試合日 |
対戦相手 |
会場 |
結果 |
観戦方法 |
一 言 |
02.02 |
ベネズエラ代表 |
九州石油ドーム |
0-0 |
TV |
予想されたこととはいえ、まだまだ・・・。もちろん、シーズン序盤、試合勘も鈍っているとはいえ、集中合宿をやった後であのちぐはぐさはない。攻め手が見られないし、守りも闘莉王あたりが簡単に裏を取られてあわやというシーンもあり、2軍相手に決して安泰と言える守備ではなかった。岡崎、大久保のところに、これ、というボールが出ない。もちろん個々は頑張っていたし、小笠原も23ピースの1つになる可能性を感じさせる動きを見せた。しかし・・・まだチームになれていない。遠藤も存在感なかったなぁ。このチームの、そして個々の善し悪しは東アジア3連戦を見極めてからだろうか。 |
04.07 |
セルビア代表 |
長居スタジアム |
0-3 |
TV |
おいおい。本当に大丈夫なのか? ほとんど何もできなかった。ひたすら横パスだけを繰り返し、攻めを全く組み立てられなかった。奪われると簡単に裏を取られる始末。最終ラインもズタズタだし、阿部あたりのボランチも何をやっているのか。これではっきり決心がついた。「南アには行きません。」 |
05.24 |
韓国代表 |
埼玉スタジアム2002 |
0-2 |
TV |
完敗。サイドと中央の連携が悪すぎ。今野を左なんかに置いておけば何もできないだろうが・・・。そして中央でボールをさばく俊輔、長谷部、遠藤の調子が悪すぎ。特に遠藤の存在感のなさと言ったら・・・。最終ラインも闘莉王を外したのは、情報漏洩を恐れたためだろうか、と思いたくもなってしまう。結果として今野、阿部がブッちぎられる中でのあの見苦しい先制点・・・情けなさ過ぎる。これでチーム全体が自信を失ってしまったようだが、戦いはこれから。ここで固めた覚悟を胸に、次に向かってもらうしかない。イングランド戦まで一週間しかないのだ。次こそ、何らかの手応えをつかまねば、本当にチームは崩壊してしまう。 |
05.30 |
イングランド代表 |
オーストリア・グラーツ
UPC Arena |
1-2 |
TV |
大変残念。ただ、よく1週間でここまで建て直してきたということは評価できよう。ただ、それだけに、残り30分、何とかならなかったのか、という思いがしてならない。3ボランチにした結果、前半は阿部が中盤とバックラインのバランスをとりながら、よくぞイングランドの攻撃の芽を摘んできた。開始直後のいい時間帯で手にしたCKのチャンスをしっかりとものにしたのもイングランド陣をいらつかせる結果となり、心理的に有利に60分まで来ることができた。しかし・・・残り30分を切り、足が止まり始めたところ、こちらは献身的に守備をしてきた大久保を外し、松井を投入した一方で、敵方はジェラードやJ・コールなどの投入で前線を活性化。松井が守備をしなかったわけではないが、大久保のような体を張るシーンがなく、サイドを中心に何度も突破を図られるように。それらの中から必然的に生まれたオウンゴールだったと言えよう。
川島がPKも含めて本当によく防いでくれていただけに、残念な2失点だったが、結局ラッキーから生まれた1点だけで追加点を取る攻めが組み立てられなかったこと、その中心となるべき本田がダメダメだったことなど、課題も大きい。1週間でここまで立て直せたのだから、残り2週間でその課題もクリアして、いい形でカメルーン戦に臨んでほしい、というのが願いである。 |
06.04 |
コートジボワール代表 |
スイス・リヨン
Stade Tourbillon |
0-2 |
TV |
一昨年(だったか?)の豊田スタジアムのようにはいかなかった。優れた身体能力の前にボール支配すらままならなかった。攻撃についてはほとんど組み立てられなかったと言えるし、守備についても捕まえられない場面が多々出るなど、課題を残した。何より、危険なエリアでファウルでなければ止められないという実情。結局、それでダメ押しの1点を与えてしまった。課題は山積。あと10日、何ができるのか。 |
