このコーナーは、ジュビロ磐田を追いながら私が思ったあれこれをつづっていく「LOVE JUBILO」の過去ログです。2007年分のジュビロ磐田の試合を見ての記録をここに残しておきます。

2008 ヤマザキナビスコカップ
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.20 東京ヴェルディ1969 味の素スタジアム 2-0 - -
03.23 FC東京 ヤマハスタジアム(磐田) 0-2 stadium 柏戦の頃のことを思えば、萬代もかみ合い始めているし、河村や加賀の成長を確認することもできた。そういう意味では「次につながる」(かつてのだれかさんの口癖? )ゲームだったかとも思うが、ジウシーニョのかみあわなさと技量のなさにはガッカリ。あれだったら日本人で十分。助っ人としての役割を果たしていない。2失点の取られ方も見苦しすぎ。キーパーも含めた最終ラインの連携をきちんとしないと、次は大変なことになりそうだ。
04.16 FC東京 味の素スタジアム 1-1 - 観てないので・・・。
05.25 清水エスパルス 日本平スタジアム 2-4 - -
05.31 東京ヴェルディ1969 鹿児島県立
鴨池陸上競技場
3-0 - -
06.08 清水エスパルス ヤマハスタジアム(磐田) 2-0 stadium どん底のチーム状態の中、FW2人の得点と完封で久し振りのヤマハスタジアムでのダービー勝利となった。しかし、決して内容はいいものではなかった。信じられないような足下のミス、展開力のないボランチ、あまり駆け上がることのない両サイド・・・そんな中で、リーグ戦再開後も頼りになるのはのはジウシーニョかな、とも思った。
2008 J-League Division 1
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.09 柏レイソル 日立柏サッカー場 0-2 - -
03.15 ガンバ大阪 エコパスタジアム 2-0 TV -
03.30 ヴィッセル神戸 ホームズスタジアム神戸 2-3 TV 全然ダメ。敵が中盤でつなぐのを全然止められないし、前線に自由にボールを出させてしまっている。最終ラインもつき切れておらず、いずれもそんな形からの失点のように感じた。もう後半集団はグダグダ。敵のシステム変更に全く対応できずにひたすら攻められた、という感じだ。何度かあったチャンスを決め切れていればとも思うが、そもそもチャンス自体十分作れていたとは言えないし、ナビスコに引き続きこういう内容ということで、いよいよ黄色信号点灯だと思う。これは大変なことになる。
04.02 東京ヴェルディ1969 国立競技場 2-1 TV 勝ちこそしたが、いただけない。前半は上田からジウシーニョといい形でつながって早い時間の先制点に結びついたが、その後はボールをつながれ、サイドは破られと、ゲームを支配される。後半に交代した名波から繰り出されたFKが相手のオウンゴールを誘い、2点差にしたものの、これで終わらないのが磐田らしさ。最終ラインを突破されるシーンが何度か見られ、危うし、と思っていたが、ついにゴール前に持ち込まれたところ、前に飛び出した能活の頭上を越される惨めな失点。最後は何とかリードを守りきったものの、とても天晴れと言えるゲームではなかった。
04.05 浦和レッドダイヤモンズ エコパスタジアム 1-2 stadium ま、こんなものだな。右サイドを突破した後、見事なパスがジウシーニョに入るという前節と同じようないい時間帯にいい形で先制したが、その後はダメダメな浦和におつきあいするような形でこちらも決定機を外しまくり。今となってはこれが痛かった。ここで1点でも決められていれば、事情はかなり違っていたのではないだろうか。「役に立っていなかった」高原が交代すると、徐々にゲームの流れは浦和へ。前節同様ラインを突破されるシーンが目立つように。そしてついに・・・。阿部勇樹の同点弾、つづいて高原の次に点を取られてはいけない勘違い野郎についに・・・。何だかなぁ・・・。
