとは言えないと感じた。足下を狙ったパスはコースを読まれまくり、次々とカットされ、逆襲。相手が大宮だから得点につながらないものの、見ていてため息とフラストレーションがあちこちからわき上がる、そんな試合だった。カレンも変わらず機能せず。確かに太田や船谷が前線に顔を出す中から得点を奪ったが、肝心のFWは全く得点の香りを感じず。やはり2トップにして連動した動きの中から得点をねらえる形を目指すべきではないか?私の不信任は変わらない。最後に・・・前田、お帰り。まだ本調子にはほど遠いが「強さ」を感じた。
04.12 ヴァンフォーレ甲府 山梨県小瀬スポーツ公園
陸上競技場
2-2 - 観る手段がなかったので詳しくは書かないが、全くいいところなく1-2で敗れそうだったところ、ロスタイムに何とか西野が返して(!?)追いついて終わったらしい。どうせナビスコだし、ここで膿を出し切るのも良かったのかも密かに思う私はサポ失格?
04.26 大宮アルディージャ 駒場スタジアム 3-2 - 何も観ていないのでわかりません。
05.18 ヴァンフォーレ甲府 ヤマハスタジアム(磐田) 1-2 stadium ダメだこりゃ。攻めの形がほとんど作れなかった。特に成岡がトップ下に入っていた前半は。後半名波が入って多少ゲームを作れるようになったが決めきれないところは相変わらず。それと、点の入りそうな気がしない1トップはもういい加減やめてほしい。バックラインの裏をねらう動きもない。わくわくしない。
05.21 名古屋グランパスエイト 鹿児島県立
鴨池陸上競技場
2-1 - 何も観ていないのでわかりません。とはいえ、予選リーグ突破!?
06.03 横浜F・マリノス
(準々決勝)
日産スタジアム 1-2 TV W杯で忙しく、放送されてすぐに見ることはできず、試合後1ヶ月以上過ぎてから(監督も替わってから)見ているのだが・・・簡単に最終ラインの裏をとられるわ、ペナルティエリアのすぐ外あたりでまったくだれもつかない敵が何人もいるわ・・・厳しい立ち上がりだったが、前半の終わり際、いわゆる「磐田の時間帯」がやってきてその中で前田のシュートのこぼれ球を松田が処理を誤るのを見逃さず成岡がゴール!先制した。しかしこのままの流れでいけるかな、と思わせた後半開始直後、やはりペナルティエリアのすぐ外まであれよあれよと持ち込まれ、数的には優位なはずなのにみんなボールウォッチャーになってしまい、松田に決められ同点に。その後持ちこたえてきたが、本当にこれまた残り5分を切ったところのセットプレーからあっさりと久保に勝ち越し弾。情けなさ過ぎ。
06.08 横浜F・マリノス
(準々決勝)
ヤマハスタジアム(磐田) 0-2 TV 何も可能性が感じられず、全然動けてない。ゴール周りにポッカリ空いたところに敵の選手たち。全然捕まえられない。まさにザル。攻めれば攻めたでサイドを駆け上がるところまではいいが、その後何もできない。追い越し、スペースに向けての動き出しなど連動した動きもない。放り込んでもクロスの精度が悪かったり受け手がボールをきちんとコントロールできず、失うことが続く。クロスの精度ときちんとコントロールして決定力のあるシュートの打てるFW・・・このへんは監督が替わっても当面磐田の課題であり続けるのだろうなぁ。それにしても勝負がついているとはいえ、ロスタイムの失点というのは・・・。
2006 J-League Division 1
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.05 アビスパ福岡 静岡スタジアム エコパ 1-1 stadium 失望した。チームは昨年と比べてよくなるどころか悪くなっていた。味方がボールを持っても周りが動かない、なら自分でドリブル突破するかといえばそうでもない、故に持ったまましばらく考えるか、バックパスするか。これでは点は取れない。両サイドは全然機能しないし、西野も何なんだか。逆に攻められればほとんどプレスもかからないまま、あれよあれよという間にゴール前。あと3点ぐらい入っていてもおかしくはなく、よく引き分けで終われたという感じだ。観ていてとても優勝できるチームではない、と感じた。
03.11 浦和レッドダイヤモンズ 埼玉スタジアム2002 1-3 TV よく3点ですんだなぁという印象。もっとボロボロになるかと思っていたので、この結果なのに安心している自分が情けない。前半の前半はよく「しのいで」いるなぁという印象。完全に崩されない、という意味では急造4バックはそれなりに「機能していた」と言えるのだろうか。長谷部のピンポイントクロスにしっかり合わせた闘莉王のヘッドが決まってからは確実に力の差が見えてしまうゲームとなった。アレックスはあれが実力なのか、今日に合わせてきたのかは知らないけれど、あれが実力なら代表の左は彼で決まりかというぐらいの出来だった。ほかも含めて決して「小野伸二頼み」ではないチームに仕上がっていて、間違いなく優勝候補だろう。(ただ、最後のもろさは「若さ」から来るものだろうか?)
