ノエビアスタジアム神戸 その2

ノエビアスタジアム神戸
2016年5月4日~5月5日(1泊2日)
明治安田生命J1リーグ 1stステージ第10節
ジュビロ磐田 1-4 ヴィッセル神戸

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翌朝はJR山陽本線、山陽電鉄と乗り継いで霞ヶ丘駅で下車し、五色塚古墳を訪ねてみました。明石海峡大橋がすぐそこに見えます。「ここも神戸なの? 明石じゃなくて? 」と思いましたが、それを言ってしまうと浜松市や静岡市も・・・。こちらはJR、私鉄と通っているし、住宅も建て込んでいるし、すぐ北には明石海峡大橋からつながる山陽自動車道や第二神明もあるし、市の外れでも十分政令市っぽいです(^_^;)

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五色塚古墳は仕事上での情報収集のために訪れたのですが、大きさに驚きました。確かに大山古墳(仁徳陵)よりは小さいかもしれませんが、それでも大昔の豪族が人々を使って人力のみでこれだけのものを築くというのはものすごいことです。また、大山古墳とちがって古墳が樹木に覆われておらず、できた当時の雰囲気がわかること、墳頂に昇ることができることなどなど、見学にはいいかもしれません。明石海峡の向こうに淡路島、そして瀬戸内海の入り口を臨みながら、どんな豪族がどんな思いをもってこの地にこれを造ったのか、いろんなことを考えました。

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神戸市街に戻りました。やはり港町に来たら港めぐりをせずにはいられません。中突堤のターミナルそばから神戸ベイクルーズの遊覧船に乗って港の出口あたりまで海風に吹かれながらぐるっと回りました。

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造船所のドックでしょうか。近くで見ると迫力があります。

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これはゴミ処理工場の煙突でしょうか。そこにあの懐かしいマークが。昨日訪れたノエビアスタジアム神戸もかつては2002年の開催スタジアムの一つで、ここ神戸市はVenue cityでした。熱気に包まれた2002の名残を今に伝える「遺跡」です。

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港めぐりを終えて中突堤に戻ってきました。ポートタワー、神戸海洋博物館、ホテルオークラ、そして遠くに六甲の山影・・・「神戸港らしさ」を感じる風景です。

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港に来たら、やはりここに立ち寄りたいです。メリケンパークの神戸港震災メモリアルパークです。その揺れの大きさ、当たり前にあったものがなすすべなく崩れていく自然の猛威、それに備えることの大切さ・・・いろいろなことを考えさせられます。

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そして御当地メシ、そばめしです。三宮駅そばのさんプラザという前時代的な雑居ビル地下の「長田タンク筋」というお店に入り、生ビールと牛スジぼっかけそばめしをいただきました。濃いめのドロッとしたソースがご飯と刻まれたそばにおいしく絡み、さらにその上に牛スジと賽の目に細かく切られたコンニャクを甘辛く煮込んだ「ぼっかけ」がのせられています。ビールの進む味です。

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まだまだ日は高く、翌日も休み。だったらもう少し神戸を満喫とばかり、地下鉄で新神戸を通過し、北神急行線、そして神戸電鉄線と乗り継いで向かったのは有馬温泉です!!

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秀吉も愛したと言われる有馬温泉は日本最古の温泉と言われているそうです。風情豊かな街並みには高級そうな旅館が建ち並んでいますが、その中に日帰り入浴施設が。こちらは「銀の湯」。単純二酸化炭素冷鉱泉(炭酸泉)、単純放射能温泉(ラジウム泉)との表記が。こちらは無色透明の湯で、血管を拡張させ、血行をよくする効能があるようです。

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こちらは金の湯。含鉄-ナトリウム-塩化物強塩高温泉と表記されています。赤褐色に濁った湯は浴槽の底はおろか、湯に浸かっている人の首から下が全く見えなくなるぐらいの濃さ。皮膚疾患のほか、冷え性や血行障害、腰痛などに効能があるようです。泉質のちがう2つの湯をハシゴするなら、共通券があるのでそちらを買い求めた方がお得なようです。本当に効く湯なんだろうな、と思うのは、少し長湯して油断しているとすぐに体が参ってしまうこと。堪えます。それだけ効いているのだろうと思います。
私は2つの湯をハシゴした後、薄暗くなり始めたころに有馬を出発。のぞみとこだまを乗り継いで何とかその日のうちに帰ってきました。神戸満喫の2日間でした。

〈”TRIP TO THE STADUIM”に戻ります。〉

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