このコーナーは、ジュビロ磐田を追いながら私が思ったあれこれをつづっていく「LOVE JUBILO」の過去ログです。2003年分のジュビロ磐田の試合を見ての記録をここに残しておきます。
A3 MAZDA CHANPIONS CUP 2003
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
02.16 城南一和(韓国) 国立競技場 0-2 TV 情けない・・・。相手の強いプレスと積極的に前に出る姿勢に全くなすすべなし。服部、名波、秀人あたりも信じられないミスの連発。「高原が抜けた穴」以前の問題。攻撃の形をことごとくつぶされ、点が入る予感がしなかった。ベンチも全く修正ができず、そのまま流されてしまっていた。来週行くつもりだったけれど、水曜日の試合内容次第か・・・。
02.19 鹿島アントラーズ 国立競技場 0-2 TV 前よりはマシか。信じられないようなミスも減ったし。でも確実に相手よりも「一枚下」のパフォーマンスしかできてなかった。「鹿島vsJ下位チームの試合」というレベルか。寄せ、身体の入れ方、スペースへの動き出し、工夫され確実な配給、当たりの強さ、どれを取っても相手が上。前回同様、点が入る予感がしなかった。「なんでだろう」、国立へそれを確かめに行こうか・・・。
02.22 大連実徳(中国) 国立競技場 0-1 stadium 「なんでだろう」を確かめるために、今期初観戦。攻撃の形があそこまで作れないとは。今日も点が取れるか、と思ったのは、オフサイドになった中山のシュートシーンぐらい。前の方でボールを預けられる人がいない。またゴール前でスペースを作り出す動きが見られなかった。水曜日の出場を回避した選手たち、中1週間空けてあの程度のパフォーマンスか?ミス多すぎ!これは来週までに云々というレベルではなさそうだ。
2003 XEROX SUPER CUP
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.01 京都パープルサンガ 国立競技場 3-0 stadium 前半は先週を引きずったような展開。しかし、後半は前を向いて中盤から前でボールが回せるようになり、全く別のチームのよう。動きの悪かった河村も後半は積極的に前に上がって攻撃に絡むようになった。グラウの2ゴールは盛り上がったが、今後もコンスタントに得点を重ねていけるのか、また服部のミスが相変わらず多いのは大丈夫なのか、隊長の得点がまだないことなど、決してまだ楽観できる状況でないことは確かである。
2003 ヤマザキナビスコカップ
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.08 浦和レッドダイヤモンズ 鴨池陸上競技場 2-0 TV ミスも減り、徐々に攻撃の形が見え始め、安心した。西が右サイドに入ったが、真ん中にこだわらなくなったのだろうか。中山も動き自体は悪くないのだが結果がほしい。早くゴンゴールを見たい。
03.15 ヴィッセル神戸 神戸ユニバ記念競技場 2-4 - 見てないので何とも言えないが、何やってんだか。どうしたら4点も取られるのでしょう。せっかくのゴンゴールも台無し。
04.09 東京ヴェルディ1969 ジュビロ磐田スタジアム 4-0 TV エムボマたちがいないのを差し引かなければならないが、それでも0点でおさえられたこと、その上、ボール回しだけで点が取れないといういつものパターンとは異なり、若手が中心になって攻めの形が見られるようになってきたのには安心。次のリーグ戦ではスタメン、途中交代共に若手をどんどん登用すればいい。
04.23 浦和レッドダイヤモンズ 駒場スタジアム 0-0 TV 今回も若手中心の編成。ベテラン勢を温存して、ドローはそれはそれでよかったか。中盤でしっかりエメルソン等相手をおさえられないため、最終ラインにかなり負担がかかった様子。ダービーであれだけ存在感を見せた俊哉も今日は目立たず。交代で入った成岡もこれからか。ジレと西が気を吐いていたが、最後のクロスの正確さが今ひとつ。グラウも決めきれず、前田も目立たず。