とかいいながら、よそのチームを評価してもしょうがないわけで、攻めの形が全く作れないのはどうにも・・・。サイドから持ち込んでその後どうしたいわけ?西の右サイドも名波のトップ下も機能していたとは言い難い。評価できるのは一生懸命汗をかいていた菊地だけだろうか?
03.18 京都パープルサンガ ヤマハスタジアム(磐田) 1-1 stadium 前節機能したとは言い難い4−5−1名波トップ下。しかし京都をなめているのか、それとも「熟成」させれば何とかなると思っているのか、指揮官は今回も同じ布陣でやってきた(田中誠を菊地に替えただけ)。当然機能するわけもなく、点が取れる気配はなし。守りは1枚多い分それなりに対応できているが、相手の速い攻撃には相変わらず後手に回る始末。後半は開始直後、なぜか急激にこちらの運動量が増し、その流れの中でノーマークの西がきっちりゴール。でも・・・2点目が取れず。そんな中で終盤前がかりになってパワープレーに出た京都が猛攻に。連続CKになるなど苦しい展開。そんな中でゴール前の浮き球をバウリーニョがボレーでジャストミートし、同点ゴール。そして試合終了。
最下位チームに引き分け・・・。「想定された範囲内」ではあるが、それにしても頭に来る。このシステムでは弱小チーム相手でも2点目は取れないということ、そして相手が猛攻に出ても何もベンチは修正できないということ、1点差でしかないのに「ラボ」とも思える不可解な選手交代、などなど・・・もう限界だ。
03.21 アルビレックス新潟 新潟スタジアム
ビッグスワン
2-0 net TV 勝ったことは素直にうれしい。4バックも熟成しつつある。でも、前の方は相変わらず。西が復調しつつあるように見えたし、村井と成岡の奮闘で前線の動きは変わったものの、カレンは機能したとは言えないのではないかと思う。今日の新潟のようにサイドの突破を許してくれる相手ならもっと点が取れなければならないはずなのに。相手の矢野にもう少し決定力があれば、もっと厳しくなっていたはずだ。これで指揮官の責任論はまたうやむやにされ、結局はシーズン末までズルズル行くのだろう。
03.25 川崎フロンターレ ヤマハスタジアム(磐田) 1-2 stadium っていうか、まじめに試合を振り返ってコメントを書くことすらバカらしい。確かに前半は大きなほころびもなく、いい形で前線に運んでいたが、まったく得点に結びつけるという形を作ることができない。指揮官にはっきりと言いたいが、「決めるべきところで決められない」ではないのだ。「決める形が作れていない」のだ。わかるかい?そして60分を経過した後はあのザマだ。磐田の1点はセットプレー。流れの中からは何もできていないんですけど?
04.02 大分トリニータ 大分スポーツ公園
九州石油ドーム
2-1 stadium 勝った。でも、内容的には・・・?選手たち、特にふだんチャンスをもらえていなかった選手たちからは何とかしたい、という様子が感じられた。特に、菊地と太田、森下、成岡、そしてふだんからチャンスをもらえてはいるがファブリシオ。特に菊地とファブリシオはよかった。あらゆるところに顔を出していた。しかし・・・攻めの形は?太田が入ったことにより右サイドは活性化したが相変わらず、どういう形でフィニッシュにもっていきたいのかわからない。味方がボールを持っても、全然動けていない。その辺は大分さんがうらやましくすら感じた。一時的に小康状態にこそなったが、危機はやはり進行している、私はそう思った。
04.08 FC東京 味の素スタジアム 1-3 stadium 「・・・。」
やはりここのところ、勝つには勝っていても決していい勝ち方ではなかったわけで。同点に追いついた後しばらく押し込める時間が続いたので、もしかして勝てるかも、なんてちょっと勘違いしてしまったがやはり現実は・・・。サイドから上手く持ち込めてもクロスの精度は低いは、中央に決められる選手はいないは。で、いつもは攻めは機能しなくても、少なくとも守りはまずまず、というところなのだが、今日はその守備が崩壊。あっという間にペナルティエリア内に持ち込まれ、その中で次々とマークを外される。能活の好セーブで何本か防いだが、それが決まっていればこんな点差ではなかったはず。なんだかなぁ。つまりは何も変わっておらず、今まで下位チームと当たったときに勝てていただけ。
