きそふくしまスキー場

 2009-2010シーズンの滑り初めは、古い友人であるSMZさんに声を掛けていただき、きそふくしまスキー場に向かいました。帰りは温泉、そばと日帰りながらもアフターも充実、いいツアーになりました。これがこのシーズン最初で最後にならないように、また行きたいです。

 きそふくしまスキー場は19号からのアクセスがよい分、標高も特別高いわけではないため、雪質が課題なのですが、最近の冷え込みで以前に降った雪が残っていたり、スノーマシンで作った雪がよく着いていて、朝一番はいい状態でした。ちょうどこのスキー場は「Z」の文字のような形になっているのですが、全てのコースに雪が着いていると4kmを超えるロングクルージングが楽しめます。2本目のクワッドを降りたところからシークレットBコースを臨みます。出だしに一部急な斜面がありますが、その先は幅も広く適度な中斜面である程度飛ばしながら下を向いて踏む込む練習ができて、初級者にはいい練習ができます。
 レストハウスは一番下に「ウィンキー」、1本目のトリプルを降りたところに「白山」と2つの大きなゲレ食があるのですが、今回のお昼は最後の緩斜面の中腹にある「KAORU」というペンションの1階部分のレストランに初めて入りました。日替わりランチもあり和洋共に充実していますが、今回はオムカレーを頼みました。同行のSMZさんは普通のオムライスを頼みましたが、どちらもたまごがふわふわ。オムカレーの方は中のライスはカレーピラフで、「とってもおいしいです」。
 スキー場のマスコットでしょうか。子どもたちに大人気で、彼がボーゲンで滑っていく後を大勢の子どもたちが後をつけていきました。
 同行のSMZさんのご長男、Yさん。上体を下に向けつつ、一生懸命板を踏み込んでなめらかにリズミカルなターンをしようとがんばっていました。一日で大きく進歩、自信もついたのではないでしょうか。
 午後に入り、少し斜面に荒れが見え始めました。「ガリガリ君」や、一部につるつるのアイスバーンも見えてきて、天候も雪が結構大降りになってきたため、引き上げることにしました。帰りに19号に出る前に帰路から見て右側にある沢をわたったところにある「二本木の湯」という日帰り温泉施設に寄りました。くわしくはこちらをご覧いただければと思いますが、こぢんまりとしていて茶褐色の炭酸泉がよく効きました。スキー帰りで混雑する時間さえ避ければとてもいいと思います。(スキー場等で割引券を配布しています。)
 帰りにそば店に寄りました。木曽大橋から19号に出るところの信号交差点のすぐそば、木曽警察署となりの「くるまや国道店」です。くるまやさんは福島の市街地に本店があるのですがSMZさんのお話では、こちらはお持ち帰りのおみやげそばもあるとのこと。年越しそばにいいとばかり、購入しました。(ただ、数に限りがある様子。お持ち帰りを求めるのであれば、早い時間に行きたいです。)
 通常ならば盛りそば等を頼むところですが、今回は「すんきそば」にしてみました。木曽地方独特の「すんき」と呼ばれる塩を使わないで発酵させて作るカブの葉を使った酸っぱい漬物をそばのトッピングにしています。漬物、それもかなり酸っぱい味のものがそばに合うのか、と今まで避けてきましたが、「木曽の名物」とあちこちでかなりプッシュしているので、今回初挑戦です。
 食べてみると・・・すんきの酸っぱ味はそばのつゆにしみ出ていて、それほど気にはなりませんでした。その分、シャキシャキした歯ごたえと食感を楽しみながらそばを味わうことができ、これはこれでありかな、とも思いました。(ただ・・・また頼むかというと・・・? 自分はやっぱり普通のそばを頼むな・・・。)