07.02 ヴィッセル神戸 ジュビロ磐田スタジアム 3-1 stadium 相手が早々と1人退場になり、特に攻め込まれるわけでもなく、かといってこちらも大量得点をとるわけでもなく淡々と得点を重ねる緊張感に欠ける展開となったが、ジュビリストから見ると意外と見所の多い試合だった。まず、前田。菅野さんの言ってた通り、ガッツ(死語?)が出てきて、たくましくなった。あとは結果だけか。藤田俊哉。今日は彼を生で見られる最後のチャンスだったのだろうか?相変わらずバランスをうまくとり、攻守の中心となっていた。替わりに入った成岡。入る早々、失点のFKにつながるファールを犯してしまう。しかし名誉挽回の抑えのきいたミドルシュート、ビューティフルだった。そして河村。弱気かと思えば今度はオゼアスに激しく行ってボールを奪うなど、あんたって一体・・・。主力の多くを温存して若手に経験を積ませたのはよかった。その分、土曜日は主力の大爆発を期待したい。
07.16 東京ヴェルディ1969 国立競技場 2-3 - 見てないので何とも言えないが、プレスがかからずいいように前線で回されたようである。また、相変わらずサイドからのクロスが決まらなかったようで、サイドプレーヤーは何とかならないものかと思う。U-20トリオが先発し、経験を積んだのはいいが・・・。週末、市原戦は大丈夫なのか!?、ねぇ、河村君・・・。
08.13 横浜F・マリノス
準々決勝1st Leg
横浜国際総合競技場 1-0 TV よく1-0で逃げ切ったと思う。運に支えられて横浜の決定的なチャンスをしのげた、というのもあるが、全員が意思統一して一人少ない中、守備に集中できたのがよかった。また、数少ないチャンスを落ち着いて決めた西野、そして最高のパスを出したグラウも素晴らしい。ただし・・・こらっ、ジレ!!確かに不安定なレフリングではあったが、ああも簡単に熱くなって一発レッドなんかもらっているようでは・・・。俊哉の去った後の磐田のサッカーがどう変わるかを見たかったのに、あれでは台無し。
08.27 横浜F・マリノス
準々決勝2nd Leg
ジュビロ磐田スタジアム 3-0 stadium 痛快、というのはこういうことを言うのだろう。向こうが奥、久保、松田などの主力を欠く中、こちらも名波を温存して成岡ががトップ下で先発するという、若手対決となった。前半こそ攻めながらも点が取れないといういつもの展開だった。あれだけ攻めながらも点が取れないのは問題だとも思った。しかし、その後には本当に痛快なシーンの連続だった。グラウ、足下を狙うとはさすが。前田、高い打点でナイスヘッド!、そして西野、よくぞ決めた。またジレ、「あのクロスは」素晴らしかった。西もよく走った。田中マコ、よく利いていた。そして成岡。まだまだこれからだが「伸びしろ」と考えて期待している。
ところで、どうして服部、西を早く交代しなかったのだろうか。土曜日に向けて休ませてもよかったのではないだろうか?
10.01 鹿島アントラーズ
準決勝1st Leg
カシマサッカースタジアム 1-0 TV うとうとしながらの深夜(早朝?)のテレビ観戦。ビデオにとって後で見ればいいものをHDはいっぱいだし、空きのDVDはないし・・・、ということであまりはっきりと覚えてないのですが、ボールは回れどなかなか効果的に2トップに収まらない癖は変わってないような。ラッキーな形で勝ち越せて何より。あとはホームでしっかりと勝ちましょう。
10.08 鹿島アントラーズ
準決勝2nd Leg
ジュビロ磐田スタジアム 0-2 stadium 鹿島2軍相手に何をしているのか・・・。流れが来た時間帯にしっかりと得点した鹿島、流れが来た時間帯に決められず、外しまくった磐田。0-0で折り返した前半も決していい出来ではなかったが後半はひどかった。最初の10分間は全く何もできない状態。あっという間に運ばれてゴール前でバタバタ。そして失点。その後しばらく磐田の怒濤の攻めが続くが何もできず。そしてすぐに運ばれて沈む。私には攻撃時の約束事が全く機能していないように見えた。ポジショニングの悪さからか、選手同士で怒鳴り合う場面が目立つ。秀人が、名波が、いらだちからか、機能しない攻撃への怒りからか、気持ちをボールにぶつけるかのような強引なプレーに走る始末。流れも修正できず、機能していたグラウとジレを外す采配にも疑問。一体首脳陣は何をしていたのか??