04.16 サンフレッチェ広島 ヤマハスタジアム(磐田) 3-0 stadium 相手が最下位とはいえ、今日の動きはよかった。今までに見られなかった、味方がボールを持った時の動き出し、特に後ろから追い越していくような動きが何度も見られた。太田については素晴らしいの一言。何か吹っ切れた感じ。あれぐらいの強引さはあってもいいと思う。福西もこんなに安定しているなんて。ただし・・・後半20分過ぎの電池切れは相変わらず。今日は適切なメンバー交代等でその辺は乗り切ったが・・・。確かに9位と降格圏は脱した。しかしこれがいわゆる「3強」に通用するだろうか?そして、今日のようなパフォーマンスができるメンバーなら、もしかして今よりも優れた指揮官ならば、もう少しちがう結果が出ているのではないか・・・?そんなことを考えてしまった・・・。
04.22 ジェフユナイテッド千葉 フクダ電子アリーナ 0-0 TV 運動量で勝る千葉を0で押さえたというところはいい。でも、やはり「普通のJチーム」相手だと、今のシステムでは点は取れない、ということだろう。数々あったチャンスを不運と見る?いえ、ああいう「残念!」というシーンは今までにもあったわけで、でもかつてはそれだけで終わらずにちゃんとゴールが奪えていたわけで、やはりあの1トップってやつはどうなのかなと。(実際、数々チャンスはあったが、あわや前田が、というシーンはあったっけ?)これが前田カレンの2トップならちがう結果になってたんじゃないかな・・・。で、どうせいいブラジル人FW見つけたらあっさりと2トップにするんでしょう?選手には拍手。でも、思いつきでコロコロ変わる割には変なところだけ譲らない山本昌邦には拍手なんかできない。
04.30 ヴァンフォーレ甲府 ヤマハスタジアム(磐田) 2-0 stadium ううむ・・・どう評価してよろしいものか。確かに勝った。敵にシュートを撃たせる隙すらほとんど作らせず、ある意味快勝だ。しかし・・・。前半は確かによかった。ファブリシオのシュートは素晴らしかったし、今季初めてのFWの得点となる前田のゴールもよかった。前線に連動した動きが見られるようにもなってきて、太田吉彰が、村井が、成岡が、ファブリシオが果敢にゴールをねらってシュートを撃つ姿も見られ、甲府相手とはいえ、復調がうかがえた。しかし・・・結局3点目を決められず、後半もあれだけ攻めながらも結果を出せなかった。そしていつもの終盤の「攻められ癖」。やはり「甲府だから勝てた?」「甲府なのに後半0点だった?」と言われても仕方がない。
07.12 ガンバ大阪 石川県西部緑地公園
陸上競技場
2-2 TV 何とか追いつき、そしてG大阪の攻めに耐えた、という試合だった。攻めについては見ていてときめくサッカーになった。別段遅攻でもなくシンプルにしかしワイドにパスをつないで敵ゴール前に向かう攻撃には可能性を感じた。しかし・・・守りがゆるすぎる。守備の不安定さはひどい。敵ゴール前であっさり抜かれる、ポッカリとフリーになる選手がいる・・・これはまずい。同点に追いつかれたあの宮本を完全にフリーにしてしまった状態はどうだ?逆転のマグノアウベスへのマークもどうだ?この守備の修正は急務だろう。まずは勝ち点1を得、そして上位陣相手に勝ち点2を与えなかったことを収穫とし、この1週間を大事にしてほしい。
05.06 名古屋グランパスエイト 静岡スタジアム エコパ 2-2 stadium 序盤にしっかりキープできず、不用意にボールを失いながら右サイドを簡単に突破され、ペースをもって行かれるという展開に既によくない予感はしていた。そしてDFとGKのある意味連携ミスとも言えるやりきれない1失点目。防げた失点だっただけに悔やまれる。今日の名古屋相手では前半の間に追いつけなければ厳しいかなと思っていたら、いい位置でFK。これをファブリシオが見事に決めて同点。可能性が見えた。そして素晴らしいの一言に尽きる右サイドの突破からのクロスを流しこんだ前田の逆転弾。ここまでは素晴らしかったのだが・・・。3点目をなかなか決められず、一方名古屋の攻めになかなか中盤で食い止めが効かず、あっという間にゴール前というシーンが続く中でゴール前で相手にFKを与えてしまう。これを決められてしまい同点。結局そのまま試合終了。連休なのに、大観衆なのに、そして中断前なのに・・・モヤッと感に包まれながらの足取り重い帰り道になってしまった。まぁ、これが今の磐田の「力」なのだろう。決められない選手も、守れない選手も、そしていつまでも点の取れない1トップシステムに固執する指揮官も、全て含めて「喝」!
