JAPAN BLUE
   このコーナーは、日本代表を追いながら私が思ったあれこれをつづっていく「JAPAN BLUE」の過去ログです。2005年分の日本代表の試合を見ての記録をここに残しておきます。
日本代表(A代表)
FIFAワールドカップ南アフリカ2010 アジア地区最終予選 グループA (2008年から続く)
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言

2008
09.06
バーレーン代表 バーレーン・マナマ
Bahrain National Stadium
3-2 TV チームの成長と脆さの両方が感じられる初戦となってしまった。さすがに中村俊輔と松井が入ると流れが変わる。そしてボランチの遠藤と長谷部も効いていた。特に遠藤については存在感の大きさに感心した。試合全体の2/3については前線からのプレスも効き、相手に自分たちのサッカーをさせず、日本主導のゲームを作っていた。しかし・・・選手たちが入れ替わるにつれ、少しずつそれがおろそかになり、終盤の間に時間帯を招いてしまったという感じだ。中村憲剛については決勝点となる3点目を取ったことは評価できるが、この「悪い流れ」を作る一因にもなってしまっていたかなとも思うし、今野は何なの、という感じだ。結果がすべての最終予選でこれだけ言えるのも、何はともあれ勝ち点3が取れたからこそ。これをきっかけに今後締めていってほしいと思う。一つ心配は・・・俊輔がかなり厳しいコメントを出しているし、ゲーム中もそんな雰囲気だったが、彼が「第二のヒデ」にならないか心配だ。
2008
10.15
ウズベキスタン代表 埼玉スタジアム2002 1-1 TV 化けてくれるかと思っていたが、だめだったか。開始直後から相手の激しいチェックに翻弄されるダメダメなゲームへの入り方となってしまった。何とか「持ちこたえて」いたが、あのおバカな4番の自称DFの不用意なクリアミスのおかげで無様な失点。その後は自称熱いFWが何度もチャンスを手にするも結局得点に結びつけることはできず。そもそもあのUAE戦の内容のなさを全く考慮されることもなく、玉田はともかくとしてどうしてあいつなのだ? そして交代に投入されたのがやはりUAE戦で何ら存在感を示せなかった岡崎というのだから、采配も批判されるのもやむを得まい。俊輔は封じられ、内田頼み。勝ち点3を逃したと同時に岡田JAPANのある意味限界を見てしまったような気がした。
2008
11.19
カタール代表 カタール・ドーハ
Al Sadd Stadium
3-0 TV よくぞ勝ち点3を勝ち取った。細かいことをいえばいろいろある。寺田。最初は危うかった。闘莉王との連携もどうかと思えるところもあった。しかし相手の何て言ったか、セバスチャンだったか、よく抑えていたと思う。守り全体としても、相手のボールの出所をあっという間に囲い込み、すぐに奪って展開する動きにはたくましさを感じた。攻めについても、あれを決めていれば、というシーンもあったが、連動したパスワークから数々のチャンスを作り出せていた。その中で、角度のないところからの田中達也のシュート、胸のすくような玉田のダイレクト、そして闘莉王のダメ押しヘッドと素晴らしかった。課題はこれを豪州戦にいかにつなげるか。オフを挟んでいいコンディションで次戦を迎えてほしい。
02.11 オーストラリア代表 横浜国際総合競技場
(日産スタジアム)
0-0 stadium 残念。いろいろ言われるほど俊輔も長谷部も悪くはなかったと思うし、オーストラリアの中盤をうまく崩し、バックラインの裏をよく突けていたと思う。ディフェンスも安定していて、よく危機の芽を摘んでいた。しかし・・・、ゴール前のここぞというところでかみ合わない。FWはもちろんのこと、中盤から飛び込んでくる選手とも。中盤はかなり自由に動くことができていたようだが、そんな中で俊輔の位置どりがかなり下がり目だったのも影響しているのだろうか。何はともあれホームで引き分け、残念である。