2003 J-League Division 1 1st Stage
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
03.21 横浜F・マリノス 静岡スタジアムエコパ 2-4 TV 名波、服部がひどかった。前田、西野などの若手が前の方で使えるめどが立ってきたのはいいことであるが。中山のケガが心配。
04.05 ガンバ大阪 万博記念競技場 1-1 stadium どちらのチームにとっても、負けに等しい引き分けだったといえる試合。名波、服部の復調は見えたし、隊長も復帰したが、こぼれ球を相手に拾われる癖と失点につながる一瞬の集中力の欠如は変わっていない。あと、流れが変わらないのなら、積極的に若手を使ってもいいのではないか?菊地、成岡、西野、前田・・・よっぽど現スタメンと比べて見劣りするというのなら仕方ないが・・・。
04.12 浦和レッドダイヤモンズ ジュビロ磐田スタジアム 1-0 stadium 失点0でおさえられたこと、いい形でパスが前の方でつながるようになり、それが得点につながったことがよかった。でも、攻め続けながら得点が取れないことや、ボランチコンビが一瞬あれっと思うようなミスをしたり集中力を欠いていたりする場面が気になった。

04.19

清水エスパルス 静岡スタジアムエコパ 2-0 stadium 福西・服部の安封じが効いていた。また、前戦でのポジションチェンジを繰り返しながらのパス回しが復活しつつ、ゴールを目指す姿勢も高く、よい傾向である。ただ・・・決定力がほしい。隊長もスペースを空けたり、ボールを落として飛び込みを待つなどよかったが、ゴンゴールが待たれる。
04.26 ヴィッセル神戸 ジュビロ磐田スタジアム 1-0 stadium とにかく、ここ最近の藤田俊哉の存在の大きさを感じた試合だった。俊哉を休ませ、ジレが代わりに入ったが、コンビネーションやクロスの正確さが今ひとつで、いいところまでボールを持っていけるのだが、最後に得点に結びつけられない。仙台戦での俊哉の復活を期待する。アルノの好セーブにも救われた。
04.29 ベガルタ仙台 宮城スタジアム 1-1
stadium 前半、FKで先行し、その後も福西、服部が早めにチャンスの芽を摘み、追加点こそ入らないまでもいい感じの試合だった。しかし、やはり「取れる時に取る」ことが大事なこと、いくらこちらがゲームを支配していても、1点差は1点差で「勝っている気分」になってはいけないことを痛感した。勝ち点2を失った形だが、G大阪戦のお返しが来たぐらいのつもりで前を向くしかない。決定力がほしい。中山の元気のなさが気になった。
05.05 東京ヴェルディ1969 静岡スタジアムエコパ 7-2 stadium 東京Vが何をしたいのかわからなかったこともあるが取れる時に取れる形で取るということができたのがよかった。与えてくれたスペースをうまく使って、グラウ、中山、俊哉がよく動き、そこに名波、服部あたりからいいボールが供給された。中山のゴールが何より!
05.11 京都パープルサンガ ジュビロ磐田スタジアム 5-0 stadium 上本が山西に変わってスタメンに入ったが、どこまでやれるかに注目した。結果、大当たりでもなかったが、まずまず。DFという地味なポジションであることを考えれば合格点だろう。5年後の磐田のDFラインが安泰であるためには、君と大井がしっかり成長してくれないといけないのだから、さらなる成長を期待したい。今節は成岡もリーグ戦初出場。こちらも順調な成長を願うばかり。京都の少し汚いDFにも手を焼いたが、結果は5得点の快勝。いよいよ首位。西、キレのよい動き、よかったです!2ゴールのグラウには今後も期待。
05.17 セレッソ大阪 長居スタジアム 3-1 stadium 中山雅史、復活!!もちろん、ケガのため体調は万全ではないだろうが、グラウや名波など周囲との連携もとれていて、全ての得点に絡んでいた。また、はじめこそC大阪の汚さに思うようにならなかったが、やがて藤田と名波が自由に動けるようになると完全に中盤を支配できるようになった。喜多の退場により、楽になったこともあったが、大久保君の「若さ」も空回り、でプッといったところか。上本は今回もよかった。(1回のミスを除く。)
05.24 名古屋グランパスエイト ジュビロ磐田スタジアム 1-1 stadium ゲーム開始当初に感じた先週までとちがう、という印象はとうとう最後まで修正されなかった。確かに守りは堅かったが、体が重い、攻撃時の押し上げ不足、信じられないミスからボールを奪われてのカウンターなど、内容的によくなかった。それでもジレのクロスに合わせた福西のプレーには拍手したい。
07.05 鹿島アントラーズ カシマサッカースタジアム 2-5 TV 自滅からの惨敗。集中力のなさにガッカリさせられた。西のクリアなのかトラップなのかわからないミスからフリーにしたフェルナンドにボールが渡り、あっさり許した1失点目、直前にも似たようなカウンターを食らっていたにもかかわらず、同じ縦パス一本でやられたアルノのハンド退場、FKで逆に動き、反応が遅れて2失点目を許した高原、ショートコーナーから体を寄せきれず、あっさりと大岩に許した3点目・・・この時点で試合は決まってしまった。前田のがむしゃらに奪いに行ったゴールがこの試合の中で見られた唯一の希望の光といえるだろう。首位陥落。情けない試合を2節続けてしまった。
07.13 大分トリニータ 大分スタジアム 4-0 TV J1王者とJ1昇格組の力量と意識の違いがはっきりと表れた。だれかが特別よい、というのではなく、全員が今日の試合にきちんと勝ち、次節へつなぐという意識をもっていた。そんな中でもグラウは中山の魂が乗り移ったかのような闘志を出していた。しかし、試合後のインタビューではもうちょっと前田に気を遣ってやれよ・・・あれじゃ前田が気の毒だ。1点アシストしてくれたのに。何はともあれ、次は首位決戦。こちらもそのつもりでスタジアムに乗り込みます!!