04.12 コンサドーレ札幌 札幌ドーム 1-2 TV 前節はまだ少しのんびりしたコメントをしていた私だが、今節見ていて、「いよいよこれは大変だ!」と思うようになった。前節から1週間、何を学んだというのか、相変わらず何もできない中盤とすぐマークを外す最終ライン、そして決定力のない前線にもどかしい展開。そして前半の最後5分ぐらいの間の立て続けの2失点・・・1点めは相手のダヴィのCKからのヘッドに天晴れで仕方ないとはいえ、2点めは何なのか。その前にも砂川との1対1であわやという場面もあったし、負けるべくして負けたという感じか。後半に入って投入された名波のマジックも1点返した後は・・・。もはや負けるべくして負けたという感じか。これでナビスコも含めて3連敗。いよいよ「降格」の可能性も考えた方がいいかもしれない。
04.20 大分トリニータ ヤマハスタジアム(磐田) 1-1 stadium まずは「野田祐樹」なる3人目の極悪主審の登場に唖然。こいつのためにマークが遠慮がちになり、かなり相手を自由にさせてしまったのは否めまい。とはいえ、前半は各プレーヤーの動き出しも悪く、背番号10の腑抜けたプレーもあり、全くと言っていいほど相手に脅威を与える攻めができなかった。そんな中で茶野の苦し紛れのファウルから与えてしまったFKのこぼれ球を押し込まれてしまい、失点。今日も追う展開となった。後半、腑抜けの10番を中山に交代、ジウシーニョを2列目に下げることによって前線での動きが活性化。駆け上がったサイドからの折り返しを中山が落とし、そこに萬代やジウシーニョが突っ込むといった場面が何度か見られるように。そんな中でジウシーニョ→上田とつながったボールを中央に折り返し、萬代が落ち着いて同点ゴール。やっと振り出しに戻した。その後も怒濤の攻めを見せたが、決定力を欠き、結局同点でタイムアップ。前半と後半の違いぶりと勝ち点が1しか取れなかったという結果から、何とも中途半端な気持ちでの帰路となった。
04.26 JEFユナイテッド千葉 フクダ電子アリーナ 2-1 TV 「ジウシーニョ・デー」となった。また、攻めの組み立てもできてきたようだ。前線で短いパスをつなぎながらチャンスを作るというシーンが何度も見られるようになった。特に2点めの西→河村→ジウシーニョは圧巻。素晴らしかった。これは西の運動量にとるところと、以前はつぶされることの多かった彼が周りと調和する中で機能できるようになってきたところによるものではないだろうか。(見たか? 背番号10)ただし・・・不運な形で失点してから追いつくまでに本当に時間がかかった。また、2得点以外にももっともっと点が取れたはずだ。そういう意味では萬代が今以上に馴染むこと、そしてJ1に見合うだけの力をつけることに期待したい。
04.29 京都サンガFC ヤマハスタジアム(磐田) 2-0 stadium 2点の取り方は素晴らしかった。あれだけ相手にとって脅威となり得なかったセットプレーからの1点と同じく上田康太から出された素晴らしいスルーパスを落ち着いてゴールに流し込んだ西の1点。前半は積極的で前線でのパスもつながり、千葉戦の流れを受け継いでいるかに見えた。しかし・・・後半時間が過ぎるに従って、いつものダメダメ磐田が戻ってきた。追いつかれていても不思議ではないぐらいだったが、運も味方したというところだろう。後半、「オジサンズ」を投入して試合を落ち着かせ、何とか無失点でゲームセット。ヤマハスタジアムで久々の勝利となったが、ダービーにつながるゲームとなったかどうかは・・・。
05.03 清水エスパルス 日本平スタジアム 1-1 stadium 追いつかれて、ということで悔しい引き分けとなった。しかし後半を見ていると、よくぞ持ちこたえられたというところだろう。前半は左右両方向のサイド攻撃がまずまず機能し、中央の西もよく動いて何度もチャンスを作り上げた。先制点も中に持ち込んだ駒野のシュートから。しかし、後半になると徐々に運動量が落ち始める。そうなる前に2点目が取れていれば、楽になったかもしれないのだが、萬代は相変わらず決められず、今季のホープ、ジウシーニョは負傷退場、西の惜しいシュートもサイドネットなどゴールをとらえられず。そうこうするうちに自陣ゴール前に持ち込まれるシーンが多くなり、失点もそんな中から。河村が2枚目のイエローで退場した後はそれでも勝利をあきらめずに攻めを試みることはあったが、基本的には清水の攻めをしのぐという時間帯が延々と続いた。ある意味タイムアップの笛に救われたという感じか。徐々に中盤からの攻めは組み立てられるようになってきたが、あとは決定力と踏ん張れる最終ラインというところか。
