過去ログ July,2003

12 July,2003

行こうか、どうしようか迷っていた。
どこへって、大分ではない。国立へである。
(大分の件については、また明日にでも・・・。)
女子W杯プレーオフ2ndレグ、
日本女子代表vsメキシコ女子代表。
仕事の忙しさのピークは過ぎ、行こうと思えば行けたし、
日の丸をつけ、W杯出場のためにボールを追う青い戦士の背中を押したい、
青い服を着てその場で手を叩き、声を出せれば、力になれるかとも思ったが
来週は職場の旅行で東京に行く予定があるし、
再来週は柏戦を見に国立へ。
その翌々週は埼玉へ行こうか、とも考えているので、
節約につとめねば、と考え、テレビ観戦にした。
でも、よかった。祝、4大会連続出場!
そして、澤穂希、すばらしい。
目立たない時間帯もあったが、
決めるところではきちんと決めてくるし、
彼女が決めた後、試合の流れが変わったところからも
このチームで彼女がどういう存在か、よくわかる。
2点目も彼女がマークを引きつけたところをうまくついたものだ。
98年、友人と女子代表の試合を見た時に、
その友人が彼女がいかにすごい選手かを語っていたのを今でも覚えている。
ぜひ、本大会でも活躍することを期待したい。

改めて・・・国立、行けばよかったかな・・・。

(Sky ParfecTV より)

「別府に行きたかったなぁ。」
BSで、満員のビッグアイを見ながら、そう思った。
大分トリニータのJ1昇格が決まって以来私が楽しみにしていたのは、
「大分のアウェーゲームを見に行きながら別府温泉に入ること。」だった。
湯布院もいいけれど、割合高めということもあり
手頃な値段で温泉のある別府のホテルをリストアップして、
J1の日程発表を楽しみにしていた。
しかし・・・出されたJ1日程は冷酷なものだった。
日曜夜のナイトゲーム!?
土曜日なら泊まって次の日帰ってくることもできる。
でも、日曜のしかも夜では終わってから帰る「足」がないじゃないか!?
翌日月曜日が仕事の私には、断念せざるを得なかった。
忙しかった仕事が一段落ついたこともあり、
「癒し」を趣味とする私としては、磐田の自力優勝復活を見届けるのと
心身の癒しのために行きたかったところであるが、仕方がない。
確か去年の札幌戦も安いツアーを探してねらってたのに
日曜夕方のゲームで断念したような・・・。
W杯開催スタジアムを2つ、行き損なってしまった。
代わりといっては何だが、どうしても温泉に入りたくて、
近くの日帰り温泉で半日近くふやけてきた。

これで優勝の行方は次節にかけられた!
残り試合、全部行くつもりだから、頼むぞ!!
13 July,2003
駅に寄って来た。
この夏の「遠征」のためである。
「青春18きっぷ」。
私の記憶が確かならば(料理の○○風)、
このきっぷが発売されるようになって既に20年近く経つのではないか?
確か伊藤敏博という国鉄マンシンガーソングライターが
同名のタイトルの曲をザ・ベストテンで歌ってた記憶があり、
多分そのころから売られていたのだろう。
しかし、未だかつて私はその切符を使って旅したことがなかった。
学生時代、貧乏旅行をすることはあったが、
さすがに行きも帰りも全線普通列車にしよう、ということはしなかったし、
(学生時代、「ワープ」を使いつつ、四国まで片道だけそうしたことはあったが。)
仕事についてからは、安さよりも「時間」と「疲れないこと」を第一とし、
これに目もくれることなく「新幹線自由席特急回数券」を使って遠征をしてきた。
でも、1日2300円で乗り放題なら・・・
関西新快速日帰り往復なら、片道1150円ってことになる。
(もっともこの季節はデーゲームはないので、それは無理だが。)
関東なら帰りに夜行快速「ムーンライトながら」を使えば、
ナイトゲームでも宿泊なしで往復でき、片道2300円(+指定券)だ。
この夏は浦和戦、それも中立地国立ではなく埼玉に乗り込もうと思う。
(本当は話のネタに駒場がよかったのだが、磐田戦は客の入りがいいようで
最近のリーグ戦はすっかり埼スタでしかやらないので、しかたなし。)
その前に柏戦@国立もあるし・・・。
こいつにハンコをためながら、安価に敵地を体験してみようと思う。
16 July,2003
左の画像でどこかわかる人は、なかなかの方だと思う。
大一番の市原戦を翌日に控え、職場の旅行で東京に行って来た。
でも、ありがちなTDLとかTDSではない。
今回の目的地はできて1年以内のトレンドものを2つ。
まさに今話題の「レインボーブリッジ」を渡り(封鎖してなかった(^^ゞ)、
お台場の「大江戸温泉物語」へ。
「癒し」を趣味とする私は、これはこれで感じるものがあったのだが、
それ以上に今回心動かされたのは、その後見に行った
「マンマ・ミーア!」である。
「ライオン・キング」のフリークではあるが、
別に劇団四季自体の熱狂的なファンというわけでもない私、
「ライオン・キング」以外はキャッツを静岡で1回観たぐらいである。
でも、この「マンマ・ミーア!」については開始当初から心ひかれるものがあり、
ぜひ、観たいと思ってきた。
新橋のごちゃごちゃした古い空間(あれはあれで好きなのだが)から
まさに「異空間」と呼ぶにふさわしい、新しくなった汐留へ。
その中の電通四季劇場「海」へ。
初めての劇場、青くライトアップされたステージ、
ますます期待が高まってくる。そして・・・。
素晴らしかった!観に来てよかった!