07.20 JEFユナイテッド市原 ジュビロ磐田スタジアム 2-2 stadium 「納得できねぇ!」まずは今日の試合を終わっての思いを一言で表すとこうなる。吉田主審の不安定なレフリングにはウンザリさせられた。でも、それを乗り越えて勝たねばならない試合だった。1名を除いて「勝つ」という気持ちは選手からビンビン感じられた。ただ、ちょっとしたプレーの正確性、これがもう少しあれば、と思わされた試合だった。今季引き分けた3試合の中では一番内容はよかったと思う。あきらめないでいきたい。
07.26 柏レイソル 国立競技場 1-0 stadium 苦手とする相手だったが、最終節にまで望みをつなぐことができた。ただ、決して内容はよいものではなかった。ここ最近ずっとそうなのだが、セカンドボールを取れず、相手ボールにしてしまい苦しくしてしまう。でも、そんな中でも何とか藤田が先制点!とにかく点がほしい、という想いが伝わるシュートだった。でも、そこからが長かった。特に10人になってからは・・・。服部の2枚目はここ最近の彼の調子の悪さが出てしまったような感じがした。ただ、本当によく耐えた。
08.02 FC東京 ジュビロ磐田スタジアム 1-0 stadium ガチガチに寄せてくるFC東京の守りに苦しんだ。あんなに動いていつバテるのか、というぐらいの体の寄せの速さだった。そんな中でのゴールをこじ開けるかのような藤田俊哉の有終ヘッド、見事だし、感動した。残念ながら勝ち点1、届かなかったが、セカンドも応援し続けようと心から思える、そんな試合だった。
最後に一つ。隣の席のお父さん、目の前の試合に集中しようよ。携帯で横浜の試合結果を見て、いちいち大きな声で話すなっつーの!
2003 J-League Division 1 2nd Stage
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
08.16 浦和レッドダイヤモンズ 埼玉スタジアム2002 1-3 stadium ルーキー2人にいきなり俊哉や秀人と同じパフォーマンスを求めるのは酷だろう。でも、あのミスは・・・いくらルーキーだとしてもいただけない。また、そんなルーキーを引っ張るべき立場の者たちのミスも痛かった。ペナルティエリア内や、そのすぐ手前であんなことをしていては。攻撃も、あ〜ぁというパスミスで寸断されて組み立てられず、ため息の連続。それでも後半開始から15分ぐらいまでの時間帯は可能性を感じる展開が多かったのだが、点は取るときに取らないとダメ、ということだろう。復帰した前田は今日も不発だった。ゴールへの積極性がほしい。それから2トップはもっと連携して崩すような動きをしてほしい。
08.23 清水エスパルス 静岡スタジアムエコパ 1-0 stadium はじめのうちは、このチーム、ほんとに点が取れないチームになっちまったなぁと感じていた。相変わらずパスは通らないし、得点のにおいがするような形で2トップにボールが収まらない。ただ、清水の攻撃が左サイド一辺倒で、単調で助かっていた。そんな中、このままスコアレスドローかと思われた中でのゴールは見事だった。選手から「勝ちたい」という気持ちが伝わってきた。バランスを崩しながらも次につないだ服部、それを引き継いだ西、最後きっちり決めたグラウ、見事だった。最後の守りきるところもよかった。ルーキー2人を投入したが、今日は「経験を積ませる」という感じではなく、戦術的に明白な意図を持っての投入、という感じだった。さらなる成長を期待したい。
08.30 京都パープルサンガ 西京極総合運動公園
陸上競技場兼球技場
0-1 stadium ナビスコでの勝利はやはりFマリ2軍相手だから、だったのか?キックオフ当初から「相変わらずの点が取れない病」が復活。全く得点のにおいがするところへもっていけない。そしてセカンドボールを拾われて攻められる、という展開も相変わらず。アルノのセーブがなければもしかしたら0−3ぐらいだったかも。そんな点が取れそうもない雰囲気の中で2人も退場を食らえば、勝てるわけない。福西は何をやったか見えなかったが、ジレ!する必要のないファールじゃなかったか?もちろん、審判は「外れ」だったけれど、カードを2枚もらえばどれだけチームに迷惑がかかるか考えればわかりそうなものを。すぐ熱くなるところは何とかしてほしい。今日も「自滅」と言えるだろう。既に2敗。優勝に向け黄色信号が点灯した!
