試合日 |
対戦相手 |
会場 |
結果 |
観戦方法 |
一 言 |
01.29 |
カザフスタン代表 |
横浜国際総合競技場 |
4-0 |
TV |
選手の連携がとれてきたこととか、オフ明けとは思えないぐらい動きにキレがあるとか、こぼれ球をきちんとコントロールしてゴールを決めた玉田や松田とか、アレックスのフリーキックとか、個人技がいいのはよい。(特に先取点の玉田、ああいうところでああいう球をきちんと決められてこそ代表だ。Jレベルではあれだけのチャンスがあっても決められない選手がいるわけで。)中澤はアジアの壁として成長しつつあるし、加地も積極的に上がりチャンスをつくり出した。小笠原もよくなってきたし、初キャップの阿部も悪くない。(福西、しっかりしないと・・・。)セットプレーに特典のにおいが感じられるようにもなってきた。しかし・・・。あまりに「コンディションがよすぎる」のが不安だ。この状態を維持し、シリア戦も戦い、そして本番の北朝鮮戦まで維持できるだろうか。1週間後、コンディションのピークを過ぎた選手たち、お疲れ気味の海外組合流、結局十分なパフォーマンスができず、なんてことだけはないように願いたい。それから元アジアの盟友カザフスタンよ、そんなのでUEFAでやっていけるのか? |
02.02 |
シリア代表 |
埼玉スタジアム2002 |
3-0 |
TV |
残念だったなぁ、あのガツガツと固めて来つつ、奪えば高速でゴール前に運ぶというシリアともう少し11対11でやりたかった。とはいえ前回はやはりカザフが「ヘタレ」だったということがよくわかった。今回はああは行かなかった。でも、その中で前回同様ボランチ、そして小笠原から右サイドの加地へいいボールが送られ、相手を脅かすシーンが何度も見られ、可能性が感じられた。また苦しみつつもいい時間に先制、追加点を奪えたのもよかった。特に3点目は小笠原が自ら点を取りに行く積極性を見せるようになったのが結果につながった。田中誠、福西の磐田勢も元気だし、特に田中誠はいつものクレバーな守りが見られ、よかった。すっかり定着しているようだし。ただ、言うとすればアレックス。攻めではちょっと突っかけられるとすぐボールを奪われるし、守れば守ったであっさり抜かれていく。今日もよくもあんなに簡単に抜かれてあわや、というピンチがあった。また、チーム全体速攻への対応が遅い。あっという間にペナルティエリアまで運ばれる。これは苦しい。もう攻撃を送らせることはできないものだろうか。 |
05.22 |
ペルー代表 |
新潟スタジアム
ビッグスワン |
0-1 |
TV |
しかし・・・予選前にこういう相手とやっておいてよかった。自信喪失なんかされちゃ困るが、このままじゃダメ、という危機感がこれで高まってくれるのであれば、それでいいかも。何よりゴール前でのプレーの正確さがほしい。FW2人、サントス、小笠原あたりの連携、信じて走る動きなどできてきたがプレー、特にパスやシュートに正確さがなく、結果に結びつかない。特にシュートの不正確さは見ていてイライラを高める。鈴木隆行、遠藤、フリーで撃つのなら枠に行かせてほしい。また、ちょっとハードにマークされると何もできなくなるというのはツライ。以前に自分の起用法に不満を漏らしていた小笠原も、今日は時間が経つに従って存在感がダウン。本山に至っては交代で入った後、どこで何してたの?そんな中、よかったこともあった。三浦淳宏はいいタイミングで飛び出してパスを受けたり、うまくつなぐなど攻撃のきっかけづくりになっていた。また、大黒は「点を取りに行く動き」ができているように感じた。動き出しの速さがいいと思った。
全体的にいい試合をしていたが、やはり国内組だけではいっぱいいっぱいなのだろうか?何か一味足りず、結局、結果に結びつけられない、そう感じた。。 |
05.27 |
アラブ首長国連邦
(UAE)代表 |
国立競技場 |
0-1 |
TV |
ブーイング、いいじゃないか。もっともっと!前の試合から学んだことはないとはいわないが、同じことを繰り返していては、何を言われても仕方がないだろう。とにかく、日本を封じるにはこうすればよい、という試合だった。大黒、長時間使ってみたが残念。もう一つ、なのだがそのもう一つの差が大きい。そして、やはり小笠原では厳しい、と感じた。プレスをかけられてもゲームをつくる強さと技術がほしい。となると、俊輔は必然的に、だなぁ。そしてこの2戦を見て、鈴木隆行のよさって何だろう、彼は本当に代表に必要なのかという「?」がより一層大きくなった。三都主もあいかわらず光るものがなかったし。全体的に後半、ボールを追わなくなったし。(特に前線。)もっとも希望もなくはない。ワンタッチプレーの精度は上がりつつあるし、セットプレーにもいろいろなパターンが見られるようになった。セリエ組、俊輔の合流、そしてフィットを期待するしかないのか・・・?(ところでヒデは?どんな状態なのだ!?)
