NDソフトスタジアム山形 その2

旅行日 2009年7月18日〜2009年7月20日(0泊3日)
観戦スタジアム NDソフトスタジアム山形
観戦試合 Jリーグディビジョン1 ジュビロ磐田vsモンテディオ山形
利用交通機関 往路:
東海道本線利用で浜松駅へ。浜松駅前バスターミナルから京王バス「渋谷新宿ライナー」にて新宿駅京王高速バスターミナルへ。新宿駅新南口からJR東北バス「ドリームさくらんぼ号」にて山形駅へ。山形駅からJR東日本仙山線にて山寺駅へ。立石寺を参拝・散策した後、仙山線にて山形駅へ。山形駅から山交バスにて蔵王温泉バスターミナルへ。蔵王温泉に入浴・散策後、山形駅へ。山形駅から三交バスのシャトルバスにてNDソフトスタジアム山形へ。
復路:
山交バスのシャトルバスにて山形駅へ。山形駅から「ドリームさくらんぼ号」にて新宿駅新南口へ。新宿駅京王高速バスターミナルから「渋谷新宿ライナー」にて浜松駅前バスターミナルへ。浜松駅から東海道本線利用。
 山寺から市街に戻った後、小雨ぱらつく中、路線バスで蔵王温泉に向かって出発しました。NDソフトスタジアムは山寺からそんなに離れていないので順序を逆にして山寺からスタジアム入りしてもよかったのですが、お寺は朝早くからでも開いている一方で、日帰り温泉施設は早朝やっていないところもあり、この順序にしました。乗車したバスは「お釜」までいくバスでしたが、山頂まで上がってしまうと温泉を楽しむ時間がなくなってしまい、この天候では「お釜」が満足に見られる可能性も低いだろうと判断し、蔵王温泉バスターミナルにて下車しました。
 蔵王温泉には外来者が入ることができる日帰り温泉施設がいくつかありますが、今回はその中でも新しくきれいな湯の花茶屋「新左衛門の湯」を訪れてみました。中央ロープウェーの乗り場方面へ歩いていくと右手にあるのですが、単なるおみやげ屋さんのように見えてしまい、気をつけていないと通り過ぎてしまいそう。でも、すてきなモダン和風づくり(最近この手の建物のつくりには結構関心があるんです。)のお店です。
 さすがにお風呂の中の撮影はできないので、もし浴場の雰囲気を知りたいのなら「新左衛門の湯」のwebサイトをご覧いただきたいです。
 蔵王温泉の泉質は強酸性硫黄泉。日本で2位の酸性度だという表示がありました。その源泉掛け流しの浴槽もありましたが、刺激が強いのを避けたい人のために少し水で薄めた浴槽もありました。好みで入ればいいと思います。私はこの2つを交互に入って、半身浴で汗を流し、体をリフレッシュさせました。
 湯上がりは構内の食事処で一杯。季節限定メニューでそばと冷奴、そしてジョッキの発泡酒のセットがあったので、迷わずこれを注文。もう少しつまみながらガンガン行きたい気もしましたが、この後のNDスタでスタジアムグルメを楽しみたい、というのもあったため、ここで打ち止めとしました。
 山を下り、再び市街地に降りてきました。駅前からシャトルバスで天童市のNDスタジアム山形へ向かいます。バスはターミナルや繁華街などとは反対側の西側の出口から発車します。ただ・・・基本的に30分に1本の様子。一杯になれば次を呼ぶようですが、それにしても・・・本数が少ない・・・。そして・・・乗車時間が長い。隣町ということもあるのか、こちらで言うと浜松から磐田に向かうぐらいかかりました。
 国体用に作られたスポーツ公園という印象を受けました。NDスタはスタジアムグルメで評判がよく、期待していったのですが、他のスタジアムと同様、アウェーエリアは本当に貧弱でした。うわさのカレーパンも売ってなかったし。でも、ゲート前にはこのようにいろいろな出店が軒を連ねていました。もっと早くスタジアム入りできていれば、この辺で楽しめたかもしれません。(でも、もっと早く着いていたら、雨の中開門を待たねばならなかったかも。)なお、NDスタは再入場が可な様子。一度入場後、外へ出てこの辺で買い物をし、食事をするのもいいかもしれません。
 見てください、この背景!! 本当に自然の中にあるスタジアム、という感じです。あえて言うなら小瀬に雰囲気が近いかな。スタジアムのすぐそばに山並みが迫り、真緑!! おそらく秋は紅葉、冬は雪景色と、本当に四季が手に取るようにわかるスタジアムです。ピッチまでは遠いという難もありますが、そういう意味ではステキです。
 外の出店で買った米沢牛の煮込みです。もちろん、プリップリのおいしい部分がこんなところに回ってくるわけなく、周辺部の肉がほとんどですが、柔らかく、牛肉や牛骨から出たダシがおいしく、できればおかわりに行きたいぐらいでした。
 試合のことは語りません。思いっきりブーイングしてやりました。次節ホームでどこまで彼らが死にものぐるいになれるか、です。ホームでもそれが見られない時は、自分は何をするかわかりません(!?)
 遠征し、失意にくれて・・・というのに慣れてしまっている自分がいやです。北海道でもそうだった、大分でもそんな試合が何回もあった、広島でも、そしてドイツでも・・・いい加減にせい。
 ここからは再び「どうでしょう」です。22時50分まで駅の待合室で時間をつぶし(飲み屋に入るには中途半端)、新宿行きに乗り込みます。
 帰りは行きほどではなかったですが、それでも寝苦しかったです。明け方、新宿駅新南口に着いた後、浜松行きの発車時刻まで、新宿のサウナで朝風呂を浴びました。繁華街のど真ん中でビルを見上げながら露天風呂に入り夜行バスの疲れを癒していると、「都会に戻ってきたな」と感じました。バスの発車30分前にサウナをチェックアウトし、京王新宿高速バスターミナルへ。浜松行きの「渋谷・新宿ライナー」に乗り込みました。首都高速から東名へ・・・昨夜の眠りが浅かったためか、このバスの中でもウトウト。それでも足りず、浜松に着き家へ戻ってからもお昼寝をしてしまいました。