09.06 セレッソ大阪 ジュビロ磐田スタジアム 2-2 stadium 審判問題であれだけもめて、その結果あの判定かい・・・。1点目は確かにやられてしまったが、2点目はアルノの手の中のボールを蹴ってないかい?よく見えなかったからごめん、中央を指さしてみました(by 長田主審)、って感じかな?でも、そんなヘタレ審判を乗り越えて勝たねばならなかった。毎回あのパターンの失点というのは、何とかならないのか?対策はとれないのか?そして攻撃の時のミスや精度の低いプレーは何とかならないのか?(特に服部)成岡には可能性を感じた。もちろん、まだこれからだが。
09.13 名古屋グランパスエイト 豊田スタジアム 2-2 TV 「自滅」とまでは言わないが、ミスにより勝ちきれない、というのは今までと変わっていない。前半中盤を組み立てることができたのは名古屋のチェックが緩かったことや名波を自由にさせていたことが大きく、チームが急によくなったとは思えない。あれだけ自由にやれるのにセットプレー以外からの得点は前田の1点のみ。これでは次節鹿島戦は厳しい。(西も出られないし)GK山本は特別悪くはなかったが、絶賛するほどのスーパーセーブとも思えない。しこりを残してまでアルノを外す必要があったのか?GKを緊急補強するようだが(それもあの佐藤洋平!?)それはどういう意味?
09.20 鹿島アントラーズ ジュビロ磐田スタジアム 1-1 TV 確かに中盤でボールは回るようになった。しかし勝てない。今回については引き分けと考えないこと。だって、とれた1点は「あの」柏原主審が珍しくとった幸運なPKによるもの。柏原氏の虫の居所次第では0−1だった可能性もあるわけで・・・ボールは回れど点は取れず。シュートにもっていく最後の1プレーが全然なってない。クロスの精度アップやゴール前でのプレー向上など、きちんと対策を考えてほしい。GK問題についても納得していない。失点は山本の判断ミスでは。アルノもあのようなミスはあったが、アルノの場合は叩かれて、山本はおとがめなし、というのは??
