大分スポーツ公園総合競技場
"BIG EYE" その2

旅行日 2004年8月13日〜2004年8月15日(船中1泊1泊3日)
観戦スタジアム 大分スポーツ公園総合競技場 BIG EYE
観戦試合 ジュビロ磐田vs大分トリニータ
利用交通機関 往路:
JR東海道本線利用(青春18きっぷ使用)で豊橋、大垣、米原で乗り換えて大阪まで。大阪環状線で弁天町、そこから地下鉄でコスモスクエアへ。さらにテクノポート線に乗り換えフェリーターミナル下車。
大阪南港フェリーターミナルから関西汽船「さんふらわあ にしき」にて別府国際観光港へ。船内1泊。
別府国際観光港から大分交通バスにて別府駅へ。
別府市内散策後、JR別府駅から日豊本線にて大分駅へ。大分駅から大分交通のシャトルバスにてビッグアイへ。
復路:
往路と同様の路線で別府まで戻る。別府駅前、ホテルアーサー泊。
翌日、別府市内散策後、大分交通バスにて大分空港へ。大分空港から名古屋空港まで全日空。
空港バスにて名鉄バスセンターまで。新名古屋駅から豊橋まで名古屋鉄道特急、豊橋から東海道本線。
レストランで缶ビールを飲みながら夜を更かしているうちに眠くなり、寝床に潜り込みました。ふと目を覚ますと時計は午前5時前。これは「ご来光」を拝まないわけにはいきません。甲板に出て豊後水道の風に吹かれながら日の出を待ちます。そのうち船の後方から朝日が。決して天気はよくありませんでしたが、何とか見ることができました。
そうこうしているうちに、船は別府湾へ。左舷、右舷に見慣れない山並みが見え始め、船が左に舵を取ると別府は間近です。ゆっくり静かに着岸しました。疲労がほとんどないのに、見ている景色は全く見慣れないものに変わってしまっている・・・何か異国に来てしまったような雰囲気です。
下船し、ターミナルを出たところに待っているバスで市内中心部に向かいます。車窓から見る景色は確かに日本なのですが、まったく見たことがない景色。ある意味「エキゾチック・ジャパン」です。(意味不明)
バスは別府駅に着きます。どこへ行っていいかわかりません。多少の予習はHPなどでしてきたので、おぼろげなる記憶をたよりに街を歩きます。早朝から開いている市営温泉、竹瓦温泉に入ります。かつて竹で屋根が葺かれていたという大正レトロ調の建物です。料金はたったの100円。ただ、名物の砂湯は工事中で入れず残念。ま、次来るときの楽しみが残ったというものか。
しっかし・・・熱いの何の。足をつけるのがやっとでなかなか入れず足湯状態で体を慣らしていたら、地元のオジサンがやってきて水をどばどば入れ始めました。ううむ、やせ我慢は体に毒、ということでしょう。
洗い場はなく、湯船に入ったり、出て体をさましたりを繰り返し、1時間ほど楽しんで上がりました。休憩所でCCレモンなど飲みながら昨夜船の中で見られなかったアテネ五輪の開会式の再放送を見ながら休憩をとりました。(温泉の風呂上がりの休憩は大切です。)
当初の予定では、「市内の外湯のハシゴ」を考えていたのですが、温泉に入るというのは予想以上に体力を消耗するものです。それが別府のように効く温泉で、しかも熱い、となればなおさらです。そこで、ハシゴはやめ、当初明日に予定していた定期観光バスによる「地獄めぐり」に行くことにしました。別府駅構内の観光案内所でチケットを求め、定観に乗りました。別府では温泉が地上に噴き出しているところを「地獄」と呼んでいます。恐山のように別に「霊場」というわけではなさそうで、「血の池地獄」も怖さはなく、完全に「観光地」という感じでした。ちなみに右はコバルトブルーの湯がわき出る「海地獄」です。この定観に乗りながら別府市内の地理をつかむことができ、翌日鉄輪温泉に行くきっかけになりました。
定観に乗りながら「休憩」できたため、駅前に戻ってきた後、外湯めぐりを再開。「駅前高等温泉」に入りました。「並湯」と「高等湯」とあるそうですが、高等湯300円に入りました。入ったときは無人!貸し切り状態でした。ぬるい湯と熱い湯と2つあり、交互に入ってました。ここは入るとタオル、洗面器、ロッカーの鍵と石けんを貸してくれます。ちょっとしたシャワーもあります。
湯を上がると2階の休憩所で一休み。ちなみにこの休憩所は夜は宿泊できるそうです。
ホテルにチェックインし、ホテルの大浴場でもう一風呂、と思いましたが、やはり温泉に入った後は休憩が必要。風呂に入らずゴロゴロして体を休めた後、いざ戦地へ。JR別府駅から大分へ。駅の駅名表示にもしっかり温泉マーク。ちなみにこのマークは別府が発祥地だそうです。(定観のガイドさんが言ってました。)
別府から大分までは普通電車で10分ちょっとです。複線で電化されているので大丈夫。海沿いの別大マラソンのコースにもなっている国道10号線に沿って走ります。それにしてもJR九州はユニークな車両が多い。普通の通勤電車も車内の使いやすい合理的なデザインで、便利を通り越して「面白い」です。
大分駅を下りてビッグアイへのシャトルバス乗り場を目指します。大分はさすが県都。「ひなびた温泉地」というイメージの別府とはちがいます。大分交通の駅から乗り場への表示もしっかりわかりやすく、迷うなく乗り場に到着できました。
駅から約30分ぐらいでしょうか。どこをどう走っているのか全くわからない道を通り、いよいよ敵地に到着です。周囲には「コロンブスの何とか」とか書いてある青いユニを来ている人ばかり。やはり敵地です。