日立柏サッカー場

 上野から常磐線快速で千葉県内陸部に向かうこと約30分、久しぶりに柏を訪れました。前回の時はJのステージ優勝を見届けるために「柏の葉」でしたが、今回は柏サポの聖地、日立柏サッカー場です。2007シーズンの開幕戦ですが、柏にとってはJ1復帰の第1戦にもなります。気合い入りまくりの柏の選手、そしてサポたちに対して、磐田はサポはともかく、フロント、首脳陣、選手とも、準備ができていなさ過ぎでした。
 結果は0−4の惨敗。心のどこかで「やっぱりな・・・。」と思える自分が恐ろしい・・・。

旅行日 2007年3月2日〜2007年3月4日(2泊3日だが、実質スタジアムへは日帰り)
観戦スタジアム 日立柏サッカー場
観戦試合 ジュビロ磐田vs柏レイソル
利用交通機関 往路:
東京まで東海道本線、東海道新幹線。有明ワシントンホテルに宿泊しながらゆりかもめ、りんかい線、京葉線、山手線、京浜東北線などで都内を移動しながら用件を済ませる。
最終日、有明駅からゆりかもめで豊洲へ。豊洲にて東京メトロ有楽町線に乗り換えて有楽町へ。JR有楽町駅から山手線にて上野へ。上野から常磐線快速にて柏へ。柏駅から徒歩にてスタジアムへ。
復路:
徒歩にてJR柏駅へ。柏から上野まで常磐線快速。上野から東京まで山手線。東京から東海道新幹線と東海道本線利用。
 滞在していた有明のホテルから柏に向かって出発します。まずは常磐線の出発駅である上野へ向かうためにJR線へ乗り換えられる駅を目指します。そのための交通手段をいくつか考えてみました。新橋までゆりかもめで出る方法、国際展示場駅からりんかい線で新木場へ出て、京葉線に乗り換えて東京駅へ出る方法、ゆりかもめで豊洲へ向かい、そこから東京メトロ有楽町線で有楽町へ出る方法といったところでしょうか。結局、有明駅から豊洲方向へゆりかもめに乗ったことがない私としてはゆりかもめで豊洲を経由し、有楽町へ向かうことにしました。この有明・豊洲間は開通してまだ間もなく、周囲の開発もまだまだです。途中には、築地市場の移転先や2016東京五輪(まだ開催地候補)の選手村予定地などの広大な空き地が広がっていました。
 有楽町でJR山手線に乗り換え、上野でさらに常磐線快速に乗り換えます。階段を下りたところには電車の影はなかったので??と思っていたら、階段のはるか後方の行き止まりになっているホームに停まっていました。以前に柏の葉に行った時にはもっと古いタイプの車両で、田舎の電車だな、という印象を感じましたが、今はこのような新しいタイプになり、最新の通勤電車、という感じです。(「E531系」というそうです。)
 発車後は住宅と商店と町工場が建て込んだ下町を抜け、金八先生が歩いてきそうな風景の荒川の鉄橋を渡ります。さらに亀有を通過し、江戸川を越えて千葉県に入り、松戸を過ぎるといよいよ敵地柏です。上野から約30分ぐらいでしょうか。
 柏駅に着きました。日立柏サッカー場に向かう場合は東口に出ます。柏市がどれだけの人口規模の都市なのかはわかりませんが、この駅前のにぎやかさと活気は確実に静岡県の地方都市よりも(わがホームタウンの磐田も含めて。下手すれば「政令指定都市」浜松市よりも)「上」という印象を受けました。ペデストリアンデッキ(日本で初めて作られたペデストリアンデッキらしいです。)では、黄色いサポのみなさんがスタジアムまでの地図などを配布してJ1復帰の開幕戦を盛り上げようとしていました。熱いです。
 ここで当時つくば市在住(単身赴任が終了し、その後数日で彼は浜松へ戻ることになっていました。)のflowerさんと合流。徒歩でスタジアムを目指しました。
 駅からまっすぐ延びる道を100m程歩くと、マクドナルドがあります。ここから斜め右側に進みます。ここから道は「通り」というよりは「路地」という感じで、「首都圏私鉄沿線の駅前からちょっとはずれた商店街」という雰囲気になります。一応「レイソルロード」という呼称はついているようです。
 レイソルロードを15分ぐらい歩いたでしょうか。変則的な交差点の向こうに公園っぽい雰囲気の一角が見えてきます。日立柏グラウンドに到着です。ちなみにこの少し手前に、私もflowerさんも共に心ひかれた「大勝」というラーメン屋さんがありましたが、結局試すことができませんでした。次、機会があったらぜひ。えー、flowerさん、ネット等の情報によると「煮干の効いた昔ながらの東京ラーメン」だそうですよ!!
