過去ログ  February,2004

オフのトップページ温泉企画、第3弾。
先週の日曜日、愛知県北設楽郡東栄町の「とうえい温泉」を訪ねた。
今回も建設業界のMさんのおすすめだ。
半田町方面で用件があったため、三方原町から257号経由で鳳来へ。
「ゆうゆうありーな」や、「うめの湯」を横目に見ながらさらに北東へ。
ワインディングロードとトンネルを抜けて東栄町に入った。
この町は以前に仕事がらみで数回訪れたことがあるのだが、
町並みはほとんど変わることがない中、
いつの間にか立派な温泉施設ができていた。
まずは新しく、きれい。ホテルの浴場のようだ。
内風呂の湯が出るところは、何と、マーライオンならぬ、
この地域の民俗を語るには欠かせない花祭りの鬼の口。
薬湯やジャグジー、炭を沈めた水風呂を完備。
そしてユニーク。お湯が流れる石の椅子。湯につからず腰を温められる。
サウナも外気で冷えないよう入り口の配置が工夫されている
たくさんある洗い場も1ヶ所ずつ仕切がついていて、
隣を気にせずシャワーを使える。
露天風呂もまずまず大きい。
完全掛け流しかわからないが、オーバーフローした湯が流れていた。
お湯はちょっと塩辛い。ヌルヌル系というほどではないが
「療養泉」として認められているようで、
「整形外科の湯」とも言われるらしい。
休憩を入れながら2時間ほど、湯を満喫して過ごしたが、
驚くべきことは家に帰ってから起こった。
体がいつまでも温かいのだ。
そしてその快適さは何と翌朝目覚めるまで続いたのである。
(もっとも、冷え込みがゆるんでいたというのもあるだろうが。)
いやぁ、驚いた。こんな湯もあるのだなぁ。
わが家から90分〜100分。これはちょっと通いたくなりそうだ。

5 February,2004

U-23も含めれば、2試合も代表の試合が行われたので
当然、代表ネタで来るだろうと期待していた方には申し訳なくも、
代表の試合を見るどころか、全く話題にすることもなく、私は雪の上にいた。
サンアルピナ白馬さのさか、青木湖、鹿島槍。
土曜の夕方出発し、途中、ゆうゆ〜らんど阿南 かじかの湯に寄り道。
ヌルヌルのお湯と、露天風呂からの雪・月・橋の景色を堪能、
白馬村のペンション?に夜遅く到着。
「半泊」して朝すっきりと目覚め、早い時間帯から雪の上に立った。
ほとんど待ち時間のないリフト、荒れていない雪面、
滑ることを「十分すぎる」ほど楽しむことができたスキーであったが、
途中、あることに気がついた。
ゲレンデに、レストハウスに、「若者」が少ない、のである。
いや、自分も十分若いつもりだからそんな言い方はしたくないのだが、
いわゆる、本当に学校を出たばかりの、
外へ出歩くのが本当に楽しくて仕方がないジェネレーションであるはずの
「20代前半とおぼしき若者」が少ない、のである。
見かけるのは「スキーヤー」にしても、「ボーダー」にしても、
ある程度「経験を積み重ねた」と思えるジェネレーションがほとんどに見えた。
そして、先日報道で見たある記事を思い出してしまった。
「スキー人口、ピーク時の6割、スノーボーダーも頭打ち」・・・。
やはり、現実なのだ・・・。
確かにゲレンデやリフト、道路、宿が混まないのは、ありがたいことだ。
一時期のような、「リフト待ち30分」なんてのは、どうかと思うし、
以前岐阜県の某スキー場で帰りに駐車場から出るのに1時間以上かかった
なんて話、今思えばどう考えてもバカげてると思う。
でも、今すぐスキーがマイナースポーツに転じることはないにせよ、
競技(?)人口が減ることは社会的立場を低下させ、
施設や道路などのインフラ整備が進まなくなることも考えられる。
閉鎖されるスキー場や宿泊施設が増えるのもさびしい。
雪国まで来なくても、都会で楽しめるレジャーが増えたのも事実だが・・・

若者よ、出でよ、雪の上へ!!

「ボールが転がっている限り、世界は平和だ。」
(だれの言葉だっけ・・・(^^;; )

日本で、イラクで、世界中で、
これからも「ボールが転がり続ける」ことができますように・・・。

Thanks , IRAQ national team.
We have noticed.
There are many subjects in the future of our national team , still more.