05.06 川崎フロンターレ ヤマハスタジアム(磐田) 1-4 stadium 結局ここ最近勝ったり引き分けたりできたのは、相手が弱かった、ということか。結局「格上」相手ではこんなものなのだ。山崎にせよ、犬塚にせよ、まだ上位陣相手には厳しい。山崎は先制点以降の時間は機能していなかったし、犬塚もポカが多すぎ。この大量失点は最終ラインだけでなく、その前の中盤の弱さも大きい。こうしてみると河村の存在って大きかったんだと思えた。「前田が帰ってくれば・・・。」という幻想を抱いていたが、ちょっと激しくプレスをかけられると機能しなくなる中盤では、前田が帰ってきても孤立するだけ、というところか。今日、本当に拍手を送るに値するプレーをしていたのは、加賀・・・それからあの暑い中本当によく動いていた西ぐらいかな。
05.10 アルビレックス新潟 東北電力
ビッグスワンスタジアム
0-1 TV 基本的なところは前節とは何も変わってないな。威勢がよかったのは最初数分だけ。両サイド、中盤も含めての守りの甘さから苦しい場面が続く。そんな中から失点。ますます押し込まれ、前線が孤立、たまに攻め上がっても精度を欠き、ミスも目立ち、全然得点のにおいがせず。後半はせっかく相手の攻めが機能しなくなったのに、加賀の退場で結局状況は好転せず。1点が遠いままタイムアップ。前田はスーパーマンではないこと、茶野の限界が見えたこと、加賀の存在感はすごいこと、そしてやはり犬塚ではダメなこと、いろんなことが見えつつも、次につながるとかのんきなことを言っていられる場合ではないことが見えた寒い日の寒いゲームだった。
05.17 FC東京 ヤマハスタジアム(磐田) 1-2 stadium 降格の危機に陥ってのリーグ中断となってしまった。この日もこれまでの流れを何ら断ち切ることができなかった。河村が復帰して懸案だった守備的MFは本来の姿に。ここを起点に前半は両サイドを生かして前線に攻め上がる場面が見られた。しかし後半の立ち上がりに失点すると全くボールを持てず、プレスすらかけられず、防戦一方に。たまにボールを奪って攻め上がってもあり得ないミスとどんな練習やってんだ? っていいたくなるような呼吸の合わないプレーの連発。相手の最終ラインを切り裂くパスもなく、放り込んで高さに負けるかキーパーにキャッチされる、もしくはドリブルで突っかけてつぶされるの繰り返し。これじゃ見ている方が情けなくなる。緊急補強? 当然だ。同じことを繰り返すだけで何も変えられない監督には当然辞めていただきたい。この流れを変えられないのなら、J2まっしぐらだ。
06.28 横浜F・マリノス 日産スタジアム 1-0 stadium いろいろあって、今季の県外遠征は今回が初。そんな中で何とか勝て、つらい帰り道にならなくてよかった。それまでも、その後も、何度も磐田の選手がゴールを狙うも、バーを越す越す! 中断前と変わらず、中盤とサイドの連携はダメダメ。特に駒野側のサイドはほとんど機能しなかったような。相手も攻め手がない中で膠着状態になり、「勝ちはないかも」と思い始めた中、ぽっかりと相手のマークが空いた瞬間、ワンチャンスをものにした男が! ジウシーニョの一発は本当に見事の一言。その後も気合いあふれるプレーを見せてくれ、今日はまさにジウ様のおかげである。終盤のロングボール放り込みの猛攻にも耐え、何とか勝ち点3。でも、けが人多発で来週は大丈夫か? と不安に包まれるゲーム後であった。
07.05 鹿島アントラーズ エコパスタジアム 1-2 stadium まぁ、降格圏争いをするチームは強豪相手にはこんなものなんだろうなぁ。中盤の底の抑えが全く効かず、開始直後に失点、その後もボランチが追い切れず、加賀がつり出されたところをしっかり決められて0-2。この時点で勝負あったという感じ。その後も左からは村井らが攻め上がり、いい形を作るが、右側は一体何をやっているの、という感じ。駒野ははっきり言って全く機能しているとは言い難かった。特に攻めなければいけない終盤にボールをもらっても振り向きバックパスばかり。お前には失望だ。カレンが相手のマークが外れたワンチャンスこそものにしたが、それ以外はFWはダメダメ。ジウシーニョもあの位置ではもったいないという感じだ。ロドリゴの来日とフィットを待つしかないのだろうか。