07.19 大宮アルディージャ 駒場スタジアム 1-2 TV 新体制2試合目でもあるし、結果については悲観していない。しかし内容は全試合に比べると少しガッカリか。相変わらず捕まえられない、広大なスペースを提供する、という守備。前半は試合のほとんどを大宮にコントロールされ、磐田はほとんどゲームを支配する時間をもてなかった。後半になって一瞬のスキをつきゴール前で成岡が決めて追いつき、また残り20分から互いに疲れが見える中でフレッシュな選手を投入する中でいい動きを見せるようになってきたが、田中誠のある意味クリアミスから失点してしまったのは残念だった。(金もしっかりシュートコースをふさいでほしかった。)2点目を早い時間に取れなかったのがつらいところ。スピードある攻め、ラストパス・クロスの精度などがもう少しよくなれば・・・。
07.22 セレッソ大阪 ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 stadium やっと結果が出た。3ゴール全て素晴らしいものだった。しかし反省すべき点は多い。守備。相変わらずザルだ。しかもサイドを崩されるというよりど真ん中を易々と突破される、というより「通り抜けられる」という状態。全く相手を捕まえられない。そしてボールを奪えない。攻めについても相手のプレスを受けると全く何もできなくなってしまう。攻撃が形になるのは相手の足が止まる後半になってから。今回はそこで決められたけれど、そこで決められなかったらこのスコアは逆になっていても不思議ではなかったと思う。相変わらずクロスやパスの精度はひどすぎ、そして服部のトラップミスなど信じられないミスも多く、次節からの3連戦が正念場だろうと思う。
07.26 横浜F・マリノス ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 stadium 前半は中盤が機能せず押し込まれることが多く、何度も能活にピンチを救われるなどどうなることかと思ったが、後半投入された大井健太郎からのパスを右サイドからつなぎ見事な前田のゴールへ。これでチームが活気づいた。太田が大きく右サイドに張り出す形になり、サイド攻撃が機能し始めるとそのすぐ後に右サイドからのクロスを美しいヘッドで前田が2点目!今季、というかここ数年見たことのないようなときめく展開が15分ぐらい続いたが、そこはやはり今の磐田。バブルがはじけるとまた押し込まれる時間に逆戻り。やはりあの流れはもう取り戻せないのか、と思い始めていた頃に予想通り失点。流れが怪しくなるが福西からのこれまた今季見たことのないようなドンピシャクロスをこれまた今季見たことがないような確実なボールコントロールで船谷がゴールへ。これで何とか試合を決定づけることができた。
後半は見ていて心がときめく場面が多かったが、やはり守備は改善されていない。「古豪3連戦」の第1戦は勝ち取ったが、残り2試合。特に次節はダービーでもある。ここで3連勝できてこそ本物だろう。
07.29 清水エスパルス 静岡スタジアム エコパ 0-2 stadium 前半がヘタレ過ぎた。中盤が全く作れない、ボールすら奪えない、プレスをかけられない・・・いつぞやの悪いクセが復活。攻めてもボールの起点がなく何となく前にボールを持っていき、ヘタクソなクロスを入れてはじき返されて逆襲の繰り返し。前田の「出る幕」すらなかった。後半はそれでも起点ができボールがつながるようになったが、相変わらずザルの守りで2点めを失ってはどうしようもなし。やはりこれで上向きなんて言っていてはダメダメ。
08.12 鹿島アントラーズ 静岡スタジアム エコパ 3-3 stadium わからない・・・これで「いいゲームができた」という監督の考えがわからない。3度のリードを追いつかれたのは単なる「不運」なのか?私の目にはなるべくしてそうなったように見えたが。どう守るか、どう攻めるか、どう点を取るか、選手たち自身、全くわかってないように見える。そのために全てにおいてちぐはぐに見える。クロスの精度の悪さもひどすぎ。3ゴール?90分の中で可能性を感じたのがそのうち後の2ゴールの時だけで、後の80数分は全く可能性を感じなかった。故に3ゴールを上げても今日は「不合格」。
08.19 名古屋グランパスエイト 名古屋市瑞穂公園
陸上競技場