それと・・・今日も言うけれど、本山はどこで何をしてたんだい? |
09.07 |
ホンジュラス代表 |
宮城スタジアム |
5-4 |
TV |
田中誠がスタメンにいない代表なんて・・・ってのをあまり言い過ぎると「代表を見る時はひいきJチームのエゴは出さない」と言っている私の信条から外れるのでしつこくはしないつもりだが、純粋な気持ちで見てやはり「三都主は本当にDFでいいのか?」「本当に4バックが日本代表に向いているのか?」と言いたい。彼に守りを期待するのは無理だろう?ドイツに向けて「非情に、クールに、ニュートラルに」人選をすると言っていた一方で彼を4バックの左サイドバック選ぶ指揮官はやはり解せない。ボランチとバックラインの間のポッカリと空いてだれも追わないゾーンもひどい。2人そろって上がっちゃうこともあったし、修正される気配もなかった。攻めについても決して「欧州組」はかみ合っているとは言えなかったかな・・・まぁ、当然急造のチームなわけで仕方ないとは思うが、ヒデにせよ、稲本にせよあれだったら・・・。中田浩二はちがう使い方もあるのではないかなぁ。とにかく失望。
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10.08 |
ラトビア代表 |
ラトビア・リガ Skonto Stadium |
2-2 |
TV |
何だかなぁ。中田浩二については十分反省してほしいし、あんなことやってるからマルセイユでは・・・と言いたい。大体あんたは2002年のトルコ戦でも失点のきっかけを作ってたわけで、本当に大事なところでミスをするものである。話を全体に戻すと、欧州組を中心とする組み合わせは球際の強さ、パスの精度、視野の広さ、スペースの使い方などさすが、と思わせるものがあった。ただし、「前半だけは」。後半CKから1点を取られてからのチームってのはどうなんだ?疲れもあるのだろうが何とか修正しなければならなかった。なのになかなか修正できない。挙げ句の果てにとった采配が大久保はともかく、あの三都主と坪井、そして鈴木隆行に本山の投入というのだから・・・??何か流れを変えられたか?終盤は攻めにしても守りにしても形を作ることが全然できていなかった。
そんな中での収穫は松井大輔が代表にフィットすることが確認できたことと、将来的にポスト中田英寿は彼に期待してもいいかな、というのが見えたことだと思う。本当にいろいろなところに顔を出し、献身的にプレーする姿、精度の高いパス、高い個人技など、頼もしく感じた。 |
10.12 |
ウクライナ代表 |
ウクライナ・キエフ
Olympic Stadium |
0-1 |
TV |
アウェーということを考えればあのPKはあり得ることだろうし、中田浩二の一発レッドについては後ろからいっていたわけで致し方ないところもあるだろう。ということであれば、ああなる前にどうして点が取れなかったか、そして一人少なくなる前でもあれだけ危険な場面を作られていたのはどうしてかということを考えるべきだろう。立ち上がりからの30分はウクライナも飛ばしてきていたが、全く何もできなかった。ボールキープすらできなかった。そして左サイドを押し込まれる。14番。やはり中澤が後ろに控えていない4バックで三都主を左「サイドバック」に使うのは危険だ。攻めになっても走れないし。「戦犯」というようなことはしなかったが、貢献もできていなかった。それから日本のFW陣はペナルティエリア内でどうしてフリーになれないんだろう?遠目から撃つか、ペナルティエリア内でつぶされてよし。これでは点は取れない。鈴木隆行を使うより(最後の追試だったのか?)、もっと大久保を早い時間に投入するべきだったと思う。 |
11.16 |
アンゴラ代表 |
国立競技場 |
1-0 |
stadium |
勝つことは勝ったが、とても希望をもって2006年を迎えられるという内容ではなかった。FWの2人は問題外(特に存在感がまるでなかった13番はなぜ90分間出ていたのか理解できない。)だが、中盤についてもパスの出し手と受け手の意思の疎通のなさはひどすぎるし、あんな緩いパスやのんびりした攻守の切り替えでは強豪相手の本大会ではぶっちぎられてよしのような気が。ボールが出るところにだれもいない、ということもしばしば。3バックだったため左サイドの14番のダメダメさは目立たなかったが、中途半端なドリブルやボールを奪われてからの戻りの遅さは相変わらず。やはりこのチームは3バックがいいと思うのだが。最後に・・・あえて今日の試合から「希望」を探すのなら、松井大輔については得点シーンのみならずその動き全体に希望を感じた。 |