09.23 FC東京 味の素スタジアム 2-1 TV 「結果がすべて」と言える試合だった。中山はもちろん、名波も服部もいない・・・そして途中で田中マコが交代!?当然ボールは落ち着かず、キープさえままならない。簡単に奪われてあっという間に前線に運ばれるという厳しい試合だった。機転の利いた福西のFKから西野がそらして前田へとつながった先取点、途中投入の川口がねばって持ち込み福西が浅い角度から決めた決勝点、共に素晴らしかったが、いつ先に2点目をとられても不思議ではない試合だった。問題点は解決していない。日曜日の柏戦に向けて、また立て直しだ。
09.28 柏レイソル ジュビロ磐田スタジアム 1-1 stadium またしても「勝てた試合を引き分けて」と言われるのだろう。確かにロスタイムのCKからの失点はいただけない。でも、問題は別のところにあるのではないだろうか?追加点をとってなぜ突き放すことができなかったのか?今日もやはり出だしから中盤でボールが落ち着かなかった。何でもないところから奪われて逆襲されるの繰り返し。数回、いける、と思わせた攻撃もあったが、そういう場面があまりに少なすぎる。そして「決まらない」セットプレー。CKからの失点はあるのに、こちら側はCKやFKのチャンスがあれだけありながら全く決まらないのでは・・・。とにかく「点を取るパターン」を構築しないと。
10.04 ヴィッセル神戸 神戸ウィングスタジアム 3-1 TV 成岡も負傷、福西はまだ復帰できず、ということでボランチに河村、グラウトップ下という苦しい布陣。確かに最初は中盤でボールは回れど得点のにおいはなし、といういつも通りのペース、そんな中で失点と、厳しい展開になってしまうがそれを打ち破ったのが私が今ひとつ支持していない河村。ペナルティエリアわずか外からよくおさえた鋭いシュートをネットに突き刺し同点に。その後、攻めは徐々に好転し始める。サイドをうまく使った攻めや2トップが落としたところに後ろからグラウたちが上がってくるとか前田が下がりグラウが打ちにいくとか、ここ最近見たことがなかったいろいろな攻めのパターンが出始める。ドリブルで駆け引きしながら打った西のシュート、そしてうまく左サイドから崩して最後はノーマークの前田へという3点目、よかった!もちろん、神戸のDFがスカスカだったということもあるが、多彩な攻めのパターンが見られたのはいいことだ。
10.18 大分トリニータ ジュビロ磐田スタジアム 2-0 TV 両サイドにスペースを作ってくれて、そのエリアでかなり自由にできるため、西、ジレのサイド攻撃が機能した。名波を中心に好パスが次々とつながり、数多くの決定機を生み出した。そういう意味ではよかったが、相手は大分。あれだけ決定機があって決まったのが2本というのは厳しい見方かもしれないが残念。ここから連勝で優勝を狙うには、得失点差も関係してくるわけで、もっと大量点を取るべきだった。また、前半のバックパスのミスなど(そこから流れが一時変わった)、一歩間違っていればというミスも多かった。そして・・・やはりGK山本は不安定だった。1本決定的なものを止めているが、おいっ、と叫びたくなるミスが数回。残り試合全勝するためには反省してほしい。
10.25 JEFユナイテッド市原 市原臨海競技場 1-1 stadium トンネルは抜け出ていなかった、前節はただの雲の切れ間であった。前半は攻めども攻めどもボールがゴール前で落ち着かず、シュートできないといういつもの状態。ボール回しやボールさばきで高いテクニックは見せつつ、点が取れるパターンへもっていけないのである。後半、それが少しずつできはじめ、その中でジレが1点決めるのだが・・・ベンチの指示なのか、選手の判断なのか、時間稼ぎをして守りきろうとするようなプレーが見え始める。ゴール前にフリーの選手がいるのに、そこへ出さず、DFを抜いてゴールへ向かおうともせず、ペナルティエリアの外でパスを回したり、いい位置でのFKでゴールを狙わず、パス回しを始めたり・・・残り25分もあり、あれだけカウンターを食らってゴール前で危険な目に遭っているのに、同じやり方で守りきれると思ったのだろうか?私のような素人でもここは2点目を取りに行かないとと思っていたのに・・・。
タイトルは厳しくなった。私のアウェー遠征も、Jではこれが最後になるだろう。
11.08 ベガルタ仙台 ジュビロ磐田スタジアム 1-0 stadium 勝ったことは評価したい。あの悪夢の同点PKの仙台戦@宮城、そのお返しができたことにはほっとしている。しかし試合内容は押し続けながらも得点できずといういつものパターン。磐田相手にはこういうチームが多いわけで、そんなチーム相手にどうやって得点パターンを増やすかという研究・そして練習はやっているのだろうか?サイドでプレーした成岡はまだぎごちない面もあるが、きらめきも感じた。ねばって持ち込んだプレーは見事だった。次節は主力3人が出られない。1週間できちんと形を作ってほしい。
