試合日 |
対戦相手 |
会場 |
結果 |
観戦方法 |
一 言 |
2008
09.06 |
バーレーン代表 |
バーレーン・マナマ
Bahrain National Stadium |
3-2 |
TV |
チームの成長と脆さの両方が感じられる初戦となってしまった。さすがに中村俊輔と松井が入ると流れが変わる。そしてボランチの遠藤と長谷部も効いていた。特に遠藤については存在感の大きさに感心した。試合全体の2/3については前線からのプレスも効き、相手に自分たちのサッカーをさせず、日本主導のゲームを作っていた。しかし・・・選手たちが入れ替わるにつれ、少しずつそれがおろそかになり、終盤の間に時間帯を招いてしまったという感じだ。中村憲剛については決勝点となる3点目を取ったことは評価できるが、この「悪い流れ」を作る一因にもなってしまっていたかなとも思うし、今野は何なの、という感じだ。結果がすべての最終予選でこれだけ言えるのも、何はともあれ勝ち点3が取れたからこそ。これをきっかけに今後締めていってほしいと思う。一つ心配は・・・俊輔がかなり厳しいコメントを出しているし、ゲーム中もそんな雰囲気だったが、彼が「第二のヒデ」にならないか心配だ。 |
2008
10.15 |
ウズベキスタン代表 |
埼玉スタジアム2002 |
1-1 |
TV |
化けてくれるかと思っていたが、だめだったか。開始直後から相手の激しいチェックに翻弄されるダメダメなゲームへの入り方となってしまった。何とか「持ちこたえて」いたが、あのおバカな4番の自称DFの不用意なクリアミスのおかげで無様な失点。その後は自称熱いFWが何度もチャンスを手にするも結局得点に結びつけることはできず。そもそもあのUAE戦の内容のなさを全く考慮されることもなく、玉田はともかくとしてどうしてあいつなのだ?
そして交代に投入されたのがやはりUAE戦で何ら存在感を示せなかった岡崎というのだから、采配も批判されるのもやむを得まい。俊輔は封じられ、内田頼み。勝ち点3を逃したと同時に岡田JAPANのある意味限界を見てしまったような気がした。 |
2008
11.19 |
カタール代表 |
カタール・ドーハ Al Sadd Stadium |
3-0 |
TV |
よくぞ勝ち点3を勝ち取った。細かいことをいえばいろいろある。寺田。最初は危うかった。闘莉王との連携もどうかと思えるところもあった。しかし相手の何て言ったか、セバスチャンだったか、よく抑えていたと思う。守り全体としても、相手のボールの出所をあっという間に囲い込み、すぐに奪って展開する動きにはたくましさを感じた。攻めについても、あれを決めていれば、というシーンもあったが、連動したパスワークから数々のチャンスを作り出せていた。その中で、角度のないところからの田中達也のシュート、胸のすくような玉田のダイレクト、そして闘莉王のダメ押しヘッドと素晴らしかった。課題はこれを豪州戦にいかにつなげるか。オフを挟んでいいコンディションで次戦を迎えてほしい。 |
02.11 |
オーストラリア代表 |
横浜国際総合競技場
(日産スタジアム) |
0-0 |
stadium |
残念。いろいろ言われるほど俊輔も長谷部も悪くはなかったと思うし、オーストラリアの中盤をうまく崩し、バックラインの裏をよく突けていたと思う。ディフェンスも安定していて、よく危機の芽を摘んでいた。しかし・・・、ゴール前のここぞというところでかみ合わない。FWはもちろんのこと、中盤から飛び込んでくる選手とも。中盤はかなり自由に動くことができていたようだが、そんな中で俊輔の位置どりがかなり下がり目だったのも影響しているのだろうか。何はともあれホームで引き分け、残念である。 |
03.28 |
バーレーン代表 |
埼玉スタジアム2002 |
1-0 |
stadium |
よかった。バーレーンに勝ち点差を詰められないためにも、何が何でも勝たねばならないゲーム、それが1-0であろうが、それがセットプレーからでしか得点できなくても、まずは勝ち、そしてバーレーンを突き放したことに大きな意味があると思う。とはいえ・・・、本当に流れの中から点が取れない。特にFW陣の得点力不足は深刻だ。攻めは決して悪くはない。厳しいマークの中、高い技術でよくボールをつなぎ、相手を交わして何度もわくわくできるシーンを作った。しかし、同じような攻めを繰り返す中で局面を打開しきれなかったのは事実で、今後はより一層の工夫や発想、そしてそのイメージを全員で共有することが求められよう。また、最後はDF陣が踏ん張る形となったが、中盤の底などで結構相手をフリーにする場面もあり、また、ペナルティエリア内にボールを持ち込まれるシーンも目立った。守りもしっかり見直しをするべきだろう。 |
06.06 |
ウズベキスタン代表 |
ウズベキスタン
タシケント
Pakhtakor Stadium |
1-0 |
TV |
まずは安堵。予選は本当に難しい、そんなことを感じさせられたゲームだった。「アジアン・レベル」のジャッジしかできない低レベルのレフリングの中、はね返してもセカンドボールを拾われ本当によく最後まで「耐えて」くれた。また、虎の子の1点をまさにもぎ取った自らのシュートの跳ね返りを押し込む岡崎のゴール、素晴らしかった。本当に選手個々がよく集中し戦い抜いた90分だった。 |
06.10 |
カタール代表 |
横浜国際総合競技場
(日産スタジアム) |
1-1 |
TV |
私自身、阿部と今野はどれだけ信頼が置けるのだろうかという位置付けの選手だがそれが結果的にも裏付けられることとなった。ボランチ、そして左サイドが入れ替わるったらまるで別物のチームになってしまった。中澤のPKは不運といわざるを得ない。しかし、それだけでこういう結果になったというものではなかろう。全く前に向かうことができなくなってしまったのはなぜなのか、多くの時間帯を相手に支配されてしまったのはなぜなのか、それを考えなければメルボルンに向かうことはできまい。 |
06.17 |
オーストラリア代表 |
オーストラリア
メルボルン
The MCG Stadium |
1-2 |
TV |
情けない。これが現状の実力差だということはわかっている。ただ、やはり3年前のリベンジをここで果たしてほしかった。控え組を試したい気持ちはわかるがそれが今野と阿部では。実際2度のセットプレー時、ゆるいマークから失点したシーンでは両方とも阿部が絡んでいる始末。彼らには失望した。そして存在感のない玉田ら攻撃陣にも失望。ちょっとっしっかりプレスをかけられると何にもできないのね・・・。1年間という残された期間はあまりに短いと痛感させられた。 |