「ネタバレ」になってはいけないので細かくは書かないが、
ドナとソフィーの母娘のつながりとか、それぞれの友人たちとのつながりとか、
結婚を前にして母に感謝しつつ父への想いを断ち切れない心の葛藤とか・・・、
まだまだあるのだけれど、一言では表現できない・・・。
それを最高の歌とダンスと、何気ないしぐさを含めた演技で表現し、
ビンビン伝えてくれていたように思った。

シオサイトから新橋駅に戻る時、現実世界に戻ってしまうさびしさを感じた。
2時間ちょっと、ホント最高に楽しませてもらいました。また来たい!
20 July,2003
試合終了後、Eゲートへ向かって進む人の波の中は、
みな、足取りが重かった。
自力優勝消滅、残り2節。状況はかなり厳しくなってしまった。

勝ちきれなかったのにはいろいろあると思う。
吉田寿光主審の不安定なレフリング、
高橋佳久、間島宗一両副審のどちらかの、理解できない「戻りオフサイド」判定、
納得できねぇ!!
もちろん市原も気合いが入っていた。
あれが決まっていれば、というものを何本はね返されただろうか。
ただ、それを乗り越えてでも、勝たねばならなかった。

後ろを歩くオジサンの会話が耳に入る。
「やっぱり河村には荷が重いんだよ、福西の代わりは。」
私も同じことを感じていた。
もちろん、河村一人の責任というわけではない。
そもそも次節がこの大一番とわかっていながら、
前節、イエローをもらう軽率なプレーをした福西もどうかと思う。
でも、この大一番で アルノが神がかり的なセーブを連発し、
グラウには中山がのりうつったかのように走り回っているというのに、
出されたボールを追わない、ボールをもらえば出し所に迷う、というのは・・・。
その他にも・・・俊哉も水曜日の疲れがあるのか、動きが今ひとつだった。
前田も突き放されてから追いつく2点目は素晴らしかったが、
もう少しプレーに正確性があれば、と思える部分もあった。
(私は厳しい?)

この虚しさからぬけ出し、気持ちを前向きに切り替えるには・・・?
さすがに劇団四季をまた見に行くわけにも行かないし、
「踊る大捜査線」でも見に行こうかなぁ!?
ただ、他力本願といわれようと、まだ可能性は残っている。
市原は「優勝を勝ち取る」というプレッシャーに「慣れていない」弱さもある。
(そういう意味では、横浜の方が手ごわい。)
信じて来週、国立に乗り込む。
21 July,2003
27 July,2003
自力優勝が復活したわけではない。
勝ち点では横浜にまだ1差があり、圧倒的に不利であることには変わりない。
試合内容も決していいものではなかった。
でも、うれしかったし、感謝している。
最終節まで磐田サポとしての誇りをもって戦うことができることに、
そして最終節までドキドキさせてもらえることに。

まだ何があるかわからない。
まずはFC東京にキッチリ勝つこと。
服部(そして後でわかったことだが、実は西も)の出場停止、
決して楽観はできない。
危機感をもって90分、戦いたい。
そしてその結果を誇りをもって受けとめたい。

ムーンライトながらにゆられながら、
大船を過ぎてもなかなか寝付くことができず、
目を閉じながらぼんやりと
国立で戦っていた選手たち、試合後にあいさつに来た選手たちを
思い出しながら考えているうちに
そう思えてきた・・・。