過去ログ  May ,2004

「それはないだろ・・・。」
グラウが倒された時、だれもがPKを確信した。
少なくとも、この試合、追いついて終われる、と思った。

しかし、あのお方にはどうもそうは見ていただけなかったようだ。
日本が世界に誇るW杯主審はイエローカードに続いて、
何と赤いカードを取り出したのだ。
えっ?今日森岡はその前にカードもらってたっけ??
一瞬???と思ったが、違うのだ。
そのカードはロドリゴ・グラウに示されたのだ。
どう見てもおかしいと思ったが、家へ帰ってビデオで見て激怒した。
森岡、挟んでるじゃないか!?
ま、仮にここでPKを取れたとしても、
それが決まったかどうかわからないし、その後の時間帯で
どういう展開になったかはわからない。
でもかなりの確率でスコアは1−1になったはずなのだ。
やってくれるぜ、W杯主審さんよ。
もっとも、磐田の動きは目に見えて重かったし、
精度の悪いプレーが多く、フィニッシュにもっていけなかった。
清水のプレスも効いていた。
しかしねぇ・・・しょぼん。
J今期初黒星とか言ってるけれど、
ACL、ナビスコと、実は公式戦3連敗なのだ。
踏ん張らねばならない。
次節まで中2日しかないのだ。
連敗は許されない!!!

2 May,2004

5 May,2004

よかったよ、勝ち点3。
だって何かがちょっと狂っていれば、もしかしたら勝ち点1どころか
0だってあり得た試合だったから。
相手は大分。昇格2年目だが、今のJではそんなことは関係ない。
一時期のように「ごちそうさま」的に勝ち点3をくれるチームは
もはやないのである。
実際、今回もかなり苦しめられた。
決定力のあるチームだったら数点差つけられてた・・・。
何はともあれ課題は多い。
グラウがいなくなると、すっかり点が取れなくなる攻撃陣。
前まで運んでおきながらそこで囲まれてボールを奪われる悪い癖。
若手の前で凡ミスを連発するベテラン陣。
元気と積極性は見られたが、まだ「磐田レベル」までは届かない若手。
この先G大阪、横浜Fマリ、市原・・・強豪が続く。
来週には「ぼくたちのチャンピオンズリーグ」もある。
今週末から来週が1stとACLの「山」だ。
何とか気持ちをつないでいってほしい。

ところで、試合前に「買いすぎて余ったチケット」をBゲート前で売った。
「フリーゾーン大人券あります」と書いた紙を持って通る人にアピール。
何か、昔やった大学祭の模擬店を思い出した。
これはこれでちょっとスリルがあって面白かった。
ただ、ヤマハFCにはちょっと御迷惑だったか?失礼。

15 May,2004

そんな試合をやっていては、優勝なんてできない・・・。
忘れたのか?2003年11月29日を・・・。

毎日見ている人には別に何てことはないこの景色。
でも私はこの景色を見ると、自然と頭の中に
「夜明けのMEW」(by小泉今日子)が流れ出す。
学生のころ、だれが言い出したわけでもなく、
夜中に「温泉に行こう!」ということになり、
車に乗り込み、修善寺の「独狐の湯」を目指すことがよくあった。
沼津から414経由、海沿いのセブンイレブンで休憩した後、
海から離れてトンネルを抜けるとそこは伊豆長岡。
通過するだけの町だったが、狩野川沿いの道から見える山々は
遠州地方では見られない不思議な形で、今でも強く印象に残っている。
温泉帰り、夜明けが近づき東の空が白み始めるころ、
カーステレオから「夜明けのMEW」。
あまりにも出来過ぎたシチュエーションだ。
それ以来、あの曲を聴くとこの景色を思い出すし、
この景色を見ればあの曲を思い出すようになった。
あれ以来、十何年がたった。
本当に久しぶりに出張で伊豆長岡を訪ねた。
伊豆箱根鉄道に揺られながら、あの山並みを見たとき、
何とも言えない懐かしさがこみ上げてきた。
ただ、景色は変わらないが、あの時から確実に時は過ぎている。
キョンキョンは結婚し、そして離婚(でも変わらずキレイ)。
伊豆へ向かう道もよくなった。
「修善寺町」は合併で消滅し天城湯ヶ島、土肥、中伊豆と「伊豆市」に。
(ちなみに伊豆長岡町は韮山、大仁と来春「伊豆の国市(!?)に)
さらには「独狐の湯」は現在入浴不能との噂。
そして何より、もはや自分は夜中に「温泉行こか!」と言ってるような
歳でも立場でもなく・・・。
狩野川の流れを見てふと思った。

「ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・。」

18 May,2004