ホームズスタジアム神戸 Part2

 2年ぶりの神戸です。以前遠州地方で同業だったTさんが現在姫路市に住んでいて、できることなら泊まりにして彼の家を訪ねてみたかったのですが、今回は多忙期ということと、翌日が地元の防災訓練で、出なければならないということで断念。新幹線での慌ただしい日帰り遠征になりました。とはいえ、せっかくこの時期神戸に行ったのなら、とばかりに「神戸ルミナリエ」をコースに組み、初めて実際に体験することができました。例年多忙期でルミナリエなんか見る機会がなかったのですが、今回こうして見ることができ、よかったです。残念だったのは、中山はベンチ入りしたにもかかわらず、出場機会がなく、最終戦を終えてしまったこと。最後のピッチはなかったですが、試合終了後にきちんと挨拶に来てくれて、ここまで来た甲斐がありました。

旅行日 2009年12月5日(日帰り)
観戦スタジアム ホームズスタジアム神戸
観戦試合 ジュビロ磐田vsヴィッセル神戸
利用交通機関 往路:
JR東海道本線で豊橋まで。豊橋からJR東海道・山陽新幹線こだま号、途中、名古屋にてひかり号に乗り換え。新神戸駅で下車し、地下鉄西神・山手線、三宮で花時計前まで歩き、海岸線へ乗り換えて御崎公園駅で下車。徒歩にてスタジアム着。
復路:
スタジアムから徒歩にて御崎公園駅へ。地下鉄海岸線にてみなと元町駅まで。徒歩で元町まで移動した後、神戸ルミナリエを見物。その後、三ノ宮駅から西神・山手線で新神戸駅へ。JR東海道・山陽新幹線のぞみ号で名古屋駅、そこでこだま号に乗り換え豊橋駅へ。さらにJR東海道本線にて帰着。
 豊橋駅から新幹線に乗ります。西方面は快速電車が充実していますが、今回訪れたこの時期は仕事の多忙期にあたり、なるべく時間を大切にしたいこと、死して遠征の疲れを残したくないことを考え、新幹線にしました。それにしても、新幹線は本当に速い。この強引なスピードなら、神戸はおろか、九州までもあっという間というのも頷けます。 
 新神戸からスタジアムまではいつもどおり神戸市営地下鉄です。西神・山手線、海岸線を乗り継いで御崎公園駅を目指します。何度も乗っているので慣れたものです。
 御崎公園駅の地下鉄の階段踊り場の壁一面、でっかくこれ。自分がホームサポーターだったら気持ちが盛り上がるだろうなぁ。こういう粋な演出が磐田にはない。そして本気で浜松を巻き込もうと考えているんなら、浜松にも何かこういう演出をするべきではないだろうか。(某軽自動車会社の政治に口出し大好きなあの爺さんに気を遣ってる?? そんな必要ないって。)
 ホムスタゴール裏で見るのは初めて。地下鉄の駅とは真逆に当たり、スタジアムを半周しなければなりません。毎度毎度、いろんなスタジアムでこういう仕打ちに会います。売店も少なく、どんなもんだか。それに座っていたかと思えばゲームが始まると急に立って応援する人が自分の前にいたりすると、ちょっと複雑。(だったら、もっと真ん中のゴール真裏に行きなよ。)でも、ホームチームサポに気兼ねすることなく、安心して応援できるのはいいのですが。
 今日のスタジアムグルメ。奥はここに来ると必ず買うそばめし。(もっと熱くてパラパラしてるといいんだけれど、作り置きじゃしょうがないか。)手前の右は姫路おでん。現在姫路市在住のTさん(以前、遠州地方で私と同じ仕事をしていた。)を思い浮かべながら購入。(今回、仕事が多忙期でなく、また翌日が地域防災訓練じゃなければ自宅を訪ねたかったのだが。)手前右は神戸コロッケとのこと。つまみのつもりで購入したのですが、結構お腹いっぱいに。コロッケは結構美味でした。おでんは・・・個人的には静岡おでんの方が好みかな(ゴメンなさい! )
 いい天気です。中山を見送るかのように、空はサックスブルーです。
 中山最後の水色のユニフォーム姿、という意味でも大事なゲームでしたが、1点を争う厳しいゲーム展開に結局彼の出場機会はなし。それでも短時間ではありましたが最後のゴンダンスを試合終了後に見ることができ、本当によかったです。その後、ホームの神戸サポ側からもコールが起き、それに応えるべくホーム側ゴール裏にも挨拶に行き、最後にピッチに一礼をしてロッカールームに下がる時にはスタジアム全体から温かい拍手が送られました。「ぼくたちの中山」にこれだけ温かい声援を送ってくれた神戸サポに感謝の思いを込めて、Jのリーグ戦では珍しく、神戸と磐田の間でエールの交換が行われました。中山にはぜひ札幌を牽引し、ケガに気をつけてがんばってほしいです。
 仕事も忙しく、まっすぐ帰ってもよかったのですが、帰りの新幹線は豊橋からの上り在来線に接続できる最終ののぞみを予約しました。というのは、せっかくこの時期に神戸に来たのであれば、ルミナリエを見ない手はないと思ったからです。しかし、ものすごい人ということで、JR元町駅前のあたりから行列帰省が始まっていました。これに並ぶために地下鉄はみなと元町で下車したのですが、実際には旧居留地・大丸前の方が近かったようです。行列に並んでから現地にたどり着くまで40分ほどだったでしょうか。ご覧のとおりすごい人です。
 仲町通に達するとようやく電飾が見えてきます。最近の各地の年末の電飾はブルーや白色系が多いのですが、黄色系の暖かい色を基調として通りの終わりの東遊園地まで灯りのアーケードが続きます。基本的には逆進や立ち止まることは認められないのですが、あまりの美しさに立ち止まる人、写真を撮る人が続出です。
 光のアーケードの出口あたりに出ていた露店で買った豚まん。寒い中、熱々でボリュームもあり、おいしかった。でも、これでお腹が一杯になってしまいました・・・。
 東遊園地内の電飾です。ここは公園内なので、立ち止まったり座ったりしてゆっくり見ることができます。露店で食べ物や飲み物を買っていただきながら見ることもできます。美しさに圧倒ですが、鎮魂と追悼という本来の趣旨を思い出すと、何とも言えないものを感じます。
 残念ながら時間になりました。東遊園地から三宮までは歩いても10分ちょっと。新神戸まで歩いてもよかったのですが、確実に時間に間に合いたいのでそこから地下鉄で新神戸へ。最終ののぞみは最新のN700系です。
 N700系は速い速い。気がつくと木曽川を越えていました。名古屋まででも豊橋まででも特急料金は同じ、という話だったので、名古屋・豊橋間はこだまを利用しましたが、結局豊橋駅での接続が悪く、しばらく待たされ、名古屋からも接続になっていた新快速に乗って自宅まで戻りました。