1-3 TV 中盤でどうボールを奪い、どう攻めを組み立てていくのかが全く見えない。意味があるとは思えない横パス、バックパスの繰り返し、止まっている味方へのパスでしか組み立てられない攻め、そして精度の低いゴール前でのプレー。何より機能しない中盤(特に10番と23番)には本当に失望。守りについても中盤での守りが弱いのでそこから打たれたミドルシュートやそこで不用意に行ったファールによるセットプレーから3失点。まだ新監督になって1ヶ月ということで多くは望まないが、上向く兆しが見られなければこちらもいつまでも黙ってはいられない。
08.23 ジェフユナイテッド千葉 ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 stadium システムを3バックに変更し、何か今までとちがう手応えを感じ始めていた矢先のキムの一発退場、あれは一体何なのだ?3バックの磐田がどう戦うかを十分観ることができず、つまんない試合にした家本に「レッドカード」。走り込んだ西からこれまた走り込んだ吉彰へのとにかくこれ以上ないというぐらいいい形のラストパス&シュートで何とか先制した後はイエメンを上回るぐらいの「引いて守って」の中東流。交代メンバーも守備陣だけを投入し、後ろから前へ選手が押し出されてくる始末。巻のヘッドで追いつかれた時は少なくとも勝ちはない、と覚悟したものだが・・・ジェフがあんなにカウンターに弱いとは!?気がつけば3得点。でも、スコアが表すほどスカッとする試合ではなかった。
08.26 ヴァンフォーレ甲府 山梨県小瀬スポーツ公園
陸上競技場
1-1 net TV 本当にアウェーに弱いなぁ。試合の全時間を観ていたわけではないし、ネット中継の画像の荒さから背番や選手の髪型等を十分見極められず不用意なことは言えないが、サイドを突く攻めはできていたように思う。今回も吉彰は本当によく走っていたし。ただ、前節もそうだけれど、今の磐田は1点のリードをカテナチオのごとく守りきれるほど守備は鉄壁ではないにもかかわらず、かなり早い時間から守備的な布陣をとるのはどうよ、と思う。それにしても悔やまれるのはどうしてあの同点弾のこちらにとっては右サイド、押さえられなかったかなぁ。それまでは何とか封じていたのに・・・あのクロスを上げられたところで0.5点、そしてゴール前のルーズなマークで0.5点取られたというところか?
08.30 サンフレッチェ広島 広島ビッグアーチ 1-2 stadium 最悪最低の試合。前半は引いた広島に対していい形で攻め込むのだが最後の肝心なところは何もできずじまい。こういう形でゴールしたいからそのためにはこういう形でボールをもらいたい、というのが全然できていない。苦し紛れにもらったボールを何とか打つが枠の外へ、というのを散々見せられる。よっしゃいただき、というのがない。その一方で佐藤寿人とウェズレイの2トップは超脅威。この2人にボールが渡るとほぼ95%はシュートまで持ち込まれ、そのほとんどが枠に行く、という恐ろしさ。また、前半から中学生でもやらないような凡ミスが気になってはいたのだが、後半は散々。バックラインの後ろに放り込まれたボールの処理を誤り、0−1。そして不用意なトラップだか横パスだかを恥ずかしいぐらいにかっさらわれて能活と1対1。これで0−2。見ていてバカバカしくなってきた。能活、秀人、菊地、ファブリシオ、福西、そして1点も決められなかった前田と西・・・全員ダメ。前田については本当に失望したし、西についてはなぜFWをやっているのか、その適性からして理解ができない。止まってボールをもらおうなんていい加減にしてほしい。オシムジャパンに磐田が1人しかいない?当たり前だ。あんなことやってたら選ばれるわけがない。
09.09 アルビレックス新潟 ヤマハスタジアム(磐田) 7-0 stadium こんな日もあるんだな、というのが実感。あれだけ撃っても撃っても入らない時もあるのに。いい位置でもらったファブリシオのFKが見事な軌跡を描いてゴールに吸い込まれて流れが変わったか。やはり先制することがいかに大事かということがよくわかる。前節あれだけダメダメだった前田も「触るだけでいい」形を「触るだけ」で決めたし(当たり前のことを当たり前にできていなかったここ最近から考えれば、これは大事なこと。)、その後のゴール前での冷静なシュートもよかった。またこの日のベストゴールは太田吉彰。裏へ抜け出すというのはこうやるのだ、という胸のすくようなゴールだった。ただし、課題も多い。先制するまではやはり「ちぐはぐ」な攻めが目立ち、前節同様ミスも多かった。そしてそれをきっかけに逆襲を喰らうという場面も多かった。能活も含めて最終ラインがよく踏ん張ったと思う。特にボランチエリアでプレスがかからないこともあり、これが非常にこわかった。最後に・・・22番。「祭り」に加われないあなたに同情する。しかし、ハッパもかけたい。じゃ、どうすればいいのか、考えよ。