11.16 東京ヴェルディ1969 味の素スタジアム 2-1 stadium 勝った、勝った。クララが・・・(以下略)。
ま、それはともかく、前半はどうなることかと思った。エムボマ自体は疲れからか本領発揮とまでは行かなかったが、彼から出た絶妙なパスから平本のシュートで失点・・・。その後は決定的な場面をつくりながらも点が取れないといういつものパターン。敗色が濃くなりつつあった後半30分過ぎ、いよいよ中山投入。これが一瞬にしてチームを活気づけ、また相手を混乱させる。グラウのヘッド、そして西野のシュートから生まれた相手のオウンゴールと続いて試合終了。いよいよ首位。しかし引き分けさえ許されない状況に変わりはない。これからである。
11.22 ガンバ大阪 ジュビロ磐田スタジアム 2-1 stadium 道は閉ざされなかった。開始早々に1点を先行される苦しい展開となった。しかし、そのままずるずる行くのではなく名波がきっちりと中盤をつくり、田中誠がマグロンをきちっとおさえた。3バックの左右がなかなか相手をおさえられずにいて、きわどい場面をつくられてはいたが何とか耐え続けた。後半早々、西が退場となったがその後も全員で踏ん張り、耐え、機会を狙っていた。そんな中、ゴール前に持ち込んだ前田が倒されPK。その後途中投入の河村があれ?っという間の逆転ゴール。先週に続き、逆転を果たし歓喜に包まれるスタジアム!そして・・・今週もロスタイム、長かった。終わった時は胃が半分ぐらいに縮み上がってフニャフニャ状態だった・・・。最後に今週も。
「勝った、勝った、クララが・・・(以下略)。」
11.29 横浜F・マリノス 横浜国際総合競技場 1-2 stadium 言いたいことをすべて書き始めたらこんな欄では全く足りず、原稿用紙20枚ぐらいすべて書けてしまいそうだ。開始早々のグラウのゴール、思いっきりフラッグを振り回した。でも、その旗は2度と振られることはなかった。相手GKも退場となり、できすぎた滑り出しに選手が、首脳陣の多くがこのまま行けば優勝、という勘違いをしたのではないか?先行してから、目に見えて動きが悪くなる。反応が遅れ、動き出せない、走れない、あれ?と思うようなミス・・・そして前半の「終わり30分」、全く意図のない時間つぶしでしかなかった後ろの方での「攻めに行かないパス回し」。一体ゲームキャプテン、あなたは何をやっていたのか?そしてその前から???という飛び出しを何度もしていたGK、すごく不安な思いで見ていたのだが・・・。
この試合は長いリーグ戦の中のわずか1試合であり、これだけが優勝を逃した原因、というわけではないし、あんな状態から優勝争いができるところまで来たことに評価を与える声があることもわかっている。でも、「何とかなったのではないか?」という気持ちが未だに、そしておそらくこれからも私の心の中でかさぶたとなりいつまでも残り続けることだろう。
第83回天皇杯全日本サッカー選手権大会
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
12.14 佐川急便東京SC
(3回戦)
ジュビロ磐田スタジアム 2-0 stadium 勝った。しかし前半は「???」という内容だった。福西、グラウの故障、契約解消によるジレの不起用、そして「完全移籍」洋平の起用(2週間前のことを思い出せば当然)ということで、西野、信男、河村をスタメン起用、信男は右、左は「久しぶりの」西、ボランチに河村が入った。しかし・・・信男の調子がいいこと、河村がだんだん頼もしくなったことはよいとして、あとは全く変化なし。相変わらず不安定なゲームキャプテン、撃てないFW、がちがちに固められるとこじ開けられず、時に「やば!」という状況になる守備・・・2週間前と「ほぼ同じ」チームだ。ボールを下げる消極性は減ったが、あとは何も変わらない。相手が相手なので取りあえず前半に1点とれたが・・・後半になって中山、チャゴ、太田とメンバーチェンジ。これで流れは変わり、チームも活気づいた。中山はやはりストライカー。常に得点を目指して動いている。チャゴは足下の技術は高そう。まだ間もないのにフィットできそう。点差に余裕のある試合でもう一度見てみたい。そして太田。おもしろいじゃないか。スピードもあるし、足下のコントロールもいい。彼ももう少し点差に余裕のある試合でもう1度見てみたい。
しかしなにはともあれ、「主力」の調子が今ひとつなのが気になった。例年よりも「モチベーションの低さ」は心配はないようにも見えるが、決してがめつくタイトルを取りに行こうというふしも見えない。J1昇格して張り切ってる相手に大丈夫なのだろうか・・・。
