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フランクフルトでの宿泊先は、空港そばのインターシティーホテル・フランクフルトエアポートでした。ホテルから空港まで、ホテルのシャトルバスにて移動します。移動する車窓から空港に離着陸する飛行機が見えます。 |
空港地下のSバーンのホームです。ドイツの駅は改札口がありません。なのできっぷなしでも乗車できてしまいそうですが、無賃乗車がわかった時には厳しく罰せられます。私は空港駅で空港を含む市内の1日乗車券を購入しました。これ1枚でSバーンはもちろん、Uバーンも市電も利用できるとか。7.30ユーロだったように思います。
同じホームからいろんな方面に行く電車が発着するので、このホームから出る電車はあっちへ行くだろうと思いこんで乗ってしまうとえらい目に遭います。私も反対方向に行く電車に乗ってしまい、どうしてこんなに空いているんだろう、と思ったら発車前にちがうことに気づきました。表示をよく見ないとこのような間違いをしそうです。(でも表示をよく見ても、ドイツ語がよくわからないのですが・・・。)
また、次の電車までどうしてこんなに間があくのだろう、と思っていると別のホームからバンバンに電車が出ていた、なんてこともあるので発着番線の表示に要注意です。 |
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空港地下のSバーンの乗り場から中央駅に向かう電車に乗ります。
ドイツ鉄道の赤い車体は、軽量化が進む日本の電車と比べると、見た目にもずいぶん重そう。(でもその分、丈夫そうにも見えますが。)動かすにはかなりの動力が必要なようにも見えます。 |
Sバーンの車内です。この電車は車内はごらんのようなボックス席になっていました。ちなみに、ドアを開くのは手で行います。ドアのところにある取っ手を引くか、ボタンを押します。(閉じるのは自動のようです。) |
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空港から一駅、中央駅からは二駅め。「Frankfutr am Main Stadion」駅に到着です。以前は「Sportfeld」という駅名だったようですが、W杯に向けてでしょうか、駅名が変わっていました。シンプルな構造の駅で、駅員もゲームがなければほとんどだれもいない感じ。(愛野駅のよう。) |
駅のホームから地下通路を通ってスタジアム側に抜けます。前述したとおり改札口はないので、この通路自体は駅の反対側に抜ける自由通路になっています。しかしスタジアムの反対側は完全に森で、周辺には家すらありません。完全にスタジアムのためにある駅といってもよいようです。 |
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スタジアム名の「Waldstadion」は日本語では「森のスタジアム」の意味。駅からスタジアムへはこのような木立の中をぬけていきます。また、この森がどこまで行ったら終わるかわからないぐらい深く、日本の公園の木立のようにちょっと歩いたらぬけてしまうような中途半端なものではありません。(日本では明治神宮の森もなかなか都心にありながら深いですが、あの規模をはるかに超えています。)しかも日本の森のように「森=山間部」ではなく、平坦な土地の中に森がずっと続いているため、ここを歩くだけでも「異国に来た」ということを実感できます。 |
木立の中を10分ほど歩くと急に視界が開けてきます。W杯の入場のための第1のゲートだと思われます。前日のイングランドvsパラグアイ戦の時にはここは大勢の人で混雑したことでしょう。作業員のような人が清掃作業を行っていました。足下には昨夜の観戦客の人たちが落としていったと見られるゴミがちらほら。まさに「夢の後」です。 |
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スタジアムが見えてきました。全景のほか、金網越しにピッチを見ることができました。当然のことながら中に入ることはできませんが、昨夜このピッチをイングランドの選手たちが走っていたのだ、と思うと感動です。 |
ここはスタジアムの裏の正面に当たるのでしょうか?昨夜ゲームがあったばかりなのでこの日はゲーム等はないのですが、作業員の人たちや売店の係の人たちでしょうか、数人の人たちがいろんなものを運び込んだり、運び出したりしているのが金網越しに見えました。
今回は中に入ることはできませんでしたが、詳しく知りたい方は中に入った私の友人、その名も「SHOCHAN」のブンデスリーガ観戦ルポをご覧いただきたく思います。空港にも近く便もいいので、ブンデスリーガ観戦等でまた訪れる機会があるかもしれません。 |
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記念撮影などして、スタジアムを後にしました。フランクフルト市内でW杯開催中の都市の空気を感じるため、中央駅に向かいました。中央駅までは二駅。旧市街のゲーテハウスやレーマー、そして「FAN FEST」などを見て回りました。 |