07.12 大宮アルディージャ NAC5スタジアム大宮 2-1 TV 先発復帰した前田と、ここのところ好調なカレンとジウシーニョ、そして左サイドを何度も駆け上がってチャンスを作った村井らの努力で勝ち取った勝利である。2得点のパターンはどちらも素晴らしく、今後もこのような形がコンスタントに作られていくのなら、磐田の浮上は今後期待できるかも。ただし問題は守り。何だ!?あの失点シーンの茶野の見苦しい守備は。ここのところ彼についてはどうよ、と思えるところが何度かあったが、あれで追いつかれていたらどう責任を取っていただけたのかというぐらいに思える。終盤の大宮の猛攻に対してもいっぱいいっぱいだったし。
07.17 名古屋グランパスエイト ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium よくぞまぁ、追いついた。攻撃はだんだん左右に広く開いてサイドを駆け上がり、ボールを回すという形ができるようになってきた。前線でボールが周り、収まるべきところに収まるというのは大きい。成岡の不用意なミスから秀人も対応できない中で奪われた失点シーンはあまりに愕然とさせられたが、左サイドを中心にいい攻撃の形を作れるようになってきて、少しは希望を持てるようになってきたか。
07.20 大分トリニータ 大分スポーツ公園
九州石油ドーム
1-2 TV たった2試合勝ち続けただけで「もしかして復活? 」とか思っていたが、結局この結果。このチームの限界を見たような感じだ。ゴールシーンは確かによかったが、それ以外は決めるべきところを決めきれなかったことも多かったし、流れを持って行かれ始めても何も修正できないままあの悪夢の失点シーンに向かってしまった。最後の逆転シーンに至ってはボールの出所を抑えられない前線、そして決定的なミスを犯した田中誠と、目も当てられない状態。数分間の逆転負けに虚しくなるばかり。次の試合までどこにこの気持ちのやり場をもっていけばいいのだろうか。
07.26 東京ヴェルディ1969 ヤマハスタジアム(磐田) 1-1 TV 負けに等しい引き分けとなった。確かに開始直後のパスをつないでの前田のゴールは見事なものだったが、その後のチャンスを次々と逸し、結局追加点を取れず。そうなると守りの弱い磐田としては1点を守りきるなどできるはずもなく、交代直後の生きのいい和田にしっかり決められてしまい、そのままドロー。何とも情けない。新加入のロドリゴはすっかりチームにとけ込んでかみ合っていたし、起点にもなっていたが、不必要なカード2枚で退場・・・何とも評価し難い結果になってしまった。
これでまた降格圏が近づいてきてしまったのか!?
08.09 ヴィッセル神戸 ヤマハスタジアム(磐田) 0-1 stadium 確かに選手にはガッカリさせられた。まず萬代。ボールに触れもしないし、走れず、競り合えず、ポストもできず、極めつけは決定機に自分でシュートを打たず。あんな腑抜けはいらない。駒野も何かできたわけでもなし、康太も笑っちゃうようなミス連発。最終ラインも今節再び田中誠があわやというミスを。これでは勝てるわけない。しかし、もっとひどいのは監督。相手の様子ばかり気にして何も動けない。一度呼んだ交代選手を再び戻すような優柔不断さ。後半30分を越えなければ選手交代ができないようでは流れを変えようもない。中山など残り5分足らずでなにができるのだろうか。はっきりとわかったのは、この指揮官ではダメだと言うことだろう。
08.17 川崎フロンターレ 等々力陸上競技場 2-2 TV 前田の復帰、そしてロドリゴが戦列に戻ったことはよかった。しかしロドリゴがこのチームに定着するにはもう少し時間がかかるように感じた。いい形で抑えは効くが、その後の展開においては出したパスが簡単にカットされ、逆襲の起点になってしまっていた。それより何より采配。また点を取られてから交代という場面が見られたし、超攻撃的布陣の川崎に対して守るなら守るという形も取れたはず。夏休みシーズンになってからまだ1勝もしてないことを首脳陣はどう思っているのだろう。オフィシャルを見てもまだ監督交代の記事がアップされないのが不思議なぐらいだ。