09.17 川崎フロンターレ 等々力陸上競技場 4-3 TV 前節は相手もどうよ、というところもあった一方、今日は首位争いをしている川崎が相手ということで、ここを相手にどれだけできるかが今の磐田を見極めるいい機会になると思って見た。ポジションを変えながらの攻めの連動性がまずまずできるようになってきたこと、不用意なミスでボールを失わなくなったこと、クロスが段々正確になってきたこと(!?)など評価できる点が多かったように思う。守備についても以前よりは改善されつつある。ただしふっと集中が切れる中で決められてしまう場面もあり、来年度首位争いを目指すためにはまだまだ。3失点目は完全に浮き足立っていたし、1失点目もフリーな選手をつながれての失点。やはりボランチレベルの位置でフリーにしてはいけない。
9.23 大分トリニータ ヤマハスタジアム(磐田) 2-3 stadium 無念。確かに主力4人ぬきでスタメンを組み、サブのメンバーはまるでサテライト。そんな中でよく2点取ったな、とも思う。ただし・・・あのよく動いて攻守共に貢献していた菊地の交代さえタイミングを誤らなければちがう結果になっていたのではないかと思うと残念でならない。ただ、収穫もあった。山本康裕16歳、楽しみな若手がいるものだ。短い時間ではあったが彼のプレーを見ることができ、またデビューに立ち合えたというのは来た甲斐があったかもしれない。話を戻すが、磐田再生には守備の抜本的見直しが必要。攻めこそかみ合い始めたが守りは超不安。2試合で6失点というのは如何に。
09.30 横浜F・マリノス 日産スタジアム 1-0 TV がまん強かった方が勝った、という感じか。松田のPKを能活が封じた時、まだ運はあるかも、とも思ったが、その後のミスからボールを失い大ピンチ、のオンパレードにダメだこりゃ、と思っていた。最後のクロスを入れた菊地のキレはすごかったねぇ。とはいえ、守りはボロボロ。能活様に神が降臨していなかったら大変なことに。あと、カレンがどうにもフィットしないのは何とかならないのだろうか。彼自身の問題、というところもあるだろうが、どこかの東京のチームに入ったデクノボウとはちがうし、チームとして修正できるような気もするのだが。
10.07 ガンバ大阪 静岡スタジアム エコパ 3-2 stadium 先制した時は「時間が早すぎる」と心配した。2点目が入った時は「もしかしたら」と夢を見た。しかし・・・やはりそうは簡単にいくわけがない。ここからは前節と同様「がまん比べ」が始まる。いつまで耐えられるか、という息をのむ展開に。遠藤のFKは見事で、彼を褒めるしかないが、ロスタイムの失点は・・・(沈黙)・・・。同点にされた後もガンバの猛攻は続き、気持ちの中の大部分で「勝ち点0よりは1でいいから」・・・とこのまま終わることを覚悟&希望しつつも、それでも何か起こってくれれば、と思っていたら・・・。右サイドを駆け上がる犬塚、中央に入ってくる前田。前田の動きを確認するかのように、慎重に中央にボールを返す犬塚、それをきちんと決める前田・・・まるでスローモーションのように目の前で展開されたロスタイムの決勝ゴールに立ち上がって拳を突き上げる私!いやはや、エコパの帰り道の足取りがこんなに軽かったのはいつ以来だろうか!?
10.14 大宮アルディージャ ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 TV 太田吉彰の中盤でのボール奪取から駆け上がってのゴール、素晴らしかった。高いバウンドのボールをうまく足下に収め、素早いドリブルで駆け上がってキーパーと1対1、それを落ち着いて決める・・・痛快だった。しかしその後・・・。何だい、あの秀人の守りは?ベテランのペナルティエリアの中のプレーとしてはずいぶん軽率に見えた。PKなんぞで振り出しに戻されやがって。この後はいい形でパスをつなぎながら敵ゴール前に上がるのに、ボールを奪われて右サイドを突破されて押し込まれたり、ラインの裏を簡単に突かれたり、もどかしい展開が続いていたが・・・ファブリシオのFKがバーにはじかれ、またため息かと思われたところを後半投入の犬塚がゴール前につめてきた前田に絶妙のボールで返し、それを前田がしっかり押し込んで勝ち越し!3試合連続ゴールだ!!ただし・・・その後も攻めてもバーにはじかれ、押し戻されの繰り返し。結局タイムアップまで追加点は奪えず、最後までハラハラさせられた。勝てたことはよかったが、もう少し楽に勝てたんじゃないかな?