03.28 バーレーン代表 埼玉スタジアム2002 1-0 stadium よかった。バーレーンに勝ち点差を詰められないためにも、何が何でも勝たねばならないゲーム、それが1-0であろうが、それがセットプレーからでしか得点できなくても、まずは勝ち、そしてバーレーンを突き放したことに大きな意味があると思う。とはいえ・・・、本当に流れの中から点が取れない。特にFW陣の得点力不足は深刻だ。攻めは決して悪くはない。厳しいマークの中、高い技術でよくボールをつなぎ、相手を交わして何度もわくわくできるシーンを作った。しかし、同じような攻めを繰り返す中で局面を打開しきれなかったのは事実で、今後はより一層の工夫や発想、そしてそのイメージを全員で共有することが求められよう。また、最後はDF陣が踏ん張る形となったが、中盤の底などで結構相手をフリーにする場面もあり、また、ペナルティエリア内にボールを持ち込まれるシーンも目立った。守りもしっかり見直しをするべきだろう。
06.06 ウズベキスタン代表 ウズベキスタン
タシケント
Pakhtakor Stadium
1-0 TV まずは安堵。予選は本当に難しい、そんなことを感じさせられたゲームだった。「アジアン・レベル」のジャッジしかできない低レベルのレフリングの中、はね返してもセカンドボールを拾われ本当によく最後まで「耐えて」くれた。また、虎の子の1点をまさにもぎ取った自らのシュートの跳ね返りを押し込む岡崎のゴール、素晴らしかった。本当に選手個々がよく集中し戦い抜いた90分だった。
06.10 カタール代表 横浜国際総合競技場
(日産スタジアム)
1-1 TV 私自身、阿部と今野はどれだけ信頼が置けるのだろうかという位置付けの選手だがそれが結果的にも裏付けられることとなった。ボランチ、そして左サイドが入れ替わるったらまるで別物のチームになってしまった。中澤のPKは不運といわざるを得ない。しかし、それだけでこういう結果になったというものではなかろう。全く前に向かうことができなくなってしまったのはなぜなのか、多くの時間帯を相手に支配されてしまったのはなぜなのか、それを考えなければメルボルンに向かうことはできまい。
06.17 オーストラリア代表 オーストラリア
メルボルン
The MCG Stadium
1-2 TV 情けない。これが現状の実力差だということはわかっている。ただ、やはり3年前のリベンジをここで果たしてほしかった。控え組を試したい気持ちはわかるがそれが今野と阿部では。実際2度のセットプレー時、ゆるいマークから失点したシーンでは両方とも阿部が絡んでいる始末。彼らには失望した。そして存在感のない玉田ら攻撃陣にも失望。ちょっとっしっかりプレスをかけられると何にもできないのね・・・。1年間という残された期間はあまりに短いと痛感させられた。
AFCアジアカップ2011カタール 予選Aグループ
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
01.10 イエメン代表 熊本県民総合運動公園
陸上競技場
(KK WING)
2-1 TV  勝てて何より。でも、そんなこと言ってるような相手じゃないはず。試合開始直後の前へ前へと選手が走り込む流れはいつの間にかどこへやら。次第に相手を探してパスを出すように。それとともにゴールポスト、クロスバー直撃大会へと。どうしたらあんなに見事に枠(それも本当に枠のみ)をねらえるのだろうか。興梠は存在感なし。岡崎は1点こそ取ったものの、あとはボロボロ。また、カウンターにめっぽう弱い。惨めなぐらいのバックライン。いくらこの後に向けてのラボとはいえ、心配だ
01.28 バーレーン代表 バーレーン・マナマ 0-1 - TV中継がなかったようで、映像では全く見ていない。それにしてもかなり出来は悪かったようで。いくら国内組のしかも若手中心とはいえ、情けない限り。それよりなにより能活がケガしたって!?開幕は絶望とか・・・今年もケガに泣く磐田になるのだろうか。そしてオーストラリア戦のゴールポストはだれが守る!?
