埼玉スタジアム2002 Part2

 2003シーズン終盤、第83回全日本サッカー選手権。鬼門だった準々決勝を通過し、あと1つ勝てば、J昇格以来初の元日決戦という状態になりました。これは当然追わねばなりません。場所は埼玉スタジアム2002。夏の嫌な記憶がよみがえりますが、岡山に行ったときの18きっぷの余りもあるので、これを利用して乗り込むことにしました。
 ただし、キックオフは13時と早い時間。18きっぷの規定通りすべて普通電車を利用していっては間に合いません。そこで、岡山からの帰路に引き続き、18きっぷマニアの間で「ワープ」と呼ばれる一部区間を新幹線を利用する方法を用いて「安く」行く方法をとりました。往路は小田原まで新幹線を利用、小田原から普通電車に乗り換えて東京へ。東京からは前回の浦和戦の時と同様の方法で埼玉入りです。帰りは時間に余裕があるので全区間普通電車で帰ってきました。
 試合にも勝利し、磐田は昇格後初の元日決戦に駒を進めることになりました。おかげで帰りの普通電車にゆられての長時間乗車、あまり苦にならずに帰ってこられました。

  

旅行日 2003年12月27日(日帰り)
観戦スタジアム 埼玉スタジアム2002
観戦試合 第83回天皇杯全日本サッカー選手権 準決勝 ジュビロ磐田vs清水エスパルス
利用交通機関 往路:
浜松までJR東海道本線。浜松から東海道新幹線で小田原まで。小田原から東海道本線で東京へ。東京から京浜東北線で王子まで。王子から営団地下鉄南北線・埼玉高速鉄道で浦和美園へ。
復路:
往路と同様の路線で東京まで。東京から途中熱海、浜松で乗り換えながらすべてJR東海道本線。
往路、復路とも「青春18きっぷ」利用のため、すべて普通・快速電車利用
18きっぷを利用しての埼玉行きですが、前述した通り、往路の全行程を普通電車にすると朝出発ではキックオフに間に合いません。そこで、小田原までは新幹線を利用しました。当然運賃、特急料金とも別料金ですが、キックオフに間に合うためには仕方がありません。でも、やっぱり新幹線って速いです・・・。
小田原に着きました。ここからは18きっぷを使って在来線です。新幹線から在来線への改札で18きっぷにスタンプをもらい、東海道本線上りのホームを目指します。
東京行きの普通電車が入ってきます。始発ではないので、大混雑でした。結局座席は終着東京まで空くことはありませんでした。途中横浜あたりからはラッシュアワー並のギュウギュウ詰め状態でした。
東京駅で京浜東北線に乗り換え、王子へ。王子で改札を出て地下鉄南北線乗り換えます。(ここは電車の写真はなし。Part1と一緒になってしまうから。)これは南北線の券売機。埼玉高速鉄道への乗り入れを画面上で選択し、終着の浦和美園まで620円のきっぷを買います。
地下鉄南北線と埼玉高速鉄道はワンマン運転。駅にも駅員の姿はありません。そのため安全上、電車が入ってくると開く扉がホームと電車の間についています。またすべての電車が終着の浦和美園まで行くわけではありません。途中の鳩ヶ谷止まりのものもあるので要注意です。この写真は鳩ヶ谷駅で撮影したもの。そう、まんまと引っかかってしまいました・・・(^^ゞ。
浦和美園駅を出て、前回同様埼玉スタジアム方面に歩きます。帰りのきっぷは駅の構内でも売っていますが、かなり混雑しています。駅からスタジアム方面に出たところにも券売機があるので、そこで先に買っておくといいでしょう。
前回の経験から、食べ物は外のテキ屋さんで買うことにしました。これは歩行者専用道路が終わるところに出ていた焼きそばやさんとたこ焼き屋さん。大盛りです。
もう少しスタジアムよりの、前回もあった串焼きやさん。今回は豚バラを期待していったのだが・・・なし・・・。仕方なく、カルビとタンを塩で買いました。(タレだと食べるときに垂れそうで、スタジアムの座席で面倒なことになりそうだったから。)でも、今思えばその隣で焼いていた広島ふうお好み焼きの方にすればよかったかな・・・。
大盛りです。しかも温かい!!スタジアムで食べた焼きそばで温かかったのって初めてのような気が・・・。
塩カルビです。ちょっと固め。あごが強くなりそう(^^ゞ
でも、裂けるので、ちょっとずつ食べられます。
たこ焼きです。何といっても大きい!!ビリヤードの玉ぐらいあったかな。中に入っているタコも親指大の太さ・大きさ!試合前に食べる余裕がなく、ハーフタイムに食べたのですが・・・温かかったらうまかっただろうな・・・。
静岡ダービー@埼玉。首都圏の、そして静岡県西部からのサポーターがゴール裏を埋めます。
オレンジ側のサポ。サンバで盛り上がります。しかし・・・何か年を経るたびに品がなくなっていくような気が・・・。ネット上でも物議を醸した下品な横断幕もこの画像の中に映ってました・・・。
試合結果は「LOVE JUBILO」のページに譲るとしますが、4ゴールで盛り上がりました。(っていうか、そのうち3ゴールが向こう側だったから、ホントに決まったかよくわからなかったです。だってオレンジ色のみなさん、しーんとしているんだもの・・・。(当たり前か)
勝ちました!!元日・国立に参加できます!!この歓びが帰りの長距離・長時間乗車の大変さを吹き飛ばします。
往路と同じ方法で東京駅まで戻り、東海道本線の下りを待ちます。しかし夕方のこの時間帯は横一列の「ベンチ型」の電車が多いです。私たちは3列車見送ってやっと17時初のボックス型の座席の電車に乗れました。始発なので座ることに成功。乗り換える熱海まで座って乗車できました。その後も熱海始発の電車だったため、結局復路は地下鉄以外、座って帰ることができました。