10.21 アビスパ福岡 東平尾公園
博多の森球技場
1-2 TV 甘い。甘すぎる。何だ?あのディフェンスは?好き勝手にやらせやがって。そもそも相手に合わせた入り方をして攻めの形が全く作れない前半から、「どうよ?」とは思っていたが・・・。太田が全く目立たず、つまんないミスが続き、簡単にボールを取られ、一気にカウンターを食らい、あんなクロスを簡単に入れさせて。だれかが何とかしてくれるだろ、的パス・スルーも多すぎ。何か今年前半によく見せられたような惨めな敗戦となった。次につながるものなんか、何もない。(1点返した?追いつけたのならともかく、勝ち点につながらないのでは意味はない。)
10.28 浦和レッドダイヤモンズ ヤマハスタジアム(磐田) 3-2 TV あれだけ警戒していたワシントンにまんまと2点を決められたことはどうよ、とは思う。後半、マークが崩れはじめ、危険な場面を多く作られ、ストレスのたまる展開となったことも事実である。しかし、今節は勝ったこと、逃げ切れたことを評価したい。前半は左右によく展開し、見事にゴールを決めて先行したこと、そして後半、何とか持ちこたえて守ったことを褒めたいと思う。今回よいこととして印象に残ったことは、コンビネーションがより一層向上してきたこと、クロスの精度が向上していること、そしてカレンも前線でキープできるようになったこと、などだろうか。終わってみれば薄氷の勝利。それでも浦和に勝てたことは自信につながる。天皇杯、そして来季につなげていく試合になったのではないだろうか。
11.11 セレッソ大阪 長居第2競技場 3-2 TV 前半立て続けの2点は素晴らしかった。もちろんC大阪のマークの緩さというのもあるが、今まであのようなシュートをきちんと決めきれなかったところを何度も見てきただけに、胸のすく思いだった。しかし・・・その後失速するところは何やら前節を思い出させる始末。後半終了間際の5分間に2失点。どちらもマークのゆるいところからゴール前に放り込まれてそれをあっさりと決められるというもの。ボールを入れさせない、ということも大事なのだが。何とかFW登録の太田吉彰が気を吐いて結果を出したからよかったものの、考えさせられる試合だった。
11.18 FC東京 ヤマハスタジアム(磐田) 4-1 stadium 早い時間の前田の2得点は素晴らしかった。左からのクロスをヘッドでしっかり合わせてネットに突き刺す様、福西のシュートが惜しくもポストに阻まれたこぼれ球をしっかりつめていて、左の角度がないところからだがこれまたネットに突き刺す様は見ていて痛快だった。しかし・・・2点先行すると攻めあぐね始め、相手に圧倒され始めるのはここ最近の「お約束」なのか?右サイドを川口信男に何度となく突破され、危険な場面を作られる。後半は立ち上がりから押し込まれる嫌な展開だったが、ゴール前、フリーでボールを受けた太田吉彰がゴールに流し込むと再び磐田に主導権が。太田と前田、そしてそれに絶妙に絡む福西と両サイド・・・見ていて本当に楽しかった。しかし・・・また後半の後半、押し込まれる展開が始まる。太田に替えて大井健太郎が投入されると前線でボールがキープできなくなり、あわやという場面を何度も。そしてついに失点。余分であった。(そうそう、言い忘れたけれど、福西のゴールライン上のアクロバティッククリア。あれがなければもう1点失点していたところだ。)スコアだけ見れば快勝。しかし、課題も見えた試合だった。
11.23 京都パープルサンガ 西京極総合運動公園
陸上競技場兼球技場
3-1 stadium 厳しい試合だった。最終的には2点差がついたが、得点シーン以外はなかなかピリッとした形が作れなかったし、前半のうちはなかなか主導権を握ることができずに押し込まれる時間帯さえあった。1点取ってもそれは変わらずなかなか追加点が奪えない。吉彰の右サイド駆け上がりからきちんと合わせた西の2点目は素晴らしかったが、その後あっさりと1点返され、その後再び膠着状態。思うに今回は吉彰のよさを相手に消されてしまっていたような気がするし(得点シーン以外はほとんど吉彰が目立っていなかったような。)、ほかにも上田には福西の代わりを果たすにはまだちょっと早いような気がした。前田も決めるべき時に決めなくては・・・。結局終盤に船谷のゴールで突き放して少し安心でき、結果的には4連勝できたとはいえ、課題は大きい。このままではダービー、そして天皇杯も厳しいし、来シーズンへの期待もなかなかふくらまない。
11.26 清水エスパルス 静岡スタジアム エコパ 1-0 stadium ダービーに簡単な試合はないことはわかっている。しかし・・・内容は厳しいものだった。押し込まれると全然ボールを奪えず流れを切ることができない。今日はマークははっきりしていたようで、戸惑うことはなかったように見えたが、自陣内でボールを自由につながれ、カットすらできず、ゴールに迫られることたびたび。そのたびに肝を冷やした。最終的には相手を0点に封じ込んだものの、マルキーニョスがいたらどうなっていたことか。そのような中、果敢にゴール前に突っ込もうとした福西へのファールをこの日流しまくりの吉田主審が珍しく取ってくれて、PKに。前田がけり込み、結果これが決勝点となった。何はともあれ結果が問われるダービーできちんと結果を出せてよかった、そんなゲームだった。