08.23 浦和レッドダイヤモンズ 埼玉スタジアム2002 1-3 TV 指揮官。もう辞めてください。(たぶん辞めないだろうけど。)毎週毎週、一体どんな練習やってんだ? 失点はすべてにおいて中途半端。同点シーンは切れ込む田中達也を後ろから追いかけるだけ。あれじゃやられるって。彼は正面から、それもできれば複数で囲まなきゃ無理。逆転シーンはジウシーニョが倒されてボールを出すのか出さないのかはっきりしないままプレーして奪われ、その後もポンテを自由にさせた中盤に問題あり。あの時追わなかったのはだれ? 上田か? ロドリゴか? (テレビではよく背番が読めなかった。)そして最後の失点シーンはマコ・・・よりによって7番にゴールを献上とは・・・。
でも、これで辞めなきゃ内山と心中だな・・・。
08.27 JEFユナイテッド千葉 ヤマハスタジアム(磐田) 0-0 stadium 前半はジウシーニョの運動量やカレンや前田のキレで何とかもっていたし、守備も崩壊せずに我慢していたが、後半時間が過ぎるにつれていつものとおり相手に流れをもっていかれるように。終盤名波を入れて広い視野と先を読んだパスから何度かチャンスを作るがかなわず。結局、現指揮官の戦術ではダメだということだ。
09.13 京都サンガFC 京都市西京極総合運動公園
陸上競技場兼球技場
0-2 TV 名波をスタメンに据えるなど、メンバーを大幅に入れ替えてのオフト初陣であった。ボールを左右に散らし、両サイドからの攻撃を活性化させたが結局決めることはできず。その一方で守りに転じた時のプレス、マークはユルユル。プレスがかからない中盤からゴール前に入れられたロングボールへの対応となるバックパスへの連携を誤り、あの「ドイツW杯の戦犯」に決められて失点。その後も守りでは危険なシーンを何度か作られた。決めるべき時間に決められないと後は時計がずるずると過ぎて行くのみ。時間とともにチームの連携こそかみ合い始めたが、結局ゴールは割れず、もらったPKすら決められず、完封のままタイムアップ。チーム再生にはまだまだ時間がかかるのかもしれないが、もはや待っている時間はないというのが現実である。
09.20 横浜F・マリノス エコパスタジアム 0-1 TV 確かに内山時代とは変わった。「攻めなくなった」。チームが変わろうとしているのであれば、ある意味「経過期」として仕方ないのだろうが、いくら何でもあれでは「点取れる気がしねぇ。」って感じ。じゃ、守りは堅いかと言えば、相も変わらずのユルユルの中盤。ボールの出所を全然抑えられず、何度もいいボールを供給され、ついにはセットプレー崩れから。結局終盤上田と中山を投入したが、なすすべなし。しかし痛い一敗だ。
09.23 FC東京 味の素スタジアム 1-5 TV 本当にダメなんだな。改めて同じリーグで戦っては失礼だとも感じた。攻撃のスピード、強さ、正確さ、全く違う。25番の怖さを感じさせないサイドの攻め上がりとヘナチョコクロス・・・石川と比べて見! 戻りの速さ、比べて見! 真ん中のプレーヤーもダメ。きちんと決めるべき時に決められる選手のいない前、きちんとボールをさばける選手のいない中盤、何があっても相手を自由にさせない最終ライン・・・すべて真ん中が頼りなさ過ぎ。そもそもカレンはトップ下じゃないだろ。ロドリゴは今日も役に立っていなかったし、犬塚も・・・。そして田中と茶野・・・。ダメだって。次の2試合は引き分けすら許されない。ここで勝ち点6を取れないと絶望だろう。
09.28 アルビレックス新潟 ヤマハスタジアム(磐田) 1-0 stadium 2ヶ月半ぶりの勝利。子どもたちの夏休み前から今日まで勝ちがなかったわけだから、そりゃ、見てる方としても勝ったらどうしたらいいのかまで忘れちゃったって感じ。今日はカレンに変わって松浦トップ下。決して手放しで誉めるほどでもないが、よく走り、時折ちょこざいなまねも見せ、中盤を活性化させた。相変わらずブラジル人ボランチは役割を果たしていないが、この松浦の仕事ぶりもあってか、以前のようにホイホイとボールが前線に供給されることはなくなった。しかし・・・、本当に攻めの形が作れないなぁ。結局PKの1点止まり。もっとも、これまでその1点すら取れなかったのだが。
