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博多の森は福岡空港のすぐ隣。すごくきれい。球技専用だけあって見やすい。そして雨天時には屋根付きはうれしいです。結構空いてるかと思いきや、キックオフ時には最前列の雨が入ってくる席以外はほぼ満席。17000人入ったそうです。
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メインとバックスタンドは最前列数列を除いて大きな屋根がかかります。ということでポンチョは不要。うらやましいです。 |
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スタジアム名物数々あれど、博多の森は充実していました。さすが、屋台の街だけあって、スタジアムの売店も「売店」というより「屋台」という雰囲気でした。(ただ、街に出ているカウンター式の屋台ではなく、夜店というかテキ屋さんという感じでしたが。)また売っているものも、博多っぽいものが多く、味もその辺のスタジアムのふつうのものよりおいしかったです。 |
「博多うまいもの揚げ」(という名前だったと思うが)。ま、いわゆる揚げはんぺんだと思うのですが、中に博多らしい名物が入っているのです。私が選んだのは「めんたいきくらげ」「地鶏高菜」「しそちりめん」。揚げたてをいただいたのですが、フワフワした中につぶつぶと「具」がはいっていて、食感も楽しめ、ビールにも合う。結構おいしかったです。 |
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2番目に頼んだのはさつまいもの天ぷら。これも揚げたてをいただき、ほくほくしてうまかったです。でも、博多の人って天ぷらが好きなのでしょうか。夜の街の屋台にもラーメンやおでんのほかに「天ぷら」ってのが目立ったような。 |
街の屋台もそうだったけれど、スタジアムの売店でも多かったのが、「鶏肉もの」。静岡県のテキ屋さんにも、「博多の地鶏」なんてのが時々あるけれど、「地鶏唐揚げ」「地鶏炭火焼き」「焼き鳥」「とり皮」などの店がスタジアム内にもズラリ。3番目にはその中から「地鶏炭火焼き」を買いました。こりこりしてたり、ジューシーだったり、いろんな部分が入っていたようで、おいしかったけれど、少し冷めていたのが残念。でも、とにかくこの売店の雰囲気、「酒飲み」にはたまりません。試合開始前にビールをおかわりしてしまいました(!?)。 |
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試合は清水のゴールで先制したものの中盤が作れず、苦戦しました。手数をかけすぎる一方、ちょっとしたミスや相手の寄せの速さに次々とボールがカットされ、いいようにつながれます。そのうち、左サイドに西が引っ張り出されます。(目の前でした。)その瞬間、これはやばい、ぬかれる、という予感がしました。結果はその通りとなりました。福岡の服部に渡り、見事に決められてしまいました。その後も前節と似て、ノ・ジュンユンの見事なFKから逆点されてしまいます。GK山本、一歩も動けず、ガックリと膝をつきます。こいつもダメ。いくら決められても、ガックリと膝なんかついちゃ。ハートが弱すぎです。2003年現在、先発メンバーの彼ですがこの時以来、私は彼を信用していません。 |
いつもより早い時間の川口投入も今回はカンフル剤にはならず、そのままずるずる時間が過ぎていきます。それでも少しこちらがコントロールできるようになったのは、相手が一人退場になってからでしょうか。中山へのファールでPKを得て、それを服部が決めた後は、すこし福岡もガックリ来たのでしょうか、少しずついい感じになってきました。でも90分では決められない…90分勝ちが至上命題なのに…。祈るような気持ちで見つめる中、最後に中山のVゴールが決まりますが、喜びは半分でした…。 |
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試合終了後、他会場の結果が入ってきました。でも、鹿島の勝ちがアナウンスされると、またガックリ。しかも博多の森ではVゴール勝ちだということがアナウンスされなかったため、私はその時点で、勝ち点差が「4」に開いてしまったと解釈してしまい、ますます憂鬱に。おまけに帰りのバス待ちの列がものすごく、これだったら歩いて空港まで戻った方がいいかと考え、離着陸する飛行機を横に見ながら足取りも重く空港の外周道路を戻りました。
空港から出ている地下鉄で都心の宿へ。自分の部屋でTVをつけ、初めて鹿島が延長勝ちだと知り、まだ望みは絶たれていないことに気づきました。それを聞いてやっと少し立ち直り、街へ出ようか、という気になりました。
翌日は志賀島の金印が出てきたという場所へ行ってみたり、博物館へ金印の実物を見に行きました。 |