準々決勝、イングランドvsブラジル
@ 静岡スタジアムエコパ
Part 1
いよいよ準々決勝。躍進を続ける韓国に対し、わが代表が8強どまりだったこと、それもトルコ戦が予選リーグの勢いを持ち込めずに不完全燃焼で終わったことから、ちょっと複雑な気分での準々決勝エコパ観戦となりました。でも、電車を浜松で乗り換えると、そこはいつもの東海道線とは違う世界。乗客の3分の1近くが外国人で、そこはかとなく漂う香水の香りと耳に入る英語やポルトガル語。それぞれ首からプレスのIDカードをぶら下げていたり、英字新聞を読んでいたり・・・。普通の買い物帰りのオバチャンが妙に場に不つり合いで、これが最後の今大会生観戦だと思うとこの雰囲気を楽しまねばと、気持ちも+指向に変わってきました。幸い天気もよく、暑いぐらい。前回のカメルーンvsドイツ戦の時どしゃ降りでできなかった露店めぐりをしながら友人と待ち合わせました。
露店の中に、外国人がいかにもバッタもんらしい怪しいイングランドユニを売っているのがありました。大きなバッグの中に何十着もユニを入れ、札束を握りしめながら商売しているのです。で、前回は「日本戦でなくても、青ユニを着ていてもよい、それがグローバルスタンダードだ!」などと言い切っておきながら、今回はしっかりとイングランドユニを買ってしまいました。7番ベッカムなんて、ミーハー心丸出しです。
今回もセキュリティチェックはあり。チケットを取ってくれた後輩がなぜかつかまっておりました。
こんなトレーラーのような救急車、初めてです。「熊本赤十字病院」の文字が読み取れます。九州から運んできたのでしょうか。機動隊のバスと並んで停車しているところから見て、やはりフーリガンやテロ対策ということなのでしょうか。
「ワールドカップは決勝トーナメントから」と言う人もいるけれど、確実に一次リーグとは雰囲気が違います。しかも、イングランドvsブラジルなんて、強豪同士の対決など、二度と見ることができないのではないでしょうか。気合いの入ったイングランド人とブラジル人、そして当事国でない人たちは、とにかく「試合を楽しみたい」という思いがびんびん伝わってくるスタジアムです。
選手紹介、「デービッド・ベッカム!!」01年にユナイテッドの試合を見に行こうと思いながらも、あまりのチケットの高さにあきらめた私としては、初めての彼との対面に興奮です。
オーウェン!彼も生で見たかった選手の一人です。01年に渡英した時に見たシーマン、そしてコールにも再会できて、感激でした。
ロベルト・カルロス。生で見られるのです!!ブラジル人人口の多い遠州地区らしく、会場の声援は少しブラジルびいきでした。
リバウドの紹介。今後プレーする彼を生で見る機会はあるのでしょうか・・・。