09.04 |
パラグアイ代表 |
日産スタジアム |
1-0 |
stadium |
まずは勝って何より。基本的に南アW杯代表をベースとしたチームだが、その中で点を取ったのが香川ということで、世代交代の第一歩となったのがよかった。何よりもボールの受け方、そしてスピード、前を向く姿勢が素晴らしかった。基本的にはチームとしては何もできておらず、「代表」ではなく「オールスター」という状態で攻めも守りもちぐはぐで、そういう意味ではある意味「磐田レベル」ではあったが、磐田との違いは個人技の高さ。合わないクロス、追いつけないパス、前を向いてもらえない弱さなどはあったが、そこから先にカバーする個人技の高さに見応えを感じた。そして生き生きとした森本や香川に頼もしさを感じた。中澤は2014までバックラインを守るのは厳しいかもしれないが、少なくともアジアカップまではがんばってもらって、魂を次の世代に伝えてほしい。・・・早く「ザックジャパン」を見たい。 |
09.07 |
グァテマラ代表 |
長居スタジアム |
2-1 |
TV |
ううん・・・試合内容については不満も多いが、ザック新監督への顔見せ、ということではしょうがあるまい。所詮ハラヒロミオールスターズなのだ。しかし長友からの高速クロスにきちんと合わせり、香川のこぼれ球をキッチリと押し込んだ森本はよかったし、ぜひイタリアで成長を続けてほしい。香川も疲れからかミスも目立ったが、前節に引き続きいい動きが見られた。ただし・・・守備陣は課題山積だ。まずボランチレベルでの守備が全然できない。あそこで自由にさせるなっつーの。それにCB。後半はザルのようだった。やはりしばらくは中澤と闘莉王の力が必要だ。最後に・・・楢崎の代表引退宣言には少々驚いた。 |
10.08 |
アルゼンチン代表 |
埼玉スタジアム2002 |
1-0 |
TV |
まずは素直に勝利を喜びたい。すごいぞ、ほぼフルメンバーのアルゼンチンに勝てたのだ。前半最初の15分は前へ前へと押し寄せるアルゼンチンをはね返すのにいっぱいいっぱいだったが、その後少しずつ流れをつかみ、両サイドを起点にボールが回るようになり、押し戻し始めた。そんな中から長谷部のシュートをキーパーが弾いたこぼれ球に岡崎が反応し、先制した。その後はしばらく日本が押しこむ時間が続いたが追加点は取れず、後半になって反転攻勢に出たアルゼンチンに押し込まれるように。しかししっかり守りながらチャンスをうかがうという姿勢を貫いて最終的に勝利を手にすることができた。前田は随所に高い技術と彼ならではのゴールに向かう姿勢を見せたが得点は奪えず。あのカウンターからの一対一は決めたかったな・・・あの辺が彼らしさなのだが。アルゼンチン側のコンディションが最良ではなかったのかもしれないが、それを言うと日本はホームでは親善試合は全くできなくなってしまう。卑屈にならなくてよいと思う。ザックジャパン、いい形で船出。アジアカップにいい形で向かえるように、もう一試合、がんばってほしい。 |
10.12 |
韓国代表 |
大韓民国・ソウル
ソウル・ワールドカップ
スタジアム |
0-0 |
TV |
よくもうちの駒野をやってくれたな。しなければならないファウルだったか? いくら日韓戦は国の威信をかけた戦いとはいえ、相手をケガさせてはいかんだろ。もっと冷静にファイとしてほしかった。せっかくのいいゲームを台無しにされた思いだ。ブログにも書いたが、互いに相手のよさを消し合うゲームの中で、結構本田、長友、内田が鋭く敵陣内に切り込み、いい形を作ることができた、そんなゲームだった。ただ・・・決めないとな・・・。詰めが甘い、と言われても仕方ない。来年のアジアカップに向けて自信になった部分と課題になった部分と、その両方が見えたゲームだった。 |