 公園の中には日立社員の福利厚生用の体育館やテニスコートなどの施設がありました。(何か、どこかのホームスタジアムの周辺もそんな感じだったような・・・。)その一角にスタジアムはありました。右の画像はバックスタンド下。いかにも仮設、って感じですが、この無骨さがどこか欧州のスタジアムっぽい雰囲気を醸し出しています。ちなみに画像の左側部分は一部の売店部分を除くと全てトイレになっています。待ち時間解消のためにも、トイレが多いのはいいことです。
 その雰囲気はプレミアなみ、とも言われる日立柏サッカー場、当然ながらサッカー専用です。画像はアウェー側ゴール裏。前3列がベンチシート(?)、その後ろは完全なる立ち見席で磐田と一緒です。ホーム側からあふれたレイソルサポがゴール裏バック寄りを少し侵食していて、間に若干の緩衝地帯が設けられています。ここも仮設っぽいつくりです。画像には移っていませんがこの画像の左側にこれまた仮設のオーロラビジョンがありました。(位置的には磐田と同じ位置です。)
 ぴあの先行予約で確保していたバックスタンドアウェー寄りの指定席に座ってみました。ピッチへの距離感は磐田と同じぐらいですが、目線の高さが磐田よりもかなり低い。我々は2列目だったのですが、座っていると選手よりも低い目線で選手を見上げる感じです。臨場感が伝わってきます。ただ・・・欲を言うと、少々窮屈。(これはわがホームも一緒か?)ボールが右側遠くに運ばれると、隣の人の頭で視界が遮られること。それから通路より前の列は前列と後列の間に高低差がないので、前の席にでかい人が座るとこれまた視界が遮られてしまうこと。(下の画像を見ていただくとわかるでしょう。)
 すごいな、と思ったのは、ゴール裏にネットが何もないこと!まさに気分はプレミア!!(もっとも、ゴール裏のみなさんは立ち上がって応援しているところがプレミアとちがいますが。)最前列には一応透明のボードがありますが、気を抜いているとゴールをそれたボールがダイレクトに自分に襲いかかってきます!!
 この日は・・・柏さんは決定力が高く、ゴールを4つも決めてくださいましたので・・・(涙)。
 0−4という結果になりました・・・相手がJ2からの昇格組であること、開幕戦であること、はるばる来たアウェーであること・・・虚しさが何倍にもなって襲ってきます。暗くなったレイソルロードをとぼとぼと駅へ戻ります。心なしか周囲の人も元気がないような。そりゃそうでしょう。レイソルサポはまだまだスタジアムで有頂天。そんな中、今ここを歩いているほとんどの人は、惨めな気持ちになりたくなくてスタジアムから早々に退散した磐田サポのように感じます。
 東武野田線とつくばエクスプレスでつくば市に帰るflowerさんとは柏駅でお別れ。私は上野へ向かう常磐線快速に乗車します。私はこのままどこにも寄らずに家まで帰るということで、帰りの切符を買うことにしました。都区内から浜松行きの新幹線の自由席回数券を既に持っていたので、柏駅からは東京23区内の最初の駅までのきっぷを買えば、浜松まで戻ることができます。江戸川の向こうの最初の都内の駅、金町までの290円きっぷを購入しました。
 失意にくれながら上野まで。その後も0−4ショックを引きずりながら、3日間楽しませてもらった街の灯を背に東京を後にしました・・・。