10.05 コンサドーレ札幌 ヤマハスタジアム(磐田) 5-0 stadium これは相手が最下位チームだからなのか、それとも「風は変わりつつある」のか? 開始当初からガツガツ来る札幌に圧倒され、危うく2失点しそうな場面もあったが、何とかしのぐとそこからは今季、というか、ここ数年見たことがないようなガッツと流れるようなプレーが!!前節からスタメンに加わった松浦が魅せる、どうしちゃったの? という動きのよさのロドリゴが魅せる、左サイドもイケテルじゃん、という山本康祐が魅せる、確かに攻撃力はあったがその「強さ」は初めて見たよ、という犬塚が魅せる、何が何でもという3バックが魅せる、そしていつもどおりの運動量とテクニックのジウといよいよ磐田の大黒柱、前田がこれでもかと得点を重ねる・・・まだ本物かどうかはわからないが、「チームが変わっている」のは確かに見て取れた、そんなゲームだった。とはいえ、札幌を除くとその上の3チームは勝ち点では並んだ状態。まだ残留争いは始まったばかり。次からの強豪2連戦をどう戦うか、まだこれからだ。
10.18 ガンバ大阪 万博記念競技場 1-2 TV 残念だが仕方がない。最後のCKはある意味不運だった。それよりもその前にあった数度のチャンスをものにできなかったことが悔やまれる。結果的には逆転負けだが先制点も運がよかっただけであの時間帯はずっと押されっぱなしだった。ただあの時間まではよく耐えたと思える。切り替えて名古屋戦で勝ち点を積みたい。
10.25 名古屋グランパスエイト 豊田スタジアム 0-0 stadium ひたすら耐え抜いた90分間だった。左右に揺さぶられる中で何度もサイドからペナルティエリアに迫られ、あわやという場面を何度も作られた。腕一本で弾くなど、能活のファインセーブなどのおかげで何とか零封。こちらが作ったチャンスらしいチャンスは前田のノーマークヘッドと駒野のミドルぐらいか。そういう意味では圧倒されてはいたが、ここで得た勝ち点1は必ずや最後には「拾っておいてよかった」と思えるものになると信じたい。
11.08 清水エスパルス エコパスタジアム 1-0 stadium まずは勝てて何より。今回は大宮も勝ち、状況に大きな変化もないが、この勝ち点3が最終的には大きな意味を持つことになることを信じたい。前半は相手にサイドを崩されて何度もゴール前に迫られる厳しい展開。しかし後半立ち上がりに相手のミスから持ち込んだ前田が角度のないところからよくぞ決めた。その後も決していい展開ではなかったが耐えに耐えてよく頑張ったと思う。
11.23 柏レイソル ヤマハスタジアム(磐田) 3-3 stadium それでもよく追いついた。夏頃の磐田だったら、あのまま終わっていただろう。勝ち点1を積めたことは大きい。しかし・・・勝ち点2を失ったと考えることもできよう。セットプレーからの失点以降、動きはおどおどした感じになり、中盤が全く作れなくなってしまった。今思えば、もう少し早く犬塚を交代させていればと悔やまれる。ロドリゴも点を取ったとはいえ、ミスがあまりに多く、やはりボランチコンビは不安大だ。よそも負けたり引き分けたりだったので、順位は変わらず。こうなってくると、敵地で鹿島だから仕方ないか、というわけにはいかず、とにかく勝ち点1でも積み上げていくことが必要になってきた。
11.29 鹿島アントラーズ カシマサッカースタジアム 0-1 TV 無念だ。なぜあそこまで耐えておきながら、最後の10秒で・・・。25番、ファウルといい、その後の岩政に競り負けるところといい、ホントに大事なところで絡んでくるなぁ。あそこはファウルだけは絶対に避けねばならない場面だったのではないか? 勝ち点1で自動降格を避けられたところだったのだが・・・、本当に「1億円の助っ人」にしてやられたというところだ。
12.06 大宮アルディージャ ヤマハスタジアム(磐田) 0-1 stadium 残念だ。見るからに引き分けねらいの相手に対して、攻め込みながらも決めきれず、エアポケットのような一瞬の集中力の欠如から失点してしまった。でも、これが今の実力なのだろう。ただ、今日は何が何でも勝たねばならなかったし、前節の鹿島のように「相手を恐れる」必要はなかったはずで、リスクを冒さないオフトの戦術は理解できなくもないが、頃合いを見て前に出る時間帯があってもよかったはずだ。松浦が前田やジウシーニョのサポートをできず、前線が孤立することが何度もある中で、攻めという点で左サイドの山本康裕が今ひとつ攻めきれない中で、西の投入や、もっと早い時間での村井の投入(もしくは先発)という判断があってもよかったのではないだろうか。大井を前に上げる方がよっぽどリスクがあるようにも思うし、采配的にも理解しづらい部分もあった。これでいよいよ入れ替え戦に向かうわけだが、仙台は初戦はホームでもあるし、ガツガツ来ると思う。ユアスタはとりあえず守備的に入ってもいいと思うが、頃合いを見て攻めに転じる時間を考えてもらいたい。そして、ホームではがむしゃらに勝ちに行ってほしい。