2月の東京、神宮外苑の空に2つの国旗がはためく。
一つは日の丸。そしてもう一つは、イラク国旗。
国立霞ヶ丘競技場にて、日本代表対イラク代表の国際親善試合が行われたのである。
まずはわが国の自衛隊派遣以来、両国間に「深刻な問題」が発生することなく、この試合が無事開催されたことを心から喜びたい。
しかし各ゲートでのW杯なみの厳重なボディーチェックの様子を見ると、これが多くの困難を抱えての開催だったことがうかがえる。
かつての西アジアの強豪、イラクもこの1年は戦火とテロの恐怖の中で、十分な練習ができなかったことだろう。
そしてその前の旧政権下では、試合結果次第では拷問などの抑圧が選手たちに行われていたと聞く。
だからこそ、平和で恵まれた環境の中で思いっきりプレーできることのよろこびを、選手たちは心の底から感じていたに違いない。
調整不足か、終盤足が止まってしまったが、全体的には厳しいプレスと激しい当たり、素早い動き出しで熱い試合を見せてくれた。

さて、イラクがこれだけ熱く戦ってくれたおかげで、我が代表が未解決のまま抱えている多くの「課題」が、改めて露呈した。
ドイツワールドカップ予選開幕まで、あと1週間を切ったというこの期におよんで、である。
以前から「神様」のチーム作りに「?」を感じてきた。
しかし、どうせ協会には「神様」を解任することなんてできないんだから、いちいち「神様」の采配に目くじら立てるのでなく、
前向きに応援しようかな、と思い始めていた。
しかし、この試合を見て改めて思った。
「このままでは、ドイツW杯は厳しいかもしれない。」
方針再転換だ。厳しく行こう。
すべては2年後、ドイツでの歓喜のために・・・。

13 February,2004

The soldiers of the Self-Defense Forces,
Please come back safely. And please do not wound people of IRAQ.

10 February,2004

「いいのか、これで!?」
昨日のスポーツ新聞の1面を見てそう感じた。
久保を持ち上げる見出しが並ぶ。
確かに一瞬のチャンスを冷静に決めたことは評価できる。
また、ホームでの格下相手の引き分けは負けに等しい。
それをロスタイムからではあるが、勝ち点3を獲ったことは
素直に「よかった。」と言ってよい。
仮にあのまま引き分けていたら、
おそらくあとの2ヶ国に難なく勝っていくであろうオマーンに対して
最終順位で上に立つためには、敵地で勝つことが必須になってくる。
そんなことになったらドイツ行きにいきなり黄色信号だ。
そういう意味では、本当によかった。
しかし・・・。
確かに結果こそ勝利ではあるが、自分たちの持ち味を生かして、
こうやって点を取っていこう、というパターンからの得点ではない。
ていうか、攻めのパターン、というものが、相変わらず見えなかった。
試合を見ていてもわくわくする場面もないし、点が入る気もしなかった。
欧州組が入ったとはいえ、イラク戦の時と何ら変わりばえしていない。
むしろ欧州組のコンディションと連携の悪さが目立つ。
それをどうすることもできない「神様」・・・何やってんだか。
選手交代も、そうじゃないでしょう、と言いたくなるものばかり。
(もっとも久保は結果オーライかもしれないし、第一ほかにいないから。)
選手も「予選」ということがわかっているのか?というプレーが続く。
ねぇ、右サイド、そして10番・・・。
あのまま引き分けていたら、
協会内では「神様」を「問題にする」流れもあったらしい。
そうであれば、長い目で見るのなら、引き分けでもありだったのかな・・・。
いかん、いかん・・・。そんな考えをもっていては・・・。
指揮官の言葉ではないが「「予選はいばらの道」ってのはその通り。
生で観たフランス大会予選、
そしてテレビ観戦だったアメリカ大会以前の予選で、それは十分承知だ。
でも・・・ねぇ。あれじゃ・・・。先に希望がもてないよ、「神様」・・・。

20 February,2004

26 February,2004

「チャンピオンズリーグ」・・・なんという美しい響きだろう。
今まで「チャンピオンズリーグを見る」と言えば、
WOWOWやスカパー!でテレビ観戦するか、欧州へ渡って観るものだった。
レアル、マンチェスターU、ミラン、バイエルン・・・
あこがれの強豪だけが戦うことを許された舞台であった。
しかし・・・今はちがう。
家から1時間足らずの「わがホーム」で、
「ぼくたちのチャンピオンズリーグ」が見られる、
そんなシーズンがやってきた。
「AFCチャンピオンズリーグ」
「UEFA」とは異なるので、前述した欧州の強豪はいないが、
東西アジアの強豪がしのぎを削る。
今回の相手はタイのBECテロ・サーサナ。
多少歯ごたえのない試合であったが、相手はタイのチャンピオン。
ホームでは結構手強いと聞く。
快勝できてよかった。
しかし、まだまだ上海申花、全北現代と厳しい相手が続く。
さらにその先には西アジアの強豪との戦いも待っている。
J以上に厳しい、長期戦だ。
でも、制覇できれば、アジアの頂点。
トヨタカップにこそ出られないが(っていうか、なくなるんだって!?)、
世界クラブ選手権(今度は本当にあるんだろうな)に
アジア代表として出場する権利を手に入れることができる。
全試合平日ナイトゲームということで、仕事との兼ね合いも難しいが
これはスタジアムで見るべきだ。
ジュビロ磐田という名の「日本代表」を
できる限り今後も応援していきたい。