12.02 鹿島アントラーズ カシマサッカースタジアム 0-3 TV 試合開始からずっと磐田ペースを保ってきたが、前半の半ばに守備にほころびが。左サイドに偏った最終ラインに対して、右を突かれ、能活も中途半端に前へ出てしまい野沢に得点を許してしまう。これ以降流れは鹿島寄りに。たまに作るチャンスも最後の一手が中途半端で最後にどうしたいのかわからない形だったり、曽我端の好セーブで決めきれなかったり。前半終了間際には中途半端な守りと能活の飛び出しにループを撃たれ、茶野のクリアであわやという場面、そして後半開始直後にはペナルティエリア外のゴール真正面で全く相手のマークにつかず野沢に2点目を。これでついに「崩壊」したという感じか。やはり急造3バック、そして田中誠、キムの守備の2枚看板を欠いては厳しかったか。それにしても、ずいぶんつまらない形でリーグ戦を終わったものである。
第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
11.04 柏レイソル
(第4回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 1-1
(PK)
9-8
stadium ヘロヘロ(選手ではなく、自分が)。久しぶりに終わった後座りこんでしまい、なかなか立ち上がれない試合だった。決していいゲームだったわけではない。確かに試合の序盤こそワンタッチで見事にボールをつなぎ、チャンスをつくり出していたし、そんな中から「教科書どおり」とも言えるような見事な崩しで先取点をもぎ取った。しかしその後は・・・。つないで前線に上がるものの、シュートに至る形をなかなか作れない。そのうち、監督は(いつもどおり)なぜかカレンをアウト。服部を入れて1トップに。しかし・・・この形ってどうよ。守れない、攻められない・・・そうこうするうちに不安定なDFを崩され、敵方の途中投入ドゥンビア(どんな人?)に同点ゴールを献上。この後、何度もチャンスを得ながらも結局決めきれず、延長でも決めきれずPK戦に。ファブリが外して敵に先行される形となったが能活のファインセーブもあり何とか勝利。J1の面目、そして2戦続けてホームでできるということへの面目を保つ形となった。それにしても・・・疲れた・・・。
12.09 大宮アルディージャ
(第5回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 1-0 stadium よくぞ勝てた。しかし本当にそれだけだ。Jの最終節鹿島戦で表れた攻守のちぐはぐさは何も改善されていない。厳しいマークに何もできず、また中盤の攻撃の組み立てがちぐはぐで、FWにボールすら渡らない。守備では何度もカウンターを許し、片方のサイドに偏った守備でゴール前を空ける場面が度々。これまた先週もよく見られたのだが右サイドの犬塚にはたくのだが、その後クロスを入れても前田が守備の前に入れなかったり、クロスの精度が悪かったり。観ていてフラストレーションがたまる展開が続いた。そのような中、西が飛び出し、きっちりとシュートを決めて1-0。この試合通して磐田唯一のこのシュートが今日の決勝点となった。
前回のように延長、そしてPKという展開だけは免れたが、課題は山積。このままでは再来週は「敵地で虐殺」ということになりかねない。
12.23 浦和レッドダイヤモンズ
(準々決勝)
埼玉スタジアム2002 3-3
(PK)
9-10
stadium 確かに2週間前の情けない状況からは脱しつつあるように感じた。前半からの展開はいくら敵方の前・中・後の主力が1人ずつ足りないとはいえ、ある意味「一方的」ですらあった。前田の先制点、そして後半に入ってすぐの福西の追加点はそのような状況の下で生まれた。しかし・・・後半からの小野伸二の投入をきっかけに、全ては狂い始めた。前半出られなかった悔しさを晴らすかのような小野の献身的な動きが流れを変えてしまい、すっかり浦和ペースに。あっという間に追いつかれ、そして逆転を許してしまった。最後、犬塚の角度のないところからのシュートが決まり、追いついたものの、結局ビッグチャンスにゴール前で空振りする(カレン)など、延長を追えても勝ちきれなかった。PKは互いにだれも外さず、10人目に。しかし、3点めを取った犬塚のキックはゴール左にそれ、万事休す。シーズンは終了した。
これにて今季は終戦。まだまだやれただろうに・・・。
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