過去ログ September,2003

4 September,2003
「神の力」
ではない。
「紙の力」。
その力は絶大だ。
「勤め人」ならどんな業界の人でもそれは承知していると思う。
採用内定、人事異動、昇進、退職、そして場合によっては「リストラ」・・・。
1枚の紙に書かれた内容によって、人生が変わることもある。
ま、今回の私は人生が変わるというほどのものではないが、
「出張命令書」をいただき、この「紙の力」のもと、
十年以上やってきた仕事を離れ、
全く異なる業種の職場へ1ヶ月の期限付きで「派遣」されることになった。
専門的な知識と経験が必要な業種で、
現在のところ、仕事の流れをつかむのに精一杯。
私は全く現場で役に立てていない。
ある意味、つらい。
でも、1ヶ月だけの派遣だから、
という甘い考えで勤めては、
派遣先の職場の人にも受け入れられないだろうし、
何より「顧客(とりあえずそういう言い方にしておく)」が許さないだろう。
「退路を断つ」ぐらいのつもりで、
挑戦してみたい。

ということで、今月はセレッソ戦と
月末の柏戦しかスタジアムに行けません。
っていうか、「行きません!!」
それぐらいの心意気でやっていこうと思っています。

(とりあえず私の決意表明におつきあいいただきまして、どうも。)
16 September,2003

(テレビ朝日のニュース画像より)

「いいなぁ。」
というのは下の画像ではない。(^^ゞ左の画像。
「18年ぶりの優勝」。
初めに言っておくと、私は野球は「支持球団なし」の「無党派」である。
でも、前回の優勝の時のことはよく覚えている。
世間の厳しさなど全く知らず(今も知らないかも)、
楽しいことを探し回って、気楽に毎日を過ごしていた頃のことだった。
あれから18年。私も変わった。
学校を卒業し、仕事に就き、
そろそろ職場でも「若手」とは言われないぐらいになってしまった。
18年という歳月は本当に大きい。
ファンの心に蓄積されたものも大きいだろう。

一方、我が磐田。
毎年のようにステージ優勝し、それが「当たり前」のようになった。
いつしか優勝することに「慣れっこ」になってしまっている。
でも、その毎年当たり前のように体験してきた「優勝」というものが
まだ望みがなくなったわけではないが今シーズンは厳しくなりそうだ。
下手をすれば来シーズンは・・・???
そんな磐田を、「何やってんだ」とか、「情けない」とか、
「タイトルをとってこそ磐田だ」、とか思うようになっていたが、
18年ぶりの優勝に歓喜する人々を見て、思い出した。
真剣勝負の中でJ1に残留し、タイトルをとるって
実はそんな簡単なことではなかったのだ。
J参入当時はあんなに苦労していたではないか・・・。
以前も書いたが、もはや磐田はJの中で突出した存在ではない。
タイトルを奪うことは以前のようにはいかないし、
もしかしたら、しばらくブランクが空くかもしれない。
それでも力を送り続けようと思う。
だから・・・頼みます、監督、そして選手のみなさん!!
プライドをもってファンのために戦ってください!!

M崎くんご夫妻、ご結婚おめでとうございます!!!
って、この画像じゃ何だかわかんねーよっ!!!(^^;;  
なお、これだけぶれているので「肖像権」とか言わないようにねm(_ _)m

17 September,2003

17日水曜日、週の真ん中に与えられた休日の朝、
朝刊のスポーツ欄に目を通し、その隅っこの記事に「衝撃」を受けた。
そしてPCの電源を入れ、あらゆるサイトを開きまくった。
磐田GK、アルノ・ヴァンズワム、契約打ち切り・・・。
「あの」佐藤洋平を「獲得」した時から嫌な予感はしていたが、
現実となってしまった。
確かに年齢的に高く、いつまで磐田のゴールを守れるかははっきりしない。
また、年間何度か、明らかに「ミス」といえるプレーをしてしまうこともある。
しかし、中山不在の今、「ハート」を感じる唯一の男だった。
そして常に我々サポを大切にしてくれている男だった。
京都戦のように、サポのことを忘れ、
感情にまかせて「チームのために戦う」ことを見失う選手が出るようになり、
また、どうにもうまくチームがかみ合わず、勝てなくなっている今こそ、
磐田には彼のような男が必要だと思うのだが。

憶測でものを言うことはよくないかもしれないが、
球団は、コーチングスタッフは、そんなアルノの価値を認めず
彼を切るきっかけを探していたのではないか?
そしてこの間のセレッソ戦の2失点を
彼を「戦犯」にして、それにあててしまったのではないか?
練習ボイコットは許されることではない。
でも、彼がそういう行動に出てしまうような不誠実な対応が
球団、コーチングスタッフにあったのではないか?
その「不誠実」の原点にあるものは何か?
私は磐田という球団に対してぼちぼち感じ始めている。
(問題になるので、詳しくは書かないが。)
あとは「チーム崩壊」にならないことを祈るのみである。

最後に・・・
アルノ、あなたからもらった感動を忘れません。

26 September,2003

今までやってきた仕事とは全く異なる職種である、現在の職場に
「派遣」されてまもなく1ヶ月。
まもなくこちらでの任期が終わり、「本来の職場」に戻る。
「帰る場所があるから」というつもりで仕事をしていては
「顧客」や新しい職場の人に受け入れられないだろうと
「退路を断つつもりで」とまで言ってやってきた
現在の職場での仕事。
しかし実際には簡単なものではなかった。
「知識」と「経験」、そして「資格」がものを言う職種だった。
集まっているスタッフは、まさに「プロフェッショナル」。
1ヶ月程度で「素人」がどうこうできるものではなかった。
そういう意味では十分「入り込む」ことができず残念である。
ただし、無駄に1ヶ月を過ごしたわけではない。
少しは現場で役に立てるようになったと思うし、
自分が今までやってきた仕事を見直すきっかけにもなった。
これを「財産」に、また来月からリスタートしたいと思う。
(ただ、元の環境に「慣れる」までまた時間がかかるかもしれないが。)

左の写真は、いくつかある通勤パターンの中の一経路からの
私が常日頃「いいな」と思っている風景である。
この通勤路を通るのも、あと数回、
(大体どの辺りかバレバレですよね・・・。)
サッカーの試合で言えば後半40分を過ぎたぐらいだろうか。
「塩爺」の「パクリ」ではないが、
タイムアップの笛が鳴るまで全力で走り、今の職場の役に立ちたい。