12.20 アルビレックス新潟
(4回戦)
ジュビロ磐田スタジアム 4-0 stadium まだ力の差は歴然としてあるとして、それでも自信をよみがえらせてくれる一戦だった。前節に続いて信男、西の両サイドの動きがよくなり、また河村がたくましくなっているのが感じられた。河村は一時期のボールを持って迷ったり、消極的に後ろに下げたり、というプレーがなくなり、積極的に前に向かって仕掛けたり、闘志を全面に出す場面が見られたり、全く見違えるよう。そして3バック+洋平は今日も0点に抑えることができ、自信になったと思う。しかし・・・FWの後ろにぽっかりと空く空間があり、以前は俊哉がここを埋めていたんだな、というのを感じさせられたり、単純なパスミス、判断ミス、そしてファールになってしまう守備などを連発する服部の悪さが目についたりして、準々決勝に向けての課題・不安も露呈する一戦となった。
12.23 東京ヴェルディ1969
(準々決勝)
岡山県陸上競技場
桃太郎スタジアム
3-0 stadium スコアで見れば大勝だが、実は結構もどかしい時間が長い、そんな試合だった。ヴェルディも一時期の「弱小読売」状態ではなく、派手さはないが実力ある者がそろい、チームとしてまとまりつつある状態。ただ、今日はチームの中心人物である名波の機転の利いた配球と「らしくない」闘志が磐田のイレブンを動かしたように見えた。西もさえていた。心が躍る突破と素晴らしいクロス。そして前半終了間際のPK、佐藤洋平、よく止めた。もう磐田に欠かせない一員だ。DFはヒヤッとする場面もあり、決して楽観できるものではなかったが、結果として0点に抑えられてよかった。ゲームキャプテンは・・・特別悪くはなかったか?でも、不要なイエローだった。
12.27 清水エスパルス
(準決勝)
埼玉スタジアム2002 4-2 stadium 今回もスコアだけ見れば快勝のように見えるが、簡単ではなかった。前半立て続けの2得点、これは素晴らしかった。前田の素晴らしい突破から、DFの股をぬき、グラウへ、それを確実に流し込むゴールや、グラウからドンピシャクロス、それを確実に決める成岡など。でも、その後のアンジョンファン2連発もすごすぎ。楽勝ムードが吹っ飛び、膠着状態。そんな中でセットプレーからのグラウ・前田のトリッキーなプレー、練習どおりといったところか。先行してハーフタイムに入ることができたのはよかった。その後も決して楽な試合ではなく、洋平のファインセーブで2点以上は防いでいるのではないだろうか?
守るのももちろん大事。でも、取るべき時に取っておけば、勝てるのだ、ということが証明された試合だろう。成岡もフィットしてきたし、河村もたくましさが増してきた。西のクロスもキレキレ。そして川口・服部抜きでここまでできるのだということを見せてくれたこの試合、元日はもちろん、来季に向けても「いい感じ」を感じさせてくれた。
2004
01.01
セレッソ大阪
(決勝)
国立競技場 1-0 stadium ついにここまで来た。万感の思いだ。しかし元日にここに立てただけで満足してはならない、何としてでもタイトルをつかむのだと思うと胃がきりきりしながらのスタジアム入りとなった。開始早々から服部のミスから決定的なピンチ。大久保の空振りで事なきを得たが、すっかりリズムを奪われてしまう。試合への入り方を失敗してしまった感じだ。前節までのスペースをうまく使ってボールを前に前に運ぶ磐田が見られない。また、前線から囲い込んでボールを奪ってきた磐田が見られない。今までとちがう、リーグ戦で悪かったころの磐田のような雰囲気だ。そのまま前半は終了するが、後半、いつもより早めの中山投入がチームの流れを変える。そして中山がうまくさばいたボールを前田・グラウとつないでゴール!しかしその後グラウが2枚目のイエローで退場すると再び私の胃が痛み始める。洋平のファインセーブが何本も続く中で何とかしのいでいるという状態。主審の笛が響いたときには歓喜というよりはホッとした、という感じだった。
決して内容はよくなかったが、結果がすべてのトーナメント。よく頑張ったと思う。来年度も王者と名乗り、ユニフォームにカラスをつけられるのは大きい。11・29に砕け散った誇りを再び取り戻して、来季のチャンピオンズリーグにつなげていきたい。
(ジュビロ磐田スタジアムはヤマハスタジアム磐田と改称しましたが、Jリーグは03年シーズン中は旧名称を使用するとのことですので、ここでも03年シーズンは旧名称を使用してきました。また、天皇杯も旧名称を使用していたので(チケットにそう書いてあった)そのように表示しました。