10.08 香港代表 アウトソーシングスタジアム
日本平
6-0 TV 勝てて当然と言える相手だし、大量得点も当然と言えば当然の相手であるが、ここまでの2戦、特にバーレーン戦で苦労しているだけにその先のイエメン戦、そして最終バーレーン戦を背水の陣にしないためにも、価値ある勝利だったと言えよう。ハットトリックの岡崎も素晴らしかったが、そこに相手を引きつけ、ピンポイントでパス・クロスを出した遠藤や長谷部、徳永もよかったと思う。ただ、守りについては簡単にパスカットをされてゴール前へ運ばれ、ファウルで止めるような場面も見られ、これが強豪相手だったらFKから一発ピンチになりかねないとも感じた。次のアウェー戦もしっかり勝って、年明けの難しい時期のイエメン戦につなぎたい。
11.18 香港代表 中華人民共和国
香港・香港スタジアム
4-0 - -
国際親善試合
試合日 対戦相手 会場 結果 観戦方法 一 言
02.04 フィンランド代表 国立競技場 5-1 TV 4得点はどれも素晴らしい。決めた岡崎も、そこにボールを供給した内田も・・・。そのほかにも憲剛や内田を経由した絶妙のパスから大量得点が生まれ、豪州戦に希望をつないだ。しかしやっぱり失点はセットプレーから。CKをキーパーが弾いたところをけり込まれて。本当に相変わらずで情けないし、やはりゴール前での高さに弱い。そんなところを視察に来ていた次戦相手指揮官に見せてしまったようだ。その前にも何度も危険な形を作られながらもしのいできたというのに・・・。日本と同じ春秋制の北欧勢はコンディションもまだまだこれからと言うところなのであろうが、豪州はこうはいくまい。どこまでやれるか不安だ。
05.27 チリ代表 長居スタジアム 4-0 TV 今日の収穫は「底上げ」だろうか。レギュラー以外から起用された選手たちがそれぞれ結果を出し、いい内容を残した。何と言っても岡崎。1点めはそこに詰めていたことに価値があるという感じだし、2点めは中澤のパスも見事であったが、それをうまくコントロールして決めたことに「天晴れ」である。磐田で今季は安定感を見せるようになりつつある駒野も及第点。かつての代表は控えはあくまでも控えであったが、こうなってくると戦い方を変える手段として選手の起用を考える、ということができるようになるかも。
05.31 ベルギー代表 国立競技場 4-0 stadium はっきりいうと、チリ戦の時の方が「鋭さ」があったように思う。主力組が先発して確かに快勝だったが、「そこへ出て、そして走る?」みたいな鋭さ、そしてワンタッチパスのテンポよさは前節の方があったかなと。安全策で勝負しない場面や詰めるべきところで詰めない場面も目立った。俊輔や憲剛、内田の技術の高さを改めて見られただけに残念だった。それにしても岡崎・・・2戦連続やるなぁ。あのダイビングヘッド、中山を彷彿させるものがあったぞ。
09.05 オランダ代表 オランダ・エンスヘーデ
FC Twente Stadium
0-3 TV いつもの磐田を見慣れているからか、前半は本当に「走る」チーム、きちんと「つく」チームはいいなぁ、と思ってみていた。ボランチはもちろん、前線からのプレスがよく効いていた。しかし・・・セットプレーでマークを外し、決められてからはまったく皆がバラバラに動き始め、つかれも加わり、ボランチエリアで全く相手を捕まえられなくなってしまった。終盤は点を取りに行くという気持ちばかりが先立ち、何も組み立てができない始末。代わりで入った本田や興梠は世界規準の前ではまったく機能しなかった(できなかった)。ま、本田については北京五輪以来期待してないし信頼もしてないんだけれど。一度それを覆すようなプレーをして、なるほど日本にはお前が必要だ、と思わせてくれれば話は別だが。何はともあれ、現時点ではベスト4どころか、ベスト16レベルではない。
09.09 ガーナ代表 オランダ・ユトレヒト
Utrecht Galgenwaard Stadium
4-3 TV 何なんだ、あのつまらないミスからの3失点は。長友、中澤、都築には失望。そして戻っても来られないのに上がる闘莉王も猛省してほしい。後半の3得点は確かに悪くないが、交代選手が当たったとかではなく、相手の足が止まり始めたというところが大きいか。そんな中でもまたもやいいところが見せられなかった本田。今日はびっくりすることに守備などをしていたが、攻めについては全く精彩を欠き、逆転に向かうゴールラッシュも蚊帳の外。彼の組織対応能力というのは一体・・・?久しぶりの稲本はよかった。ぜひ今後も試してほしい。
10.10 スコットランド代表 日産スタジアム 2-0 TV (土)19:20-
10.14 トーゴ代表 宮城スタジアム 5-0 TV 岡崎開眼!! 相手のレベルがどうとかいうところもあるが、とにかく代表に欠かせぬ男になってきた。そこにそう入ってくるか、そこでそんな足使いをするか、といった意外性のあるフィニッシュを見せてくれるところはますます「ポスト中山」をにおわせる存在になってきた。そう、ちょっと前までいた「急にボールが来たので」とか言っちゃうような奴とはちがう、いかにも青ユニにふさわしい男になりつつあるようだ。この3連戦は岡崎の代表FW定位置獲得と、森本や途中投入の本田などとこれまでの代表の主軸がチームとしての熟成するための機会だったと言えよう。いずれも相手はショボかったが、チームとしては得るものがあったような気がする。
11.14 南アフリカ代表 南アフリカ共和国
ポートエリザベス
Nelson Mandela Bay Stadium
0-0 - -
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