2008J1・J2入れ替え戦
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
12.10 ベガルタ仙台 ユアテックスタジアム仙台 1-1 TV これで磐田が有利になった? とんでもない。結局はホームでの一発勝負になっただけだ。相手がうちよりも多いゴールを上げれば、その時点ですべてが終わるのだ。そういう意味では、何としてでももう1ゴール上げて勝ちたかったが、あのパフォーマンスでは勝てないなぁ。前田、頼むよ。萬代、やはりあなたは使えない。そして岡田。あなたって人は。そして駒野。また今日もセットプレーのきっかけとなるファウルをやってくれやがって・・・、本当に懲りない人だ。
メンバー、そしてパフォーマンス的には期待が持てない。しかし何とかホームの力で選手たちを後押ししたいものだ。
12.13 ベガルタ仙台 ヤマハスタジアム(磐田) 2-1 stadium よくやった。何はともあれ、松浦には感謝。しかし、全員で勝ち取った勝利と言えよう。試合終了後、仙台の選手たちと一緒に倒れ込んでしまい、動けなかった能活からもそれは伝わってきた。点を取りに来た仙台に押されっぱなしだった最初の20分をよく乗り切った。その後少しずつ流れを戻し、サイドを中心に切り込めるように。守りに関しては本当によく集中していたと思うし、能活も素晴らしいセーブで危機を救った。例によって終盤のロスタイムにはやはりという感じでセットプレーからの失点。もしあの失点がもう5分早かったらと思うとぞっとするが、そこからよく守りきった。中山が言うように、このギリギリの戦いを優勝争いという場面で見せてほしいし、そのためにも来季に向けて変わらなければならない。
第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
11.02 栃木SC
(第4回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 3-1 stadium まずは次へつなげられたこと、そして西と太田吉彰の復帰を喜びたい。リーグ清水戦の主力をすべて温存して臨んだ本ゲームだったが、ゲーム当初からガツガツ来た栃木に圧倒されてバックパスしかできないという情けない出だしだった。特に成岡と河村の消極性はひどく、全く何もできていないと言ってよかった。しかしそんなカワムラタカヒロが前半終盤に名波が上げ、頭で中山が流したボールをしっかりと押し込み、待望の先制点。気持ちを楽にして前半を終えた。しかし後半も状況は改善されず、ついには情けない守備の崩壊から同点弾を許すことに。しかし吉彰の投入あたりから「非レギュラー組」が底力を見せ始める。右サイドを中心に中盤が活性化。ついには自らの復活弾、そして中谷のゴールと得点を重ねることができた。結果的にはよかったが、前半はやはりいただけない。特に10番は猛省していただきたい。
11.15
11.26
ガンバ大阪
(第5回戦)
ヤマハスタジアム(磐田) 1-3 TV 「よくやった。」という言葉を用意していたが、終わってみれば「所詮二軍じゃこんなものか。」という感じだ。1失点目の失い方はひどかった。右サイドをだれもチェックに行かないままものの見事にブッちぎられて失った同点弾、セットプレー崩れからノーマークで許したゴール前でのヘディング逆転弾、そして3失点目の無様なループシュート・・・、何やってんだ、マツケン、情けない。これじゃとても能活がいなくなったらなんてことは想定できない。名波の献身的なプレーが光る一方で、相変わらず周囲の若手が全然力をつけていないことがありありとわかってしまった、そんなゲームだった。これで今年は年末年始はオフ。こうなった分、次のリーグ鹿島戦は何が何でも勝ち点、といきたいところなのだが。
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